■CMLL『Viernes Espectacular de Arena México』
8月12日(金)<現地時間>
メキシコ・メキシコシティ アレナ・メヒコ
●メインエベント 時間無制限1本勝負
CMLL世界ミドル級選手権試合
<王者>
○ドラゴン・ロホ・ジュニア
(横入り式エビ固め)
<挑戦者>
×ロビー・イーグルス
※ロホが王座防衛に成功
CHAOSに所属するイーグルスが、CMLLが8月12日(現地時間)にアレナ・メヒコで開催した『Viernes Espectacular de Arena México』へ参戦。ロホの持つCMLL世界ミドル級王座へ挑戦した。
2週間前(8月5日)のアレナ・メヒコ大会でCMLL初登場を果たしたイーグルスは、“レレーボス・インクレイーブレス(※テクニコとルードの混成マッチ)でロホと対決。ロン・ミラー・スペシャルで王者から直接ギブアップを奪ってチームを勝利へ導き、このタイトル戦が組まれることとなった。
試合前、イーグルスのセコンドとしてゲレーロ・マヤ・ジュニアが登場。一方、ロホのセコンドにはダーク・マジックが付く。そんな中、セクニコ(正統派)のイーグルスに大歓声が飛ぶが、やはりルード(悪党)であってもメキシコ人ルチャドールであるロホにはより大きな歓声が集まる。
ゴングが鳴ると、両者はレスリングの攻防を展開。すると、来週8月19日に行われる『Grand Prix 2022 メキシコvs多国籍軍』を意識してか、なんとイーグルスが普段は見せないダーティーファイトを展開。ロホの動きを止める。
そして、イーグルスは得意の展開へ持ち込み、ロン・ミラー・スペシャルの布石となる450°スプラッシュを敢行。ところが、ロホが身をかわしてイーグルスを自爆させる。
ここからダブルダウン状態になるも、両者が意地で立ち上がり、イーグルスがロホの脚を狙って関節技を仕掛ける。だが、ロホが背後から蹴りを入れ、その勢いでレフェリーと激突してしまう。これでレフェリーが背中を見せた隙を突き、イーグルスはロホのマスクを剥いでスモールパッケージホールド。レフェリーは反則に気づかずカウントを数えるが、ダーク・マジックが足を引っ張って中断させる。
怒ったレフェリーがダーク・マジックのほうを振り返ると、そのレフェリーに向かってイーグルスが猛抗議。今度はロホがその隙を逃さず、スクールボーイ(横入り式エビ固め)でイーグルスを固める。振り返ったレフェリーが3カウントを数え、ロホが辛くも王座防衛を果たした。
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(C) CMLL / Alexis Salazar