8月23日(火)14時~『新日本プロレス×STARDOM 合同興行 Historic X-over』記者会見がおこなわれ、木谷高明社長(ブシロード)、菅林直樹会長(新日本プロレス)、ロッシー小川エグゼクティブ・プロデューサー(STARDOM)、棚橋弘至選手(新日本プロレス)、岩谷麻優選手(STARDOM)が出席した。
▼会見の模様は以下より公開中!
★新日本プロレスワールドでご視聴はコチラから!
■『Historic X-over』
11月20日(日) 15:30開場 17:00開始
東京・有明アリーナ
★対戦カード/★チケット情報
※ファンクラブ先行予約期間は8月29日(月)23:59まで!
一般発売日は9月23日(金)から!
※FC先行中のロイヤルシート・最前列(特典付)は注文殺到中!!
■木谷高明オーナーのコメント
「ブシロードの木谷です。本日はお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。また、お昼間の時間、ご視聴いただいているファンのみなさま、本当にありがとうございます。まず、私が最初に出てきたというのは、この合同興行がブシロードの15周年イベント、四つあるんですが、その一つとして、プロレス部門として合同興行を開催するのが、まずあります。
ブシロード15周年記念ではありますが、新日本プロレスも50周年、STARDOMは昨年10周年を迎える等ですね、記念すべき今年に合同興行をぜひやらせていただきたいなと思いまして、発表させていただきました。この合同興行ですね、男子と女子の団体がこの規模で合同興行をやるというのは、日本でも初めてのことですし、当然世界を見ても例がない。考えれば、よく考えれば考えるほど、画期的なイベントではないかというふうに考えております。
この中においてはですね、すでに発表してますようにミックスドマッチとかIWGP女子の決定戦等があります。詳細はこのあと、発表がいろいろあると思いますが、まずIWGP女子に関しまして、7月29日のスターダムの戦略発表会においてですね、発表させていただきましたが、そのときの説明がやはり僕個人、ツイートもしてますが、丁寧さに欠けたんではないかなというふうに、ここは深く反省しております。すみませんでした。
今日はあらためてその背景とか意義、どのようなかたちで進めていくかを、現場のほうから説明があると思いますので、何卒よろしくお願いいたします。IWGPというこの4文字、歴代の王者のかたにも、いろんな思いがあるでしょうし、それを支えてきたファンのみなさまにもいろいろな思いがあるのは、十分承知でございます。まさにレスラーとファンのみなさんが一体となって創りあげてきた、歴史、伝統、権威だというふうに考えています。
7月29日の発表のあと、非常に賛否両論ありました。僕も正直言ってけっこう、珍しく落ち込んだりもしましたが、週明けいろいろ、賛否両論見させていただくと、かなりのかたが新しいことに挑戦するのはいいことだと賛同していただいたりとか、また海外におきましては、とくにアメリカにおきましては99%以上、賛成を示していただいてたりする中から、やはりここは、説明の仕方が下手くそで申しわけなかったんですが、このことを決断してよかったなというふうに考えております。
最後にこのタイトルの設立、合同興行含めてですね、先日発売になった『Number』の、『G1 』で優勝したオカダ選手が表紙ですが、猪木さんの最後のインタビュー、闘魂50年の最後のインタビューのところをですね、もってですね、これをなんて言いますかね、IWGP生みの親の言葉として噛み締めながら、この合同興行、決定戦に関して進めたいと思います。ちょっと読ませてもらいますね。
最後、『だけど』から始まります。『だけど、いつの時代も常識に縛られていては、新しいことを生み出すことはできない。俺がよくいう、“一歩踏み出す勇気”、“1mmの非常識”が、新日本プロレスを作ってきたといっておいてもいいかな』というふうに締められております。
この言葉のようにですね、われわれは1mmの非常識、一歩踏み出す勇気をもって、新しい時代にチャレンジしていきたいなというふうに考えております。以上、私からの挨拶とさせていただきます。ありがとうございました」
■菅林直樹会長のコメント
「新日本プロレス、そしてSTARDOMは、おかげさまで世界中のファンのみなさまにご支持いただく団体となりました。一方で、男子だけ、女子だけの団体というのは世界では少数派であり、今後、世界標準のスタイルで新日本プロレスとSTARDOMのプロレスが世界へ打って出ていくため、IWGP実行委員会が認定・管理する初の女子王座を設立いたします。
