「杉浦か? 杉浦以外にいるのか?」“新王者”真壁刀義がIWGP王座奪取会見でノアを大挑発!!
5月6日(木)『レスリングどんたく2010』で、中邑真輔を破って悲願のIWGPヘビー級新王者となった真壁刀義が記者会見を行い、防衛戦の相手に言及した。
■真壁選手のコメント
「センキュー!(と腕を上げて登場)。……なんだろな? こないだの試合後の会見で話した言葉がすべてだけどさ、いま、ハッキリ言ってさ、チャンピオンという実感はねぇよ。
みじんもねぇからこそ、俺は変わらねぇと思うし、変わるつもりもねぇし。お行儀よくしたって、俺にはハマらねぇしよ。いままでの俺とは変わらない。変わらず に、自由にやらせてもらう。ただ、それだけだ!」
■報道陣との一問一答
——気になるのは次期挑戦者ですが、指名する気持ちは?
真壁「指名? ま、このあいだも言ったけどさ、チャンピオンになったから、この俺が指名するってのもおかしな話だろ? チャンピオンのこの俺によ、『挑戦させてください』と来るのが普通だし、じゃないとおかしいだろ?
ま、ハッキリ言って、俺を敵に回すのはみんな怖ええと思うよ? 有言実行だろ? 結果がハッキリ出てるし、指名する気はさらさらねぇよ。ただ、この前も言ったとおり、俺はノアのクソバカヤローがいるだろ? 俺は借りがあるんだよ。そのクソバカヤローたちに名乗る勇気があるなら、出てこいって!」
——2月のノア日本武道館大会で杉浦貴選手と闘ったあとに、「IWGPを獲ったら、もう一回」と発言していましたが?
真壁「う〜ん。対杉浦に関しては……ま、別に俺はどっちでもいいんだけどよ(笑)。杉浦なのか? 『杉浦さんが出るまでもない』というヤツがいるのか? ま、どっちにしてもカス以下だ!」
——真壁政権のマニフェストは?
真壁「マニフェスト? 俺は総理大臣じゃねぇんだからよ!(笑)。 ……ただよ、さっきも言ったとおり、いままで誰にさからってきたえわけでもねぇ。俺は思うとおりにやらせてもらうよ? 俺を振り向かすぐらいのインパクトを持ってこいって! そしたら、挑戦を受けてやってもいい。ただ、周りの人間が『やるな』と言っても、俺が興味を持ったら、そいつとやるぜ。好きにやらせてもらう!」
——どのぐらいのペースで防衛戦を?
真壁「そんなこと知らねぇよ! 会社が決めんだろ? 好きにはやらせてもらうけど、日程まで把握する必要はねぇだろ?」
——新日本プロレスの選手に言いたいことは?
真壁「言いたいこと? ああ……だからさ、いま俺がよ、てっぺんに立ってるんだよな? ということはよ、“濁流”が“本流”に変わったんだよな? ……つーことはよ、いままで“本流”気取りだったヤツらが“濁流”に変わってんだよ。どういうことかわかるか? 『一番あせってるのはアイツらじゃねーか?』ってことだよ。な? だったら、インパクト持って挑戦してみろって。そんなモン俺が叩き潰してやる。ただし、さっきも言ったように、いいか? 濁流は案外厳しいから気をつけろよ? それだけだ!」
——以前、「借りを返さなきゃいけない選手」として『NEW JAPAN CUP』決勝で敗れた、後藤洋央紀の名前を挙げてましたが?
真壁「いや? 誰だそれ……? あのよ? 俺は後藤洋央紀がどうこう言うつもりはさらさらないけど。いまのよ、おまえ(後藤)の闘い方? 精神力? 俺には届かねぇ。あのときみてぇによ、『譲れねぇものがある!』というくらいのものがねぇと、俺にはとどかねぇ」
——現時点ではそれだけ“インパクト”のある選手はいない?
真壁「いま? どうだろうな? 正直よ、俺自身の……ホントに思っていること? 心の中では一人いるよ。だけどいまじゃねぇ! それだけだ」
——タッグのベルトへの興味は?
真壁「なんだろうな? 俺は前、どっかのチャンピオンが言ってたよな。『ベルトの輝きがねぇ』と。いまのタッグチャンピオン……この前、変わったばっかだけど、前の王者に光はあるかい? 新しい王者はこれからかもしれねぇけど、俺には興味はねぇ!」
——今後の目標として、IWGP王者のまま『G1』連覇も視界に入れる?
真壁「だよね! いま5月か? 6月、7月、8月……。その前に一発は防衛戦が入ってくるだろうし、そいつをネジ伏せて。俺の中では去年獲ってるけど、2連覇したらカッコイイだろ?」
——カッコイイです(笑)。
真壁「超カッコイイだろ? だから獲りてぇよな? このあいだは『G1』は獲って、IWGPは獲れなかった。でも、今回獲ればベルトを持ちながら連覇だろ? 最高にカッコイイじゃん? それしかねぇな!」
新・IWGP王者がJCBホールに登場!!
■『SUPER J TAG TOURNAMENT 1st』全カード
5月8日(土) 東京・JCB HALL 17:00試合開始
■第1試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦〕
(無制限1本勝負)
獣神サンダー・ライガー&吉橋伸雄vsフジタ“Jr”ハヤト&野橋太郎
■第2試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦〕
(無制限1本勝負)
金本浩二&エル・サムライvsデイビー・リチャーズ&タマ・トンガ
■第3試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦〕
(無制限1本勝負)
飯伏幸太&オースティン・クリードvs外道&KUSHIDA
■第4試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 1回戦〕
(無制限1本勝負)
田口隆祐&プリンス・デヴィットvsマスカラ・ドラダ&バリエンテ
■第5試合:〔10人タッグマッチ〕
(30分1本勝負)
真壁刀義&本間朋晃&後藤洋央紀&永田裕志&井上亘
vs
中邑真輔&矢野通&石井智宏&内藤哲也&高橋裕二郎
■第6試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 準決勝 第1試合〕
(無制限1本勝負)
第1試合の勝者 vs 第2試合の勝者
■第7試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 準決勝 第2試合〕
(無制限1本勝負)
第3試合の勝者 vs 第4試合の勝者
■第8試合:〔IWGPJr.ヘビー級選手権試合〕
(60分1本勝負)
丸藤正道(第59代王者)vs タイガーマスク(挑戦者)
※5度目の防衛戦
■第9試合:〔SUPER J TAG TOURNAMENT 決勝戦、第25代IWGPJr.タッグ王者決定戦〕
(無制限1本勝負)
第6試合の勝者 vs 第7試合の勝者
● 5月8日(土)東京・JCB HALL 「SUPER J TAG TOURNAMENT 1st 」