「ボマイェ返し返しでいく」「“荒鷲掴み”は攻めや!」中邑vs中西、丁々発止のIWGP戦調印式!!
2月4日(木)新日本プロレス事務所にて、2月14日(日)両国国技館大会のメインイベント、IWGPヘビー級選手権試合・中邑真輔(王者)vs中西学(挑戦者)の調印式が行われた。会見は、中西が坂口征二(新日本プロレス相談役)と編み出したボマイェ対策、“荒鷲掴み”を中心に、丁々発止の心理戦が繰り広げられた。
■中西学選手のコメント
「はい! え〜……昨日の試合を観てもらったらわかると思うんですけど、非常に充実してますし、一番いいかたちで照準を合わせて2月14日両国に持っていける、と確信しています。必ずやこのベルトを自分の腰に巻きたいと思います!」
■中邑真輔選手のコメント
「そうっすね。自分も中西学と同じ、ハミダシ者ですから。両国のリングではそのハミダシ者同士の闘いができればおもしろいかな、と。ま、勝って、ベルトを守って……むきだし状態の中西学から防衛することができれば、また新しいものが生まれるんじゃないかな、と」
■報道陣との一問一答
——中邑選手、中西選手の編み出したボマイェ対策、“荒鷲掴み”については?
中邑「そうっすね。ま、ハッキリ言ってしまえば、“つけ焼き刃”的な感じは受けますけども。まぁ、そういうふうにやろうとしてる姿勢は、十分買えますし。まぁ、自分のボマイェ返し? そのボマイェ返し返しじゃないすけどね。対策としてはガードの上からブチ抜けばいいんじゃないか、と。
非常にブロックされたり、かわされたりする技ですけど、自分としてもどうしてもどこかのタイミングで当てたいんで。ま、いつも以上に危険な角度で入れたりとか、ガードの上もブチ抜けると思うんで。
一瞬でもスキ間があれば、そこを狙っていくし。タイトルマッチまで何試合かあるんで、ボマイェ返しを誘発させるような場面もあるかもしれないけど、ガードの上からでも突き刺してやるという意識が強いね……」
中西「言っとくけどな! 俺はガードなんてするつもりないぞ! あれは俺の“攻め”やからな! 逃げも隠しもせえひんぞ!
俺は、そのまま技に転じるんやから。ワンクッション置いてから次ってつもりはまったくないから! あれはれっきとした“攻め”の技やし。
まぁ〜、このチャンピオンは知識はたっぷりあるし、いろんなこと練ってくるやろうけど。こっちは突発的にやるかもしれへんし、両国までずいぶん試合もあるから、まぁ、いろんなことやってみようと思いますよ」
※ここで中邑選手、中西選手、そして立会人の菅林直樹社長が調印書にサイン、記念撮影を行った。
■2月14日(日)
東京・両国国技館大会
- 2010.2.4
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