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「TAJIRIを軍門に下らせて“俺側”に引き込みたい!」棚橋弘至インタビュー(パンフレット抜粋)
今回は中邑真輔戦の敗戦以降、沈黙を守っていた棚橋選手が、次期シリーズパンフレットの中で “あの一戦”を振り返り、さらに執拗に挑発するTAJIRIに対しては、意外な発言! 今回は、特別に棚橋選手インタビューの内容を少しだけお届けします!
■山崎さんの乱入? 『俺の試合なのに入ってこないでよ!』って(笑)
——前回の試合で、TAJIRIさんに花束を投げられた山崎(一夫)さんがリングに上がったとき、TAJIRIさんは、「棚橋クンがかわいそうだ」と。あと「棚橋クンは迷子のような顔をしてた」と思ったらしいです。
棚橋「ああ、確かに『俺の試合なのに入ってこないでよ!』とは思いましたけど(笑)。でも、TAJIRIも「マジで?」みたいな顔で慌ててましたよ」
——あと、「ほかの選手と違って、あれが棚橋クンだったら、上がってこなかったろう」とも言ってるんです。
棚橋「確かに上がらないっすね。俺なりのプロ意識というか。あまり感情のままに動いたことはないんです。『動いたらソンか、トクか』冷静に考えてから、動くタイプなんで」
——でも、棚橋さんってなんで、そんなに新日本らしくないんですかね?
棚橋「俺がプロレスに求めるのは……、武藤(敬司)さんの言葉を借りるなら、「作品」ですか? そういうものであってほしいと思ってるんです」
——世界が壊れようがケンカ上等! が新日イズムですから。だから、じつはTAJIRI選手と棚橋さんは思想的に共鳴してるんじゃないか、と。
棚橋「……じつはね、今回の邪道&外道たちとの合体にはガッカリしたんです」
——あ、そうなんですか?
棚橋「俺が共鳴するとしたら、やはりTAJIRIしかいないかなって……。だからね、俺が倒して、こっち側に引き込みたかった!」
——はぁ〜。それはおもしろい!
棚橋「いまの関係では無理ですけど、俺が倒して、向こうから歩み寄るなら、受け入れてもいいかな、と。負けておきながら、上から目線ですけど(笑)」
——でも、棚橋&TAJIRI組が実現したらかなり魅力的で強力なタッグですね。
棚橋「新日本的には、毒以上の“劇薬”になるかもしれない。でも……」
……と、この続き、さらに濃厚な内容は
- 2009.11.20
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「TAJIRIを軍門に下らせて“俺側”に引き込みたい！」棚橋弘至インタビュー（パンフレット抜粋）