設立に伴いまして、初代王者決定トーナメントを開催いたします。一回戦の第一試合を10月2日、新日本プロレスのロンドン大会『ロイヤル・クエスト2』で行ないます。11月20日の有明アリーナ大会で王者を決定し、来年1月4日、東京ドーム大会で初防衛戦を予定しております。
今後、世界中から注目が集まる規模の新日本プロレスの国内大会、STARDOMのビッグマッチ、新日本プロレスの海外大会を中心にタイトルマッチを行なう予定です」
■ロッシー小川エグゼクティブ・プロデューサー
「こうして新日本プロレスとSTARDOMが一緒に会見をするのは、非常に自分的には歴史的な時間だと思ってます。まず、先ほど発表のありました、10月2日、新日本プロレスのロンドン大会で、欧州ゾーンというか、一回戦やりまして、そのあと10月22日本に(STARDOMの)後楽園ホールで同じく一回戦。
翌日の23日、やはり東京(STARDOM・アリーナ立川立飛大会)でですね、準決勝。最終的に11月20日本の有明アリーナで決勝という運びになります」
■棚橋弘至選手のコメント
「新日本プロレス、100年に一人の逸材、棚橋弘至です。大会が決まりまして、新日本プロレスとSTARDOMの選手が同じリングに立つっていう、ちょっと想像したら『すごいなんか楽しくなるんだろうな』って、やる前から感じてます。
なので、STARDOMのファンの方はSTARDOMの選手の良さがさらにいろんな媒体で伝わるだろうし、新日本のファンの方は新日本の選手をSTARDOMのファンの方に見てもらえるという、自分が好きなものを人にシェアするっていう、そういう広がりもある大会になるんじゃないかなと期待してます。
なので、カードも発表されましたので、男子プロレスは筋肉がポイントになってくると思うので、しっかり照準を合わせて逸材ボディでこの大会に臨みたいと思います」
■岩谷麻優選手のコメント
「皆さん、こんばんは!STARDOMのアイコン、岩谷麻優です。本日はこのような会見というか、このライオンマークのここに棚橋選手と並んで会見できる日が来るなんて思わなくて、それでちょっと緊張して飛びそうなんですけど……なんで棚橋さんと同じカードではないんでしょうか?」
棚橋「ね!このあいだ会見したのにね(笑)」
岩谷「最初に発表した時も一緒でしたもんね?」
棚橋「そう。俺、『組むのかな』と思ってたんだけど……」
岩谷「いろんな取材とかしていただいた時に、『誰と組みたいですか?』、『やっぱ棚橋選手と組みたいです』ってすごい言ってたんですけど、まさかの違うカードでちょっとそこも残念ながらビックリもあるんですけど、このミックスドマッチが組まれてないってことは、もしかしたら自分はIWGPのトーナメントに出るのか、そこもまだわからないですけど、ホントにこのSTARDOMがほかの団体さんと合同興行をするのも初めてのことだし。
ましてや、STARDOMと新日本さんの合同興行なんてホントにこれは選手も楽しみだし、もうワクワクしかないなって思います。この有明アリーナのお客さんを大熱狂させる自信がSTARDOMにもありますので、それほど女子のプロレスも熱いっていうところを、初めて見る新日本さんのファン方にも伝わればいいなと思ってます。
『やっぱ女子だからダメダメだよな』とか『女子だから』っていう言葉を『女子ってスゲーな』って思わせるような試合をみんなでやっていきますので、ホントに楽しみにしていてください。頑張ります!」
■質疑応答
――今回タッグを組む林下詩美選手の印象は?
棚橋「STARDOMのなかでは結構、大柄な選手かなというのはありますね。で、やはりトップの選手なので並んで絵になるんじゃないかなと(※隣の岩谷選手に視線を送る)」
岩谷「悔しい~!でも、見てみたさはあります。ホントに絵になるんだろうなって」
棚橋「まあでも今回ね、ボクは林下選手と組みますけど、これが大盛り上がりすれば、また来年、再来年とその時々の選手でどういう組み合わせが面白いのかっていうのも考えられるし、今回は始まりですけど、ボクは1回で終わらない気がしてます」
――今回新設されるIWGP女子王座の印象は?
岩谷「自分もあんまり理解してないんですけど、自分がいまSWAっていうベルトのチャンピオンなんですけど、そのベルトの趣旨とちょっと似ている部分はあるのかなっていう印象がありました。
でも、自分はSWAのいまのチャンピオン、そのベルトを大切に守りつつ、IWGPのベルト、初代のベルト、このチャンスを自分が獲りに行って両方巻いて、世界中に岩谷麻優をアピールしていきたいなっていう意気込みはすごいあります」
――IWGPという言葉に関してはいかがですか?
