「簡単に防衛はさせない!」(後藤)/1.4ドームで激突する棚橋、後藤、ノアの杉浦、潮崎がコメント!
12月10日夕刻、都内のテレビ朝日にて「レッスルキングダムⅣ in 東京ドーム」(2010年1月4日東京ドーム)に関する記者会見が開かれ、注目の第2弾対戦カードが発表された。
新日本プロレスとプロレスリング・ノアの対抗戦として、「棚橋弘至vs潮崎豪」「GHCヘビー級選手権試合 王者・杉浦貴vs挑戦者・後藤洋央紀」の2大スペシャルシングルマッチが決定。会見に出席した4選手が、それぞれ意気込みを語った。
■菅林直樹社長のコメント
「本日は第1弾カード発表の時にも申し上げた今回のドーム大会の大きな柱、プロレスリング・ノアさんとの対抗戦、シングルマッチ2試合を発表させて頂きます。本日、ノアさんから現チャンピオンと、前チャンピオンのツートップに出てきてもらいまして、非常に興味深いカードとなりました。この4選手は今のプロレス界のトップ中のトップであり、次の時代を動かすキーマンでもあります。今後の追加カードも含めて、ノアさんと新日本の若い世代が中心となった大会が開催できることは非常に意義のあることだと考えます」
■潮崎豪選手のコメント
「今回、こういう機会を与えて頂いた新日本プロレスさんに感謝して。2010年、自分が突っ走っていけるような試合をした上で勝ちたいと思います」
■棚橋弘至選手のコメント
「日本で今一番調子に乗っているレスラー、棚橋弘至です。潮崎選手の印象は相変わらずキラキラしているなと。ノアさんで一番闘いたかったレスラーが潮崎選手ですし、僕が客観的に一番見たかったカード。そこは対抗戦なので出る杭は打つと。2009年MVPを取りましたけど、ベストバウトは取れなかったので。新年一発目、東京ドームでベストバウトをかまして、GHC、IWGPに負けないような試合をします。以上です」
■後藤洋央紀選手のコメント
「まず、自分の挑戦を受けてくれた杉浦選手に感謝したいと思います。杉浦選手には、今年2連敗してますので、来年の1月4日東京ドームという大きな舞台でリベンジを果たすと共に、GHCのベルトを奪って、ノアの歴史に後藤洋央紀の名を刻みたいと思います」
■杉浦貴選手のコメント
「今年の1月4日も呼んでもらって、また来年も新日本さんの東京ドームに呼んで頂けると。菅林社長、お世話になります。今年の1月4日とは全く立場が違うんですけど、僕の中では対抗戦なのでピリピリした試合をしたいと思ってます」
■マスコミとの質疑応答
–対戦相手の印象は?
潮崎「リングに上がっただけで華のある選手。スター性を感じさせてくれるというか、動きにもそういうものが見えるので、自分の中でも闘ってみたかった選手です」
棚橋「潮崎選手は、超かっこいいです。マジです。その悔しさを試合にぶつけます」
後藤「ゴツゴツしていて、体と体で思いっきりぶつかり合える選手なので、今から楽しみです」
杉浦「後藤選手は超かっこいいですね。まぁ、僕が好きなレスラーのタイプで何回でも試合をしたいと思っていたので。3度目になりますけど、思いっきり試合をしたいと思います」
–「G1 CLIMAX 2009」では、棚橋、真壁刀義に敗れているが、あえて挑戦者を後藤に選んだ理由は?
杉浦「まぁ、初防衛はキッチリしたいので、後藤選手を選ばせて頂きました。2度ある事は3度ありますから。あとは新日本が何か言ってくるなら、リベンジしたいと思います」
–杉浦に2連敗しているが、3度目の対戦に向けての秘策はあるか?
後藤「簡単に勝てる相手ではないと分かっているんですけど、あの時の俺では無いという事は言えると思います。あとはリング上を見てください。(杉浦の発言について)2回負けていますので、そう思われるのはしょうがないかなという気はするのですけど、俺から言える事は簡単には防衛させません」
–6月に新日本マットに初めて上がったが、その時の印象は?
潮崎「試合は、凄くやりやすかったですね。自分の中で、(新日本の)お客さんに対して自分のプロレスを見せれたと思うので。あの時は(相手が)岡田(かずちか)選手でしたけど、今回は棚橋選手と闘うという事で、自分の中ではぶつけあえるかなと」
–その時、ノアとのスタイルの違いは感じた?
潮崎「いえ全く、特にそういうのはなかったですね」
–三沢光晴さんの後継者という部分で見られていると思うが、その辺は意識するか?
潮崎「別に三沢さんのそういうものを自分が受け継いで試合するというのは考えていないですし、ノアと新日本プロレスの対抗戦という風に捉えているので。そういう試合をしたい」