10月11日(火)15時~『WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム』第1弾対戦カード発表記者会見がおこなわれ、IWGP 世界ヘビー級選手権試合(ジェイ・ホワイトvsオカダ・カズチカ)、IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ(石森太二vsマスター・ワトvs高橋ヒロムvsエル・デスペラード)の6選手が出席した。
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■『WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム』
2023年1月4日(水) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
※「ロイヤルシート」は完売、「バルコニースタンド」は残りわずかとなりました。
★チケット好評発売中!
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■IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ
●(チャレンジャー)マスター・ワト選手のコメント
「マスター・ワトです。昨夜、両国国技館で石森さんから3カウントを取ったので、シングルマッチ、1vs1でIWGPジュニアヘビー級選手権をしたかったのが本音です。ですが、東京ドームで4WAYマッチが決まりました。
最後に、この自分の腰にIWGPジュニアヘビー級王座を巻いてるのは、俺だ。こう、宣言させていただきます(デスペラードが大げさに拍手。鳴り終わると、続けてヒロムが拍手)」
●(チャレンジャー)高橋ヒロム選手のコメント
「昨日、リング上で何も挑戦表明ができていないのに、4WAYに入り込めた“令和のミスターラッキーちゃん”高橋ヒロムです。4WAY、懐かしいですね。IWGPジュニア戦の4WAYは、2018年の1月4日の東京ドーム、ウィル・オスプレイ、マーティー・スカル、KUSHIDA、お大事に。そして高橋ヒロム、この4人でしたね。
それから5年後の2023年の1月4日、また4WAYとしてこの場に座れていること、これはすごくうれしいな、そしてラッキーだなと思っております。あらためて、欲の深い男だな、高橋ヒロム。ヨッ、高橋ヒロム、自分でそう言ってあげたいと思っております。
で、昨日、リング上で何も言えなかったので、リング上にいた理由も含めてお話したいと思います。まずは、この1年半以上、俺の腰に巻けていない、そのIWGPジュニアヘビー級のベルトが! どうしても! どうしてもほしい! 次に、誰にも何も言わず、メキシコからわざわざ日本に来てまで、あの行動、あれだけすごい行動を起こしたティタンに、触発されました。
そして! KUSHIDA選手が欠場になってからの行動力、この最強の男、石森選手を倒した事実、マスター・ワトに興味がわきました。以上の理由です。あらためて、俺の挑戦に何か文句はございますか? この時代のプロレスを見せた上で、勝ってチャンピオンになりたいと思います。以上です。あ、すみません! ごめんなさい、もうちょっといいですか? あの~、お三方ですかね。あの、SNSで、あの宮古島ですか。宮古島に行きたいみたいな、お話をチラッと拝見しました。それであの、僕は何もできなかったので、まあ、なんていうんですかね、プランと言いますか、それをちょっと作ってみたので、お渡ししたいなと思います。
(3人や司会者、マスコミに何やら用紙を配ってから)まああの、少しでも楽しんでいただけたらと思いまして、寝ないで作ってきました。ありがとうございます、以上です」
●(チャレンジャー)エル・デスペラード選手のコメント
「(※ヨイショと立ち上がると)ハイ、え~とですね……、まあ、タイトルマッチは決まっていたとは思うんだけど、それでもやっぱり査定というかたちを取って、長い長いシリーズを一人で引っ張ってきて、結局、その査定を終えることもなく、まあ、病気はしょうがない。これはチャンピオンも言ってたな、誰のせいでもない、こればっかしは。
