3WAYボディスラムマッチに出場する3選手と特別レフェリーのKONISHIKI氏が登場!/10月12日「蝶野正洋25周年特別興行」会見
「蝶野正洋25周年特別興行」を翌日に控えた10月11日、3WAYボディスラムマッチで対戦するジャイアント・バーナード選手、吉江豊選手、曙選手、特別レフェリーのKONISHIKI氏、そしてプロデューサーの蝶野正洋選手が新日本プロレスの道場に勢ぞろい。大一番に向けた意気込みをそれぞれコメントした。
■吉江選手のコメント
「今、ワクワクしています。先日の会見(9月15日)から、さらに増量していて、この下(ズボン)はホックが外れている状態です。服の上からは分からないかもしれないですけど、明日は脱いだら凄いことになっています。そんな凄い闘い、ぶつかり合いを楽しみたいと思います」
■バーナード選手のコメント
「今回、蝶野さんがプロデュースした興行で試合をすることができ、とても光栄に思っている。この試合はみんな体がデカく、尊敬する人たちばかりだが、自分も負けない。明日は勝つために行く。ぜひ、みんなも楽しみにして来て欲しい」(KONISHIKI氏が通訳)
■曙選手のコメント
「バーナード選手も言ったように、蝶野さんのプロデュースした興行で試合ができて光栄です。明日は3WAYは初めてで不安でしたけど、僕の(相撲の)先輩のKONISHIKIさんがスペシャルレフェリーとして入ってくれるということで、気持ちは少し安心して臨めます。明日、頑張ります」
■KONISHIKI氏のコメント
「皆さんは知らないと思いますけど、蝶野さんとは昔からの関係で、家族も世話になっているので。僕もお母さんの影響で、子供の頃からプロレスは大好きなスポーツ。(新日本の)道場にいることが凄く幸せ。レフェリーの仕事でリングに上がることに、凄くワクワクしています。ちょっと緊張もしています。蝶野さんの25周年ということもあって、少しでもお役に立てればと思っています。いい試合になるように頑張りましょう」
——なお、会見の途中、バーナード選手から「曙選手とKONISHIKI氏は友人。KONISHIKI氏には中立の立場でレフェリングをして欲しい」との要望が入った。これに対しKONISHIKI氏は「大丈夫。フェアにやります」と返答。曙選手も「KONISHIKIさんとは友達以前に、先輩と後輩の関係。ルールに則って試合したいと思っています」と約束した。この件については、タイガー服部氏がサブレフェリーを務め、さらなる公正を期すことが蝶野選手より発表された。
■マスコミとの質疑応答
–プロレスが好きということですが?
KONISHIKI「昔からプロレスや格闘技が好きで、時間が許す限り見に行ってます。やっぱりハワイでは、プロレスと(アメリカン)フットボールが子供の憧れ。ウチのお母さんも大好きだしね」
–蝶野選手との関係は?
KONISHIKI「蝶野さんと初めて会ったのはもう20年以上前だもんね?」
蝶野「お兄さん(故アノアロ・アティサノエさん)がデビューした頃だから、もう25年ぐらい前ですよ」
KONISHIKI「僕も(大相撲の)関取になったところだから、ちょうど25年ぐらいになる。ちょうどその時に、兄貴が新日本プロレスへ出て。武藤(敬司/全日本プロレス)さんも一緒だったね?」
蝶野「そうです、そうです」
KONISHIKI「そういう思い出があるから。今回、この仕事が来た時はうれしくてうれしくて。ただ、細かいことを聞いていなくて、プロレスをやるのは体がボロボロだから無理だと思って。でも、レフェリーだったらいいなと思って。リングに上がったこともない。何回かチャンスがあったけど、たまたまタイミングがよくなくて。今回、それが叶って本当にうれしい」
–新日本プロレスもよく見ていた?
KONISHIKI「そうです。(アントニオ)猪木さん、(ジャイアント)馬場さんの時代から見ていましたから。新日本のおかげで、リック・フレアーとか憧れの人たちに会うこともできたんです。ウチのお母さんに言うと、凄くうれしがっていた。お母さんは、どんなに忙しくてもプロレス(のテレビ中継)が始まると、部屋に入ってプロレスを見てた(笑)」
–お母さんの影響を受けたわけですね?
KONISHIKI「プロレスも格闘技も好き。明日、この大きなイベントに参加できることがうれしい。それも、僕の庭(両国国技館)でやるわけだから。楽しみにしてる。今晩、寝れないかもしれない。みんなデカいから、リングが狭くなるじゃん。僕もちっちゃくないから。間違ってチョップでも当たったたら試合になんないよ。そうなったらもうKOだよ。みんなに運んでもらうしかない(笑)。昔と違うからもうダメ。ヒザが痛くて激しいことができない。まぁ、まだ46ですから。体のメンテナンスがよくなれば、蝶野さんと組んで闘う。そんな日がくれば面白いと思いますね」
–3人の選手とKONISHIKIさんをご覧になって、いかがですか?
蝶野「一番心配なのは、リングが壊れてメインまで持たないんじゃないかという心配があります(笑)。でも、これだけのメンバーが集まって、自分でも一番楽しみにしている試合です。それはほかの選手もそうだと思うし。変な乱闘でもあったら、KONISHIKIさんのつっぱりで(止めて欲しい)。レフェリーには手を出せないですから」
KONISHIKI「助けてよ。ちゃんと見てよ。危なかったらすぐ走って来てよ」
蝶野「レフェリーには絶対に手を出さないから大丈夫」
KONISHIKI「でも、間違えて手を出すこともあるの。テレビ見てると。みんな、頭がカーッと来てるから」
蝶野「そのへんは罰金とればいいじゃない」
KONISHIKI「俺がKOになったら意味がないよ(笑)」