岩谷「ホントに歴史のあるベルトですし、IWGPっていう響きが重く、すごい名前だなっていう印象ですね。自分はまだプロレスを始めて10年以上は経ってますけど、(キャリアが)浅い方なんですけど……なにを言おうとしたんでしたっけ?」
棚橋「IWGP女子王座は、“インターナショナルレスリンググランプリ”って立ち上げからある歴史のあるベルトのいい部分をうまく利用して、そのIWGP女子っていう部分で対世間だったりとか、対ほかの団体だったりとか、インターナショナルなのでアメリカだったり、世界中の選手に対して『IWGPの女子王座ができたよ』ってことを大いにアピールして、是非チャンピオンになっていただいて、IWGPの女子のベルトを自分が持ってるいまのベルトと競わせてもいいんじゃないかなと思いますね」
岩谷「そんな感じです!」
棚橋「ハハハ。そんな感じだよな?思ってることをいま俺が代弁したから」
岩谷「言ってくださって、ありがとうございます1」
――棚橋選手はIWGPへの思い入れも強いと思いますが、今回のIWGP女子王座に関してはポジティブにとらえてますか?
棚橋「そうですね。まあ、IWGPっていうのは歴史もあって、IWGPって聞くといろんな名選手の顔が浮かんできますけど、批判から入るのではなく、まずやってみる。そしてそこに広がりをボクは感じられると思うし。
だから、やる前にとやかく言うよりも、まずやってみてそこからまた良い部分、悪い部分っていうのは必ず出てきますので、そういった部分を選手、団体の努力でいい方向に向けていけばいいんじゃないかなと思います」
■大会概要
●大会名:『Historic X-over(ヒストリック クロスオーバー)』
●日時:2022年11月20日(日) 開場15:30 開始17:00
◆会場:東京・有明アリーナ
◆アクセス
東京都江東区有明1丁目11−1
※東京臨海新交通ゆりかもめ「有明テニスの森駅」から徒歩8分
※東京臨海新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」から徒歩8分
※東京臨海新交通ゆりかもめ「豊洲駅」から徒歩20分
■入場料金(消費税込み)
ファンクラブ先行予約中のロイヤルシート・最前列(特典付)は
・ロイヤルシート・最前列(特典付) 150,000円
・ロイヤルシート・2列目(特典付) 100,000円
・ロイヤルシート・3列目(特典付) 70,000円
・アリーナA 30,000円(当日30,500円)
・アリーナB 15,000円(当日15,500円)
・ひな壇 15,000円(当日15,500円)
・2Fスタンド 10,000円(当日10,500円)
・3Fスタンド 8,000円(当日 8,500円)
・4Fスタンド 5,000円(当日 5,500円)
・レディースシート(2Fスタンド) 10,000円(当日10,500円)
・レディースシート(4Fスタンド) 5,000円(当日 5,500円)
・U-18シート 2,000円 (当日のみ/要身分証明書)
※車椅子でご観戦の方は「2Fスタンド」をお買い求めください。
※「U-18シート」は18歳以下の方が対象です。
●ファンクラブ先行受付(抽選) 8月18日(木)12:00~ 8月29日(月)23:59
・新日本プロレスオフィシャルファンクラブ「Team NJPW」会員
・スターダムオフィシャルファンクラブ会員(有料会員のみ)
●9月23日(金)より一般発売開始
●チケット発売所
ローソンチケット https://l-tike.com/njpw
ローソン店頭Loppi・ミニストップ店頭Loppi
チケットぴあ http://w.pia.jp/t/njpw/
セブンイレブン各店、ファミリーマート各店(決済・引取のみ可)
イープラス http://eplus.jp/njpw/ ファミリーマート各店
闘魂SHOP水道橋店
東京都千代田区神田三崎町3-3-20 VORT水道橋Ⅱ1F
営業時間 11:00~20:00
■「興行における新型コロナウイルス感染症対策ポリシー(https://www.njpw.co.jp/248248)」に沿った当社の興行運営にご協力頂けない場合はご入場をお断りいたします。
■【重要なお知らせ】新型コロナウイルス感染症対策に関する、ご来場の皆様へのお願いと取り組みについて(https://www.njpw.co.jp/249116)