「こういうチャンスをモノにするのがトップ」(内藤)/NO LIMITがIWGPタッグ奪還を改めて宣言!
約11ヶ月の海外遠征から帰国し、1月4日東京ドーム大会「レッスルキングダムIV in 東京ドーム」に出場する裕次郎&内藤哲也(NO LIMIT)。
IWGPタッグ王座を懸け、ブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン(王者組/TNA)、ジャイアント・バーナード&カール・アンダーソンと、3WAYハードコアマッチルールで激突することとなった。
12月26日、2人は闘魂SHOP水道橋店でイベントを開催。その終了後、マスコミの取材に応じ、IWGPタッグ王座奪還を改めて宣言した——。
■両選手のコメント
–1/4ドームのIWGPタッグ戦が間近となりましたが?
内藤「試合順が発表されて、第3試合だと。別に試合順に対するこだわりはないけど、今年1年、タッグタイトルがおろそかになっていた結果が、この試合順だと思う。それを俺たちが勝って、ベルトを取り戻して、どんどん盛り上げて行きたい。まぁ、こだわりがないとはいえ、第3試合というのは屈辱なんでね。俺たちが勝って、試合順を上げて行くよ」
裕次郎「まぁ、1年間、海外流出してたからね。新日本プロレスの中で、ヘビーのタッグベルトというのは価値が下がってしまった。俺たちがベルトを巻いて、来年1年間、素晴らしいタイトルマッチをして、IWGPタッグの価値をみんなに分からせるよ。今は、(IWGP)Jr.タッグよりヘビータッグの方が下に見られているみたいなんでね。俺たちが帰ってきたからには、そのへんを解消してみせるから」
–「3WAYハードコアマッチルール」という特殊なタイトルマッチですが?
裕次郎「(目の前にあるテーブルを指差して)テーブルかな、俺たちも。ちょっと、これ持って行ってもいいですか?(とスタッフに確認する) まぁ、どんな物かは分からないけど、アイツら(チーム3D)がテーブルで来るんだったら、俺たちもテーブルで対抗してやろうかなと。テーブルの上に俺たちの連携の新必殺技をブチこんでやりますよ。アイツらにはテーブルを使わせない」
内藤「ハードコアはやったことがないけど、向こうでは色んな状況で試合をしてきたんで。なんなら、こっちは凶器を使わなくても勝てる自信があるし。ハードコアに関してはそんなに気にしてない。3WAYに関しても、日本での最後の試合が4WAYだったし、海外でも経験があるんで、問題ないですね」
裕次郎「あ、いい凶器あったよ(と室内にあったダルマを持ち出す)。宣言するよ。俺たちは2010年1/4東京ドーム、このダルマでチーム3Dからピンフォールを奪いますよ。で、勝った暁には黒目を入れようかなと」
–メキシコで得たものとは?
裕次郎「もちろん、向こうでヘビー級の体を作って来たし、新しい技も何個か作って来たし、色んな経験もしてきた。でも、一番変わったのは、態度。態度がデカくなった(笑)。それはなぜか? それだけ俺たちが自信を持っているから。海外のでっかい会場でビッグマッチで色んな経験をして来たんで。それがデカい態度に繋がっているんだよね」
内藤「1年間、ずっと組んで闘ってきたので、目に見えない連携というか、絆というか、それが深まったというのが一番かな。まぁ、ドームでお見せしますよ。今、俺たちが強気なことを言っても、『なんだ、アイツら?』と思っているファンも多いと思うんで。日本で何もしてないんで、説得力がないというのは分かってる。ドームで見てくれれば、すぐに分かると思うんで」
–東京ドーム大会では、プロレスリング・ノアとの対抗戦もラインナップされているが?
裕次郎「あれ、欲しいな。ノアの(GHC)タッグベルト。IWGPタッグだけじゃ、ちょっと物足りないんで。これからノアとの対抗戦をやるというなら、獲るチャンスもあるだろうしね」
内藤「こういうチャンスを常にモノにしていくのがトップの選手。今、俺たちも試されていると思うので、必ずこのチャンスをモノにします」
ユークス Presents レッスルキングダムIV in 東京ドーム
2010年1月4日(月)
東京・東京ドーム
17:00試合開始