NO LIMITとチーム3D、バッド・インテンションズが一触即発! 「レッスルキングダムIV」前日会見(1)
「レッスルキングダムIV in 東京ドーム」開催を翌日に控えた1月3日夜、東京ドームシティ・ジオポリス内の「シアターGロッソ」にて、出場全選手参加による前日公開記者会見が行なわれた。
会見開始前には、2009年12月30日に咽頭がんのため49歳で逝去されたスティーブ・ウィリアムスさんへの追悼のテンカウントゴングが打ち鳴らされた。
続いて、モハメド ヨネ選手をのぞく出場全選手がステージに登場。まずは、「IWGP Jr.選手権試合 王者・タイガーマスクvs挑戦者・丸藤正道」、「GHCヘビー級選手権試合 王者・杉浦貴vs挑戦者・後藤洋央紀」の調印式が行なわれ、菅林直樹社長、ジョー樋口GHC管理委員長立会いのもと、4選手は調印書にサインした。
その後、出場選手達が1人ずつ試合へ向けての意気込みをコメントした。
獣神サンダー・ライガー「新日本プロレスでは昔から、第1試合がその日の興行を決めるという言葉があります。キッチリその言葉を守って、第1試合を務めたいと思います」
金本浩二「正直、昨年末の(SUPER)J-CUPで負けた時点で、東京ドームは無いなと思ったのですけど。でも、1試合目で組まれて嬉しく思います。対戦相手は今が旬の、あぁ、俺らにしたら旬じゃないかなぁ。青義軍ですか。今年を占う上で試運転にもってこいですね」
岡田かずちか「勝つのは当たり前として、新日本らしい試合をして第1試合から盛り上げたいと思います。よろしくお願いします」
S・S・マシン「今が旬の青義軍です。東京ドームの第1試合、今年の新日本プロレスの第1試合。もう、平澤、今年はビンタ食らうなよ。以上!」
井上亘「2010年の1発目の試合なので、必ずいいスタートダッシュを決めたいと思います。今年は必ず上に行きます」
平澤光秀「確実に僕ら青義軍が取って、永田さん、曙さんに繋げて。青義軍が全勝でドームを終えて、次に繋げたいと思います」
ウルティモ・ゲレーロ「メヒコにベルトを持ち帰るのはもちろん。メヒコのルチャの素晴らしさを見せるためにここに来た。自分のレベルは、ここのレベルとは違う」
アベルノ「勝つために帰ってきた。1年前は忘れていない。準備は十分できている。必ずメヒコにベルトを持って帰る」
田口隆祐「CMLLのトップの2人を迎えての防衛戦という事で、簡単に防衛できないと思っていますけど、僕らもここまで来た自信があります。明日防衛して次に繋がる試合をしたいと思います」
プリンス・デヴィット「オツカレサマデス。明日は彼の誕生日なので、タイトルマッチができるのが本当に相応しいタイミングだと思っています。ガンバリマス、ハッピーニューイヤー!」
裕次郎「去年はね、俺達がいなくて新日本のヘビー級タッグがそんなに盛り上がっていなかったので。今年は、俺達NO LIMITがチャンピオンになって、ヘビー級タッグを盛り上げていきます(※この後、英語でチーム3Dを挑発)」
内藤哲也「俺達はコイツらからIWGPタッグのベルトを取り返せる自信があるから帰ってきました。俺達がアメリカ、メキシコでやってきたものを明日、皆さんに見せます。ブラザー・レイ、ブラザー・ディーボン、ガンバッテクダサイ!」
ジャイアント・バーナード「東京ドームは、凄く大きな1年に1度の大会。1番強い選手しか出れない。バッド・インテンションズは凄くいい1年を迎えて、タッグタイトルも獲った。このチーム3Dから奪い取って、新日本の方にベルトを戻したい。チーム3Dは憎んでいるが、リスペクトもしている。ただ、他のチームにはそれはないので。リスペクトを叩き込みたい」
カール・アンダーソン「バーナードが言ったように、ドームは1年で最も大きな大会。俺達はチーム3Dに、ほんのわずかな差で2回も負けてしまった。でも、お前らは一体なんなんだ。一年もメキシコに行って、それで帰ってきてタイトルマッチをやらせてもらえると思っているのか!」
ブラザー・レイ「俺達は23回、世界のタッグチャンピオンになっている。プロレス界の歴史で最もビッグな、最も強いチームであり、この13年間日本で敗れた事は無い。今回の試合も前回と結果は全く一緒。確かに、バッド・インテンションズは非常にリスペクトしているが、ただこの2人は全然リスペクトしていない。お前らは明日が終わったら病院送りで、靴磨きもできなくなるほど、ケチョンケチョンにやっつけてやる!(※ここで内藤の顔に唾を吐きかける)」
ブラザー・ディーボン「1997年から日本に来て試合をしているが、一度もリスペクトされなかった事は無い。ただ、お前らは全然リスペクトが無い。明日、タイトルを防衛するのはもちろんだが、お前ら2人を血祭りに上げてやる。尻尾巻いて逃げるなよ!」
ここで、ディーボン選手が内藤選手を突くと、小競り合いとなり、そこへ裕次郎選手、バーナード選手、アンダーソン選手も加わり、乱闘に発展。周りにいた選手が必死に制止すると、バーナード&アンダーソン、レイ&ディーボンはそのまま退席した。
田中将斗「東京ドームは凄く広いので、会場の後ろにいても伝わるような、ダイナミックなファイトをしたいと思います」
TAJIRI「(テレビ朝日アナウンサーの)吉野さん、明けましておめでとうございます。今年は少しお手柔らかにお願いしますね。ところで金本さんね、明日、僕の相手も今が旬の青義軍なんだ。しかも親玉2人。彼らが凄く暑苦しい方向に走るので、僕はその真逆を行って、ちょっと目立っちゃおうかなと。全ては明日分かります。お楽しみに」
永田裕志「まずは、曙選手が正式に青義軍のメンバーになっていただく事になりました。明日、普通にやればまず100パーセント負ける事はありません。相手は竹刀だったり、毒霧だったりを使ってくるでしょう。それでも僕らは負ける事はありません。それくらいの自信を持って闘います。もし万が一負けてしまったら、何でも×ゲームをやってもいいですし、その心配はありません。明日は元気いっぱい、青義軍の闘いをお見せして、勝利で皆さんに夢と希望と感動をお与えしたいと思います」
曙「青義軍の一人として、明日は一生懸命闘います。今、永田選手が言ったように絶対に勝つ自身はあります。TAJIRIさんの毒霧を青色にしてみせます」
ユークス Presents レッスルキングダムIV in 東京ドーム
1月4日(月)
東京・東京ドーム
17:00試合開始
- 2010.1.3
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