でも、そのモチベーションがブチ折れたところで、それでも手を挙げて、スペシャルシングルマッチにこぎつけて。スペシャルシングルだから、べつに俺、いまさらチャンピオンとシングルやって、タイトルマッチでもねえのにシングルマッチ一回やって、それでもう一回、次、順を追ってタイトルマッチをやるくれえだったら、べつに査定とかスペシャルシングルとかいらねえからと思って。
いや、まさか(ワトが)勝つと思わなかったし、まあ、リングに上がってったら、ヒロムが先にマイク取っちゃったから『あ、これ、ダメだ。コイツにしゃべらせたら、10分も20分もしゃべって、俺のしゃべるタイミングがなくなる』と思ったから、うしろから目をつつかせてもらったけど。まさか、ここでよお、なんもしゃべってないのに、4WAYとか言って、一人入ってくると思ったのに、チャンピオン。上にいるからって、数に数えちゃダメですよ、こんなヤツ。まあ、俺が3人って言っちゃったのが間違えたかもしれないけどね、そこは。
でも、実際、ヒロムがワトの覚醒までにあと2年とかっていうのを、ちょっと前に言ってて。で、実際に俺がタイトルマッチをやったあとに、『あ、コイツはそんなに時間がかからんかもしれんぞ』と。言ってはいたが、まさかこんなに早い段階で、石森から一本取るとは思ってなかったので、正直驚いています。それは素直な感想。
あとは、4WAY。まあ、しょうがない、やるとしてもだ。一個提案として、新日本プロレスで3WAY、4WAYがあるときに、けっこうこれが頭を使うところで、それがおもしろいところでもあるんだが、3人いようが4人いようが、試合権利はリング上の二人にしか存在しない。その二人の中でしか決着がつかないというルールが、なかなか俺には消化不良なところを残してるんじゃないかと思ってる部分があり。俺自身もそのルールだと窮屈だなと。頭を使うのは楽しいんだが、それ以外のもっとこう、縛りの少ないルールでやりたい。
4WAYはいいとして、全員が権利のある状態で、エニホエアルールというのはあんまり好きではないので、リング上での決着は必要として、タッチがいらない4WAYでやりたいというのが、俺の要望です。まあ、それをここに言ったってしょうがないのかもしれないけどね。
あと、俺が行きたい宮古島はね、べつにブルータートルに行きたいだけであって、(ヒロムの配った紙を見せながら)こんな感じでワトがついてくるんだったら、俺、いらないからね。(ここでワトがマイクを握り『でも、聞いた話、ブルータートル、すごくいいとこらしいので……』)ブッ(と吹き出し)、知らねえよ! (ワトが『俺も行きたいですよ』と続けると)オマエだけ行ってろ……、ああ、ダメだ、ブルータートルは俺が行く場所だから。(ワトに対し)撮影係だったらついてきてもいい。
(※ワトが『いやあ、それは……』と返すと、ヒロムがマイクで『いや、ちょっと待って。こんなに盛り上がると思ってなかったから、恥ずかしいんでやめてもらっていいですか?』と諌める)オマエの力作だろ、オマエががんばって作ったんだろ?
(※ヒロムは『寝ないでがんばったのは事実だけど、オレは配った時点で満足だから、そんなに話を広げてほしくなかった。まあ、ありがとう。がんばった』と返すと)恥ずかしいんだったら、いつまでもこれ(用紙)持ってるけどな(※ヒロムが『マジで寝ないでがんばった』と返すと)マジか……。寝ないでがんばって、この半透明のワトが最高だぜ。
(※するとワトが『一番恥ずかしいのは俺だと思うんで』とコメント)まあ、オマエのほうだな。このあとしゃべる石森さん、がんばってください」
●(チャンピオン)石森太二選手のコメント
「まあ、いろんな思いがあると思うけど、この4WAY。まあ、以前から、リマッチを望んでた宮古島のデスペ。そして、昨日、俺から勝ったワト。ヒロムはなぜか名乗り上げなかったけど、さっき理由を聞いたからよしとしよう。まあ! 見てのとおり、このメンバー、十分、チャレンジャーとして資格があるだろ、なあ。
だったらよ! まあ、俺はこんなこと言うのは俺らしくねえんだけど、プロレスの元旦、ドームでこのメンバーで、ド派手に! IWGPジュニアっていうのを見せて、観てるヤツがなんか感じ取ってもらえたらいい。ただ! ハッピーエンドにはならねえから。なぜなら、最後は俺が3人まとめて、ブッ壊す!」
※ここで司会が写真撮影へと進行しようとすると、ヒロムがマイクを握る。
ヒロム ちょっと一個聞きたかったんだけどね、デスペラード選手の4WAYのルール。ルールなんて、そんな細かく決まってたっけ? なんか、そのタッチがどうのこうのっていうのは、どういうこと?
