8月21日、都内・某所にてコロナ禍に入って以降、初めてとなるTeamNJPWファンクラブイベントが行われた。
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今回は、矢野通選手、田口隆祐選手のデビュー20周年記念イベントとして開催。司会は、阿部誠リングアナが担当し、トークショーではいまだから話せるノーツイートの“ここだけの話”も披露。
冒頭、矢野選手は「まさか、自分が20年もやるとは思わなかった。自分が入ったころの20年以上やられてる方は、オジサンという感じの方が多かったので…」とコメントすると、これには田口選手も同意。
また、田口選手は入門した当時に関して、「入門同期は、自分と中邑真輔、後藤洋央紀、長尾浩志(引退)……、4選手ですね(笑)」とTwitterなどでもやり合う“ある選手”をあえて外しつつコメント。
入門当時の話は続き、「ある先輩に挨拶に関して注意された」という矢野選手。新日本プロレス流の「大きな声の挨拶」にどうにもなじめなかったというエピソードを披露。田口選手を含め、「じつは二人とも人見知りなタイプ」と語った。
また、矢野選手は、田口選手の第一印象に関して「よく知られている話かもしれないけど、ホントに凄い体力あって、スクワットとか何やってもずーっとできる。正直、マジメだなと思ってました。でも、だんだん……第3印象くらいでスケベだなと思いましたけど(笑)」と明かした。
これを受け、田口選手も「当時は(基礎体が)できましたね。いまは、当時の貯金で生きている感じですけど(笑)。当時の練習で、スクワットとかは1000回くらいやってました。ただ、もともと入門前、プロレスラーになるための本に書いてあった量の2倍の練習をやってまして。なので、当時は体力はムダにありました」と振り返った。
一方、矢野選手に関して田口選手の印象は「やっぱりレスリングのキャリアが凄い方だったんで、とにかくスパーリングの時間は怖かったですね。なるべく練習で当たらないようにしてました(笑)」とコメント
ここまでのキャリアで印象に残っていることを聞かれると、矢野選手は「一番キツイのは、間違いなくデビュー戦でしたね。一番疲れましたし、緊張感も凄かった。とくにデビュー戦の前って、集中して受身の練習をしたりするので、そこまでの過程を含めてイヤだなと思ってました」と振り返った。
一方、田口選手はくしくも矢野選手がデビュー戦の相手。「何もできずに終わったという印象で、中身は覚えてませんでした。あとで映像を観て思い出したくらいで」と語ったあと、「当時、ちょっと首を痛めてたんですよ。それで2回ほどデビューが伸びて。そのプレッシャーもあったので、生きて終われるかな? と思っていたぐらい。そのデビュー戦がいままでで一番緊張しました」と当時の裏話を披露した。
■第2部は、矢野選手発案の「ミニクッキングコーナー」!田口選手の慣れない包丁さばきで参加!
第2部は、なんと矢野選手発案の「ミニクッキングコーナー」がスタート。『G1』シリーズ巡業中に自ら考えたという、スペシャルメニューを用意したという矢野選手。その場で、梅肉、塩コンブ、鶏がらスープなどを使った“浅漬け”の制作過程を披露した。
キュウリやナスを切って、“揉みこむ”過程では田口選手がにこやかな表情でアシスト。その出来を矢野選手に褒められると「揉むのは得意ですから」と笑顔を見せた。
だが、「普段料理はしない」という田口選手は、矢野選手からトマトの串切りを任されると、おっかなビックリの様子。お客さんに切り方を聞きながらなんとかクリアしたがものの、さらに長芋の短冊切りを任されると、思うようにいかないツルツルする長芋と慣れない包丁使いぶりに客席から心配の声が上がる場面も。
なんとか無事に料理を終えた両者。会場は飲食禁止なため、試食は控えたもののその見事な出来栄えに、阿部リングアナも「お酒のつまみに絶対合いますね!」と感心しきりの様子だった。
■お宝放出のプレゼントコーナー、スリーショットが撮れる記念撮影会も!
このあと抽選で当たるプレゼントコーナーでは、二人のプライベートな持ち物、お宝も当たるとあって大盛り上がり。しかも、その場でサインを入れる大サービス。矢野選手と田口選手が持ち込んだ、レアなTシャツなどが大放出されたあと、最後はこのイベント用に作られた特製バナーもプレゼントされた。
終盤には、矢野選手&田口選手とスリーショットが撮れる記念撮影が行われたあと、参加者全員で記念撮影。最後の挨拶では上映中の映画『キングダム2 遥かなる大地へ』に出演中の田口選手から撮影裏話、矢野選手からは観光大使を務める北海道“登別市”に関して想いを語る場面も。
この日の参加者には、その登別市の登別グランドホテルから「天然温泉・湯の華」、矢野&田口両選手のサイン入り「20周年アニバーサリーフォトブック」、クッキングコーナーのレシピなどが入ったお土産がプレゼント。
コロナ禍以降初とブランクがある中で行われるも、大きな盛り上がりを見せたファンクラブイベント、今後もTeam NJPWは こうしたイベントを企画していくことが阿部リングアナから告げられると、来場者からは万雷の拍手が送られて、イベントは大盛況の中、終了した。
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