棚橋、中邑とのIWGP戦を目前に控え、覚醒状態に突入!
11月8日の両国国技館大会でIWGPヘビー級王者・中邑真輔に挑戦する棚橋弘至選手。7日に闘魂SHOP水道橋店で行なわれた自身のイベント終了後に囲み会見を開き、現在の心境をコメントした——。
–いよいよ決戦が明日に迫りましたが?
棚橋「時間が飛ぶように過ぎて行きましたね。1日に後楽園(ホール大会)が終わって、明日まで約1週間あったんですけど、こんなに早い1週間はなかったですね。何をやっても『時間が足りない』と思うし、夜も興奮して眠れないし」
–興奮している理由は?
棚橋「(中邑を)早くブチのめしたいなと。中学校の時、好きだった子とデートする前の日に似てる感じですね。比べちゃダメか(笑)。気持ちが高ぶってます。しかも、調子もスゲェいいんで。さっき寝れないって言ったんですけど、寝なくてもこの元気(と力こぶを見せる)。覚醒しています。常に意識が覚醒状態になっています」
–眼窩内側壁骨折で手術した右目の状態はいかがですか?
棚橋「もう問題ありません。二重(ふたえ)になって万々歳です」
–あらためて、中邑選手の印象は?
棚橋「これまで色々言ってきたんで。もう、ただの敵です」
–11月13日は誕生日ですね?
棚橋「そうですね。(中邑に勝って)33歳の誕生日をチャンピオンで迎えると。そして、ファイブ・タイムス・チャンピオンになります」
–棚橋選手がいう“ストロングスタイルの呪い”は明日で解けますか?
棚橋「呪いを解く鍵は俺が持っています。呪いを解く日は明日です。例えるなら、(自分が)ドラクエ(ドラゴンクエスト:スクエアエニックス)の主人公なんですよ。で、ラスボスか中ボスか分からないけど、今のところ倒さないと次のストーリーに進めないのが中邑」
–今、棚橋選手のレベルはどれぐらいですか?
棚橋「この1週間でかなりメタルキングを倒してきたんで。Sランクの青宝箱をたくさん取って来ました(笑)」
–強さを追求する中邑選手とは対照的ですね。
棚橋「僕と中邑、ファンはどちらにも乗ってくると思うんで。これは創世記の日米対決とか、プロレスの原風景。ファンが感情移入して、そこで盛り上がるという。そういうのが明日、あるんじゃないかなと思って。だから、出て行くのだけでもスゲェ楽しみですね。どういう反応がくるのかって、読めない部分があるんで」
–そう考えると、夜も眠れなくなる?
棚橋「眠れなくて、ドラクエやっちゃいます(笑)」