棚橋と武藤が合体! 謎のパワプロ仮面も登場!/「グリコ・パワープロダクション・ドリームマッチ」記者会見
12月15日、渋谷区のゴールドジム渋谷東京にて「グリコ・パワープロダクション・ドリームマッチ」(2月28日後楽園ホール)についての記者会見が開かれた。
この大会は、江崎グリコ株式会社から発売されているスポーツ競技者用サプリメント「パワープロダクション」シリーズの10周年を記念して開催され、新日本プロレスと全日本プロレスが協力。会見には「パワープロダクション」の開発責任者で、江崎グリコ株式会社スポーツフーズ営業部部長の桑原弘樹さんと、新日本プロレスの棚橋弘至選手、全日本プロレスの武藤敬司選手が出席した。
今大会のプロデューサーを務める桑原さんは、様々なイベントやパンフレットの対談などで、新日本プロレスのファンにもすでにお馴染みとなっている人物。妥協を知らない真摯な姿勢から生み出された商品は、様々なジャンルのスポーツ選手たちから絶大な支持を受けている。そして、大のプロレスファンを公言してはばからない桑原さんが「愛用者の第1号になってもらった」人物こそが、新日本プロレス時代の武藤選手であり、そのすすめで第2号のユーザーとなったのが武藤選手の付き人を担当していた棚橋選手。
2人は、今大会でパワプロ仮面なる謎のマスクマンとトリオを結成し、曙&吉江豊&浜亮太の巨漢トリオと激突する。ほかにも、「パワープロダクション」を愛用している選手を招聘し、数試合を行なう予定になっているという。また、「試合とは別の形でプロレスラーの凄さを見せたい」という桑原さんのこだわりにより、ベンチプレス(台の上に仰向けになり、バーベルを持ち上げるトレーニング)コンテストも開催される。
桑原「もともと私が大のプロレスファンで、なんとか『パワープロダクション』を切り口に、団体の垣根を越えてもう1回武藤さんと棚橋さんが同じリングの上で並んでいるところが見れないか? そういう夢をご相談したところ、武藤さんと新日本プロレスの幹部の方々からご快諾をいただいて、この開催に至ったということです」
武藤「日頃、お世話になっている『パワプロ』、桑原さんが10周年というイベント。いかにこの『パワプロ』が凄いかというのをコレステロールの塊の連中に証明したいと思います」
棚橋「10年前に桑原さんにお会いして、トレーニング、サプリメントと色々協力していただいて。今、僕の体があるのは、9割以上、桑原さんのおかげです。その10年間協力してもらったご恩を、当日、試合で返したいと思います。『パワープロダクション』のサプリメントを摂って、最高のパフォーマンスを見せたいと思っています」
–武藤選手と棚橋選手が組むのは久々ですが?
武藤「今年度の(プロレス大賞)MVPと組めることは光栄。逆に負けてたまるかと。ただ、故障がいっぱいある中でここまで来れたのは『パワプロ』のおかげというのもありますからね。そういう部分で言ったら、当日いかにいいコンディションで迎えるかというのも一つの課題かな」
棚橋「当日は、最高のピークコンディションに持っていって、武藤さんがジェラシーを焼くぐらいにしたと思っています。あと、僕はコスチュームのお尻の部分に『パワープロダクション』のマークを入れているんで。これ、書いといて下さい(笑)」
–メインイベント以外の予定は?
桑原「トータルで5試合ぐらいはやりたいと思っています。基本的な考え方としては、『パワープロダクション』を愛用してくれる選手を呼びたいと。ここが切り口だからこそ、二つのメジャー団体が接点を持つことができる。ファンが本当は見たいけど色々な事情があってできない試合とか、そういうのはぜひやりたい。『パワープロダクション』のイメージを含め、武藤さんがよく言う『明るく、楽しく、激しく』というイメージは持っていきたいなと思っています。メインの3人、曙さん、吉江さん、浜さんだけが、参加する中で“否『パワプロ』ユーザー”というところですね(笑)」
–相手は総重量600kgに迫る巨漢トリオだが?
棚橋「普段は見せない怪力を出して、大きいレスラーを投げ飛ばします!」
——なお、気になるパワプロ仮面の正体は桑原さん……ではなく、2人の天才に負けない強さと華を持ち合わせたプロレスラーとのこと。桑原さん自らが世界中を巡り、探し出した選手だという。いったい、どんな試合が繰り広げられるのか? 桑原プロデューサーの手腕に期待しよう!
「グリコ・パワープロダクション・ドリームマッチ」
2010年2月28日(日)
東京・後楽園ホール
12:00試合開始