真壁「俺1人が注目を浴びたら、力皇なんてカス以下だ」/真壁&本間が力皇&ヨネをこき下ろし!!
5月17日の記者会見で発表された「DOMINION 6.19」の対戦カード。真壁刀義選手は、IWGPヘビー級選手権試合の初防衛戦で、プロレスリング・ノアの力皇猛を迎え撃つこととなった。
また、真壁選手の相棒である本間朋晃選手は、力皇選手のパートナーであるモハメド ヨネ選手とのシングル対決が決定。新日本のG・B・Hとノアのディスオベイによる対抗戦という図式が浮かび上がった。
記者会見では、力皇選手の実力を認める発言もした真壁選手だったが、「俺とファンを納得させるだけのインパクトを持って来い」とキッパリ。今ひとつ煮え切らない胸中も露呈した。
そして、その不満は怒りとなり、会見終了後の囲み会見で大爆発! 相手を見下す過激発言が次々に飛び出すのだった——。
■マスコミとの質疑応答
–改めて力皇選手の印象は?
真壁「いま、なにやってんだよ? ノアを代表する選手だっていう肩書きもねぇだろ? 俺、前回(1月16日ノア赤レンガ倉庫)やって、『あ、コイツはなかなかやる選手だな』って感じたぜ? この俺の目が節穴かどうか、今度やったらわかんだろ。単なるダメだったヤツなのか? いいモン持ってんのか? そんだけだよな。それなりのモンをタイトルマッチの前に出して来なかったら、俺はおろか、マスコミもファンも、誰もお前のことなんか価値のねぇヤツと思うんだよ。消化試合になってしまう」
–最近、力皇選手がノアで目立った活躍をしていないという部分も、ひっかかりますか?
真壁「目立つ、目立たないとか、そんなことどうでもいいんだよ。そのテメェのファイトに心が入ってるかどうかなんだよ。是が非でも勝ちたかったら、ヒール名乗ってんだろ? なぜ好きなようにやらねぇんだよ!? カッコつけてるだけなんだろ? オメェもクソみたいな選手と同じかよ? オメェはしょせんそんなヤツかよ? そうじゃなかったらよ、見して来いよ。まわりを納得させるだけのモンを見して来い」
–力皇選手は、ノアでディスオベイというユニットを組んでいますが、真壁選手には響きませんか?
真壁「なに、それ??(不満そうに)」
–反体制の……。
真壁「(さえぎって)反体制なの、アイツら?? 響かねぇよ。この俺様には響かねぇ。この俺様だけじゃねぇだろ? ノアのクソファンたちにも通じねぇって、そんなもんは」
–G・B・Hと同じにされては困ると?
真壁「困るなんてもんじゃねぇだろ(苦笑)。違うぜ、オイ。違いすぎるぜ。1度でもいいから、オメェらのファイトだけでノアの会場をうならしたことあんのかよって。それを問いてぇよ、俺は。あるんだったら構わねぇぜって。ねぇんだったら三下以下だよ」
–やはり相手に不足があると?
真壁「実力的には不足はねぇと思うよ。だけど、それだけじゃプロのレスラーって務まらねぇぜってことだよ。ましてや、この俺が上がるリングだよ。俺1人が注目を浴びたら、お前なんかカス以下だぞ。観客も誰もお前になんか期待しねぇってことだよ。それでいいんだったら構わねぇぜ。せっかくこの俺様とやんだからよ、テメェが再浮上するためのモンをなんか掴みてぇだろうって。そういうモンを出してみろって、俺はただ言ってるだけだよな。それすらわかんなかったら、もうお終いだよ。プロレスラーやめたほうがいいよ」
–ようやく掴んだIWGP王座の初防衛となりますが、プレッシャーは感じますか?
真壁「プレッシャー? 脚がガクガク震えてるよね……絶対震えるわけねぇじゃん! だから、この初防衛に関しては、俺はベルトを持ってようが持っていまいが変わんねぇもん! ムカつくんなら潰してみろって。俺、誰にも潰されたことのねぇ人間だからよ。テメェらがいかに潰そうと思ったってよ、俺は潰れなかった人間なんだよ。そいつらを叩き潰してきた人間なんだよ。だから俺にベルトがあろうがなかろうが、俺の価値は変わんねぇんだよ。ただ、この(IWGPヘビー)ベルトがある限り、この新日本の顔だよ、俺は。チャンピオンだよ。てっぺんだよな? てっぺんである以上はよ、今度のタイトルマッチですげぇモン見せるからよ。それは俺の手腕にかかってるってこと」
–本間選手が先ほど言っていたヨネ選手との因縁というのは?
本間「忘れちゃった。悪いことすぐ忘れちゃうから。だけど、なんか鼻につくというか、やなヤツで。もともと気取ったところがあってさ。それ以上、思い出せないんだけど。基本、同い年なのに、上からガーッと来るヤツきらいで。あとは中途半端な人間も嫌いだし。どっちなんだよ? あれで反体制を気取ってんだったら、大間違いだって」
–本間選手はディスオベイを知っていましたか?
本間「本隊の一部だと思ってた。本隊=ディスオベイだと思ってたよ」
真壁「え? ノアの“恥部”??」
本間「反体制ってことは=ヒールでしょ? あのファイトを見てる限り、俺はNO LIMIT(高橋裕二郎、内藤哲也)と同じ匂いがしてやだね」
–真壁選手、本間選手へエールをお願いします。
真壁「エールもなにもねぇよ。本間がいつもどおりの闘いをやったら勝てるよ。勝てるし、観客はアイツらじゃうならすなんてできねぇんだよ。俺、実際にやったろ? 本間の対戦相手(ヨネ)に関しては、そんな価値なんかねぇよ」
本間「まぁ、俺は1回負けてるけど、あれはタッグで力皇がいたから奇跡的に勝っただけ。ホント、シングルで負けるしねぇから。もう新日本という名前を2度と出せねぇように、木っ端微塵に打ち砕いてやりますよ」
–本間選手は、真壁選手がチャンピオンになったことが、いい刺激になっている?
本間「なってますねぇ。IWGPタッグ、毎回毎回、(ジャイアント・)バーナード、(カール・)アンダーソンと、NO LIMITと、青義軍(永田裕志、内藤哲也)でばかりやってさ。納得いかないしね。その中にG・B・Hが入ったっていいじゃん。真壁、本間が入ったっていいじゃん。今はチャンピオンがシングルのほうに集中してるんでないかもしれないけど、あるときはありますよ」
真壁「そりゃ俺たちが出ちゃったら、確実に獲っちまうんだよ。獲っちまったら、次がねぇだろ」
●6/19(土) 『DOMINION 6.19』大阪・大阪府立体育会館大会