後藤洋央紀スペシャルインタビュー/「自分にいい風が吹き始めている!」
12月27日、東京都内の闘魂SHOP水道橋店にてサイン&撮影会を開催した後藤洋央紀選手。
プロレスリング・ノアの杉浦貴選手とのGHCヘビー級選手権試合を1週間後に控え、意気上がる“荒武者”を、イベント終了後に直撃した——。
–いよいよ、2010年1月4日東京ドーム大会まであと1週間となったが?
後藤「今は、いかに相手の必殺技を食らわずにいけるかを、頭の中で考えています」
–今年からはじめた合気道については?
後藤「今年の春以降、行ける時は合気道の道場に通っていて。(道場では)ずっとマンツーマンで先生に教えてもらっていて。まだ実戦では使った事が無くて、試合で公開していないので。相手が腕を掴んできたところを狙っていきます」
–年末年始は調整に当てるのか?
後藤「地元(三重県桑名市)には帰らず、できるだけ無駄な労力を使わないように生活します。大晦日、正月もこっちで調整して。初詣は願掛けをかねたお参りに行こうと思っています」
–改めて杉浦選手の印象は?
後藤「凄く苦労しながらトップに立っている選手なので、その辺の執念を物凄く持っていると思う。それは自分も持っている部分ですけど。まぁ、今年はファンの人達を裏切ってきたので、1月4日は大半の予想を覆して。試合後、リング上で『見たか!』と叫んでやります」
–杉浦選手はスタミナが豊富だが?
後藤「まぁ、スタミナ勝負というか、我慢比べというか。俺もそうだけど、向こうも真正面から来る事が予想されるので、そこは当たりの勝負。小細工無しでどっちが強いかと。対抗戦ですけど、俺も新日本のプライドを持っている。色々なものを背負っていますし」
–後藤選手にとって、2009年はどんな1年だった?
後藤「3月に『NEW JAPAN CUP』を獲って、(2008年のG1 CLIMAXから続いて)“夏春連覇”できたのですけど、その事を見ている人の記憶から抜き去るくらい、『G1』以降、負け過ぎた。期待を裏切り過ぎたなと。ただ、何も残っていない1年かもしれないけど、それは結果としてで。俺の中では色々な経験をする事ができたし、以前よりも大きくなったと思っています。あとは、これが結果に繋がっていけば。2010年の初っ端でチャンスが来ていますから。いい風が自分に吹き始めていますので、その風に乗りたい」
–ターンニングポイントとなった事は?
後藤「やっぱり(6月20日と8月15日の)杉浦戦で(負けた事で)しょう。そこからガタガタときちゃっているので。次こそは勝ちますよ。あとは結果を出すだけです」
ユークス Presents レッスルキングダムIV in 東京ドーム
2010年1月4日(月)
東京・東京ドーム
17:00試合開始