デスペラード 俺たちがタッグで3WAYとかさんざん、やってきたんだけど、それ毎回、絶対タッチが必要だったんだよ。
ヒロム でも、これシングルだから関係ないでしょ、それは。
デスペラード タッグだから必要だけど、シングルだから必要ないってこと?
ヒロム そうじゃない? だって俺、2018年かな、やったときは関係なかったよ。もう目まぐるしい、わけわかんない状態の中、戦ったよ。
デスペラード マジで?
ヒロム だから関係ないよ。べつにタッチがどうのこうのとか、二人の中じゃないと成立しないとか、そんなのたぶんないよ。
デスペラード マ~ジか。
ヒロム 俺が2018年にやったときの話だけどね。俺はそれを知らないから、いまの話を聞いて、何の話だって正直思っちゃったんだ。だから、俺が経験した以上はそんなルールないから、デスペラードの思う存分、楽しめる空間になると思うよ。
デスペラード ホ~ウ、そいつはよかった。ついでにもう一個だけ聞きたかったのが、これ、大阪であるんだろ?(11.5大阪で「インクレディブルタッグマッチ」と題し、この4人によるタッグマッチが実現。通常のタッグマッチルールで行なわれ、誰と誰がパートナーになるかは後日抽選で決定とする)。
ヒロム ア~、ハアハアハア。
デスペラード この4人のタッグマッチって……。
石森 てかさ、俺、それ聞いてなかったんだよ。何それ?
ヒロム それ、どうやって決めんの?
デスペラード 知らない。俺だって、さっき聞いたんだもん。
ヒロム どうやって、誰と誰がタッグとか決めんの? それは。
デスペラード 知らんよ。
ヒロム (司会者に)知ってます? (司会者が『知りません』と返すと)知らない。俺は、やりたくないなあ。
デスペラード あたりめえだろ!
デスペラード 一緒。
ヒロム なんで組まなきゃいけないんですか?
デスペラード 俺がもし、ヒロムと同じコーナーに立つんだったら、相手は葛西純と竹田誠志じゃないと、俺はちゃんとやらんぞ。
ヒロム (ワトに)どうなの?
ワト 俺も~、誰とも組みたくないですよ!
デスペラード なんか、オマエに言われるとスッゲー、ムカつくな! なんだろ。
ヒロム あ、でも俺はべつにマスター・ワトとだったら組んでもいいかな。
デスペラード じゃあ、オマエらだけでやってろよ。
石森 俺やんないから。ぜってー、やんねえ(※と席を立つ)。
ヒロム それだったら、俺もいいよ。
ワト じゃあ、自分もいいです。
デスペラード じゃあ、俺もいいよ。(ワトに)じゃあ、俺もいいですってなんだ? 組んでもいいって、ヒロムが言ってんだろうが。
ヒロム だから、俺もそれはやっぱやめるわ。
デスペラード いいの? じゃあ、俺もいいわ。(※ワトが『チャンピオン、帰っちゃった』というと)チャンピオンいなくて、この3人残ったってしょうがねえだろ。(※ワトが『どうするんだ?』と問いかけると)知らんよ(※と退場)。
ヒロム (ワトに)どうすんだ? まさかオマエも帰る気じゃねえだろうな?
ワト このあと、写真撮影。俺、やってから帰るよ。
ヒロム オウ。
ワト 一緒にやろうよ。
ヒロム じゃあ、先行けよ。
※ワトがテーブルの前に行くと、ヒロムは自作の用紙をワトにわたし、撮影は無視して退場。ワトが「オイ、帰るなよ!」と声を掛けるも、ヒロムは「ありがとうございました!」と挨拶し、ドアの向こうに。一人残されたワトは、困惑しつつ単独で撮影に応じてから引き上げた。
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2023年1月4日(水) 15:00開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
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