8月29日、秋葉原のイベントスペース『エンタス』にて、UNITED EMPIRE、グレート-O-カーン選手のトーク&サインお渡し会が行われた。
自身のスマホで動画を撮影しながら、上機嫌で登場したオーカーン選手。この日、展示されていた『G1』で着用したコスチュームや、イベント前に階下で買ってきたフィギュアなどを指し示しながら、流暢にオープニングトークを展開。
さらに「今回、この場所でイベントやった理由。トークショウも1時間以上、やってやるしサインも渡す!だが一個、重大な発表がある。おまえらにはそれに付き合ってもらう」と語り、この日の会場の5Fにあるジーストア・アキバのアンバサダーに1年間就任したことを電撃発表した。
これには場内もどよめきと共に大拍手が発生。その場で、ジーストアのロゴが入ったハッピに嬉しそうに袖を通したオーカーン選手だった。
このアンバサダーだが、今後ジーストア内では、オーカーン選手がおススメするマンガ、アニメ作品のPOPや、オーカーン選手の撮り下ろしパネルを設置予定。さらに「コラボグッズを作ってやってもいいぞ?」とニヤリ。
そして大きな目玉として、ジーストア・アキバ内にある日本で最初のメイドカフェ『キュアメイドカフェ』とのコラボレーションを発表。ネーミングも含めて、余様が直々に考えたというそのコラボメニューは以下の通り。
・本場イギリス産まれの余が認めたロイヤルフルーツアイスティー
・モンゴルの大草原で育ったと言っても過言ではない気がする厚切りラムの焼き肉丼
・どんな嫌なことも忘れられる至福のパンケーキ
すでにメニューの試作品も完成しており、メイドさんが“現物”を運び、その場で突然の試食コーナーがスタート。
とくに注目を集めたのは、いよいよ販売されることになったオーカーン選手プロデュースによる“どんな嫌なことも忘れられる至福のパンケーキ”。実物を指し示して「このパンケーキのこだわりは、三段重ね。これを見ただけで童心に戻れるし、観ただけで“至福”だろう」とコメント。
続いて「もう一つのこだわりはパンケーキの最上部。昔のコスチュームのモンゴル帽子に付いていた帯が赤と黄色だったんだけど、それを現わしている。パンケーキの上に三角のモンゴル帽子が付いているようにイメージしつつ、プロデュースした」とポイントを語った。
さらに実食に移ると「余はけっしてサービスで笑ったりしないぞ!」と前振りがあったものの、実際は「おいしい~♪」と舌鼓を打ち「そりゃうまいわ!」とニッコリ。「生地がシッカリして香りがするし、ほのかなバターの香りがするな」とその出来栄えを褒め称えた。
以上のメニューは、『キュアメイドカフェ』で10月から販売予定(詳細な日程は後日発表)。特別に通常メニューと同様に、カフェで1年間、提供されるという。さらに季節に合わせたメニューの追加の可能性もあると言うから、要チェックだ。
このあと事前に募集した質問コーナーでは、「時間のある限り、答えるぞ!」と太っ腹に次々に答えていったオーカーン選手。
次のコスチュームについて聞かれると、最新のUNITED EMPIREのコスチュームのプロデュースを担当した件に触れるも、「2度とやらない!」とキッパリ。企業と外国人選手の間に入って、間を調整するのは相当に大変だったことを明かした。
また、オーナーとしてお店を経営するなら? という質問には「ジャニーズみたいに女子だけのアイドルとか声優とかの事務所を作りたいな。ジャンルはその時の流行りに合わせて。余はプロデュース能力が高いからな」と自信をのぞかせた。
この他にも次から次へと質問に答えたあと、タイムアップ。いよいよサイン会に移行…と思いきや、なんとイベント会場にサイン色紙が準備されていないというハプニングが発生! さすがのオーカーン選手も戸惑いを隠せなかったが、色紙が到着するまで自らトークショウを再開して、お客さんを楽しませる度量の大きさを発揮。
このあとも五月雨式に到着するサイン色紙を待つ間、サインをこなした後に、再々度トークショウを行ったり、会場のコスプレイヤーらと記念写真を撮るなど、サービス満点で帝国民ファーストを貫いた。
なんとかイベント終了にこぎつけたオーカーン選手だが、締めでは「余のイベントはこんなものではない!」とマイクしながら、スタッフに猛省をうながし、「このイベントのリベンジしなくていいのか?」と再度のイベント開催を要求。これには、スタッフも「ぜひやらせてください!」と謝罪しつつ返答。
最後は「次は、もっと楽しく“神ファンサ”できるように、コイツら指導しておいてやるからよ! プロデュース力高めておくから、また楽しみに来い!」「それが理解できている者だけ、面を上げい。帝国民ども!」と締めくくった。