ライガーがノアジュニア完全制圧を宣言!/「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」会見
　　
　10月30日午後、都内のプロレスリング・ノア事務所で「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」についての記者会見が開かれ、10月31日JCBホール大会で行なわれる決勝トーナメントに進出した獣神サンダー・ライガー選手、金丸義信選手、中嶋克彦選手が出席。なお、4強入りしていた鈴木鼓太郎選手は、A型インフルエンザと診断され、欠場する事が決定。デリリアス選手が繰り上がる形でトーナメントに進出する事が発表された。
　
　また、GHCジュニア・ヘビー級王者のKENTA選手より欠場にともない、同タイトル返上の申し出があった事も発表され、このリーグ戦の優勝者が新王者として認定される事となった。
　

　
=金丸義信選手のコメント=
「(リーグ戦を)4試合闘って、自分自身納得できていないんで。明日、2試合勝つ気でいきます。(ライガーには)札幌でああいう形でやられているので、キッチリ借りを返したいなと思います。(中嶋について)年が若くてガンガン来るタイプだけど、全て技を受け切って、次に繋げたいと思います。気がついたら決勝トーナメントに残っているのは、自分ひとりなので。ノアの代表という事を意識して、明日は必ず勝ちます」
　
=中嶋勝彦選手のコメント=
「(金丸は)ジュニアとしての貫禄が凄くある選手だと思いますけど、若さとか勢いに欠ける部分もあるので。そういう部分では、僕がずば抜けていると思うので、それを出して、借りもあるのでしっかり返したいと思います。(リーグ戦での闘いぶりは)内容的には足らないところもたくさんあったのですけど、結果的に勢いづいてきているので、このままJCBで優勝を狙っていきたいと思います。ノアの大会ですけども、最後は健介オフィスの僕が取るので、しっかりと見ていてください」
　
=獣神サンダー・ライガー選手のコメント=
「(鈴木の欠場について)こればっかりは、どうしようもないんじゃないかなと思います。それに対してコメントはありません。会場のファンの雰囲気というか、ライガーを支持してくれているなというのはノアの会場でありながら感じられたので、それは自分の励みになっている。ここまで来たら、もう個人の闘いだと思います。リングに上がったら、自分自身しか頼れるものは無い。中嶋選手は若さがある、スピードもある、勢いもある。金丸選手はうまさがある、技の多彩さがある。でも、僕にはそれを上回る経験がある、力もある、技もある、自信もある。必ずライガーが優勝して、久しぶりにGHCジュニアのベルトを巻きたいと思います」
　
■ライガー選手の囲みコメント
–ここまでリーグ戦を闘い抜いてみての感想をお聞かせください。
ライガー「ファンの支持、声援、どの会場でもライガーの空気に変えられたという自負はあります。声援なり、応援なりがあって、自信になっていますし、勢いに繋がっていると思います。KENTA選手がああいう事になって、勝てば第1回のジュニアリーグ優勝と同時にベルトも入ってくる。こんな美味しいことは無い。最短コースで行きたいと思います」
　

　
–決勝で当たるとしたら、金丸選手と中嶋選手、どっちと対戦したい?
ライガー「どっちでもいいですよ。中嶋選手とは昔、東京ドームでシングルをやった経験があります。まだ彼がデビューしたばかりの頃で、その時と比べてぜんぜん違う、それくらい成長してる。(佐々木)健介が中嶋選手をどれくらい鍛え込んでいるのか、試合をすれば分かるので楽しみにしています。金丸選手は星の上では1勝1敗。決着戦じゃないけど、プロレスラーである以上、彼との闘いはエンドレスなんですけど、僕の勝ち越しで終わりたい。どっちが上がってきても問題ない。それよりも、僕がデリリアスに足をすくわれないよう、気をつけないと。ああいう訳の分からないの、好きじゃないから。『あれっ?!』っていうの、ライガーは多いですから」
　
–ライガー選手自身のコンディションは?
ライガー「リーグ戦は一発勝負じゃないので、その間の体調管理、練習をどうするか? どのように体を休めるか? そういうのを経験上分かっているというだけで、それが今生きていて。自分自身、びっくりするくらい凄く体調がいいし。メキシコ遠征からテンションを高く維持できているので。プロですから体が商売道具、それを錆びさせちゃいかん。簡単な事なんですよ」
　
–ベルトを取れば、ノアに継続参戦する事になるが?
ライガー「ノアの選手が新日本の会場に、『挑戦させてください』と来ればいいだけの話。ベルトを新日本に持って帰りますよ。IWGP Jr.と統一してもいいし、(11/8)両国の勝者とやってもいい。このベルトが僕の腰に巻かれる事によって、ベルトの価値とか、巡る動きが激しくなってくると思うので。僕が取るしかないし、その先の事しか考えていない。常に前向きでいきます。今回のトーナメントに出ている選手は、超一流ばかり。新日本のジュニアのリーグ戦に負けず劣らずのメンバーをよく集めたなと感心しています。明日、キッチリとライガーがベルトを取りますので、よろしくお願いします!」
　　
プロレスリング・ノア
「Autumn Navig ’09」
〜第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦〜
10月31日(土)
東京・JCBホール
17:30試合開始
　
第2試合
時間無制限1本勝負
「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」決勝トーナメント第1試合
中嶋勝彦(Aブロック1位)
VS
金丸義信(Bブロック2位)
　
第3試合
時間無制限1本勝負
「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」決勝トーナメント第2試合
獣神サンダー・ライガー(Bブロック1位)
VS
デリリアス(Aブロック3位)
　
第8試合
時間無制限1本勝負
「第1回ジュニア・ヘビー級リーグ戦」優勝決定戦
決勝トーナメント第1試合の勝者
VS
決勝トーナメント第2試合の勝者
　
■お問合せ
(株)プロレスリング・ノア
TEL 03-3527-5311(土日・祝祭日休)