“マシン軍団”が初上陸のノアマットを占拠!/12月23日プロレスリング・ノア有明大会試合結果
プロレスリング・ノア
「丸藤正道プロデュース興行 『不知火 為虎添翼』〜添ノ巻 I miss you〜」
12月23日(水)
東京・ディファ有明
メインイベント
「ノア対マシン軍」タッグマッチ
60分1本勝負
○スーパー“S”マシン
=ES・マシン
(13分28秒 魔神風車固め)
×青木篤志
丸藤正道
=試合経過=
謎多き“S”マシンを含めた3名を帯同し、ノアマット初上陸を果たしたマシン。青義軍Tシャツを身にまとった“マシン軍団”は、息の合った敬礼ポーズで会場を沸かせた。
開始早々、マシンと丸藤のマッチアップが実現。グラウンドでの攻防を挟み、マシンがショルダータックル合戦で競り勝つ。
その後、“S”マシンが青木をリング下に落とすと、マシン軍団が総攻撃を開始。青木が何とかリングインすると、マシンが連続カバーでスタミナを奪っていく。
捕まる時間が続いた青木だったが、マシンにミサイルキックを放って丸藤のもとへ。丸藤は串刺しジャンピングエルボーアタックからブレーンバスターの体勢に入るも、これはマシンが踏ん張って投げ返す。すると、丸藤は追っかけラリアットからマシンのマスクに手をかける。これは“S”マシンがカットすると、マシンは不知火を避けて、串刺しラリアット2連発、DDT、セントーンとラッシュ。カットに来た青木をDDTで突き刺した。
スイッチした“S”マシンは、丸藤に串刺しラリアット2連発、ブレーンバスター。続くセントーンは丸藤がかわし、マスクに手をかける。
何とかマスクを守った“S”マシンだったが、丸藤はトラースキックから不知火を炸裂させてフォール。これはカウント2。
青木は“S”マシンに「お前、杉浦だろ!」と叫びジャンピングエルボー。さらにニールキック。そして控えのマシンには「お前、平田だろ!」と叫んでランニングエルボーを見舞った。
青木の猛攻は続き、“S”マシンにトレイン攻撃からフロッグスプラッシュ。さらに飛びつき腕ひしぎ逆十字固めで捕獲すると、“S”マシンは「平田!」と叫んで、マシンにカットを要求。
マシンがカットすると、今度は青木にトレイン攻撃。“S”マシンはダイビングヘッドバットを投下し、オリンピック予選スラムの体勢に入る。青木が回避すると魔神風車固めのクラッチ。青木は首固めで切り返し、トラースキックで追撃。なおもマスクに手をかけると、これはマシンが阻止。そのまま魔神風車固めで投げ飛ばすと、最後は“S”マシンがオリンピック予選スラムからの魔神風車固めで青木を仕留めた。
試合後、マシンはマイクを握り、「スーパー“S”マシン。俺は平田じゃねぇって言ってるだろ。お前のSは何のSだ? すけこましか? それともシンデレラか? オイ、杉浦(貴)! 何処に隠れてんだ。お前、(GHCヘビー級)チャンピオンだろ! ファンに挨拶しろ!」とアピール。大「杉浦」コールの中、マイクを渡された“S”マシンが「ファンの皆さん! 丸藤と青木がしょっぱい試合してすいませんでした!」とキメ台詞。最後は4人で手を挙げて、堂々の勝ち名乗りを挙げた。
=試合後コメント=
マシン「(“S”マシンに向かって)誰だ、コイツ? 喋んないのか、ギギギガガガってよ。機械か? マシン軍初勝利だ、初戦にして。何か、何処かで聞いた事がある声だよな。夏あたりに聞いたような」
“S”マシン「ギギギガガガ……」
マシン「日本語分かんねぇか。(記者に向かって)何か質問してみろよ」
“S”マシン「(記者が『杉浦さん』と言うと)俺は杉浦じゃねぇよ!」
マシン「あっ、喋ったじゃん。俺も平田じゃねぇよ、マシンだ」
“S”マシン「(マシン軍団の一人に向かって)お前誰だ?」
マシン軍団の一人「……俺は谷口じゃねぇよ」
マシン「(マシン軍団のもう一人に向かって)誰だ? 安田忠夫か?!」
“S”マシン「ジョージ高野か?!」
マシン「以上!」
丸藤「いいとこ一つも出せずに終わりました。今、何時でしょうか? 17時半? では(SUPER J-CUPに)行ってまいります。色々、後程」
※青木はノーコメント