恒例の新日本プロレス“秋の両国決戦”が今年も開催! 10月10日(月・祝)『超実力派宣言』両国国技館大会の主要対戦カードが決定した。
■『超実力派宣言』
10月10日(月・祝) 15:30開場 17:00試合開始
東京・両国国技館
☆ローソンチケット特別先行8月27日(土)12時~9月2日(金)23時59分
☆9月3日(土)より一般発売開始
■IWGP世界ヘビー級選手権試合、“王者”ジェイ・ホワイトに因縁のタマ・トンガが同王座に初挑戦!!
この日行われるIWGP世界ヘビー級選手権試合では、王者・ジェイ・ホワイトに因縁の相手、タマ・トンガが初挑戦をはたす。
なお、この試合の勝者は、IWGP世界ヘビー級王者として、2023年1月4日(水)『WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム』にて、『G1 CLIMAX 32』覇者のオカダ・カズチカの挑戦を受けることも同時に決定した。
今年、“G.o.DをBULLET CLUBから追放した男”ジェイと“追放された男”タマは、ここまで遺恨を深めてきた間柄。今年の『G1』では、Bブロックの首位突破を懸けて、8.16日本武道館の最終公式戦で対戦した。
試合は終盤、ガンスタンとブレードランナーを巡る白熱の攻防の末、最後はタマが渾身のガンスタンを炸裂させ、執念の勝利、ファイナルトーナメント準決勝に進出した。
試合後のタマは、「ジェイ、ありがとう。俺の背中を押してくれて。俺は今、飛び方を知った。どこまで飛んでいくかは神のみぞ知る。しかし、より高みに行くことだけは分かっている」と吹っ切れたコメント。
一方のジェイは、「俺、アイツに負けたのか……。フ●ーーーック! フ●ーック! フ●ーック!」と人目をはばからずに、敗戦ショックの様子を隠さなかった。
両者は、8.18日本武道館で再度タッグで対戦(タマ&KUSHIDA vs ジェイ&石森太二)したが、この試合でKUSHIDAが石森に勝利を収めた後、邪道がIWGP世界ヘビーのベルトをタマに手渡し、タマは頭上に突き上げて挑戦アピール。
ジェイは怒り心頭で、「もしこのベルトにチャレンジしたいんだったら、運がよければ、来ればいいんじゃないか? だが、お前はそこ止まりだ」「1回勝ったぐらいで、上になったなんて思ってないだろうな? 」と挑発して、事実上タイトル戦を容認。
こうした経緯を踏まえて実現する注目の王座戦。『G1』制覇を阻まれたジェイにとっては、屈辱を受けたタマを完全撃破して、1.4東京ドームに歩みを進めたいところ。
タマにとっては、BULLET CLUBを追放された後、己のアイデンティティを失っていた中、オカダとの『G1』準決勝戦の試合後には「新日本プロレスに入ってきた当時、ヤングボーイだった自分自身を思い出した」「もう俺はグッドガイでもバッドガイでもない。俺はタマ・トンガなんだ」と大きく自信を回復した様子。
新日本プロレスに参戦してから、約12年。今回が初となるIWGP世界ヘビー級王座挑戦が実現。“秋の両国”の大舞台で、タマが大きな勲章を手にすることはできるのか? それとも“王者”ジェイが返り討ちにしてしまうのか?
■スペシャルシングルマッチで、オカダvsJONAH!注目のリマッチが実現!
秋の両国の“スペシャルシングルマッチ”で、『G1 CLIMAX 32』覇者・オカダ・カズチカとJONAH(“ジョナ”から英語表記に変更)の注目のリマッチが実現!
オカダは決勝戦でウィル・オスプレイとの死闘を制して、『G1』を2連覇した後、「去年優勝して、“『G1 CLIMAX』の価値ってこれでいいのかな!?”と思いました。『G1』優勝して、権利証守って。『G1』の価値って、そんなモンじゃないでしょ?」とマイクで問題定義。
『G1』と権利証の価値を高めるため、例年行われていた権利証マッチは行わず、今回の『G1』制覇を持って、1.4東京ドームでのIWGP世界ヘビー級王者との直接対決の決定を会社側に要求した。
これが通ったかたちで、前述の通り、1.4東京ドームでは10.10両国で行われるジェイvsタマのタイトル戦の勝者に、『G1』覇者・オカダが挑戦することが決定。
だが、そんなオカダが『G1』一夜明け会見にて「借りを返す機会を頂きたい」相手として名前をあげた男がJONAHだった。
『G1』Aブロックを5勝1敗で勝ち上がったオカダだったが、シリーズを通して、唯一土を付けたのが“新たな怪物”と呼ばれるJONAH。
8.7大阪府立の公式戦では、体重160㎏の体重をフル活用しながら、スピーディーでインパクト溢れる攻撃を連発。終盤、オカダのミサイルキックをパワーボムで切り返し、追撃のブラックフォレストボムから、一気にとどめのトーピード(コーナーからのフライングボディプレス)で圧巻勝利を奪った。
試合後、JONAHは「俺はデカ過ぎて、強過ぎて、無敵過ぎる! オカダ、お前は俺に敵わない。もう一度俺と闘いたいのなら、もう一度ぶっ飛ばしてやるだけだ!」とキッパリ宣言。
すでに1.4東京ドーム行きの切符を手にいれたオカダだが、実質的に“最後の関門”となるJONAHから勝利することで、気持ちよくIWGP世界ヘビー戦へ進みたいところ。
一方のJONAHは、『G1』覇者にこの大舞台で連勝すれば、新日本マットの存在感はより強固な物となり、タイトル戦へ向けた発言権も出て来るだけに、重要すぎる勝負どころ。
秋の両国決戦、新たな怪物がレインメーカーの勢いを再び食い止めてしまうのか? それともオカダが劇的リベンジをはたすのか?
■『超実力派宣言』
10月10日(月・祝) 15:30開場 17:00試合開始
東京・両国国技館
☆ローソンチケット特別先行8月27日(土)12時~9月2日(金)23時59分
☆9月3日(土)より一般発売開始