8月11日(木・祝)名古屋大会・世界ジュニアヘビー級選手権試合で対戦する(チャンピオン)タイガーマスクと、(チャレンジャー)大森北斗が、8月2日(火)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントトーキョーで会見をおこなった。
挑戦者・北斗はオモチャの馬のマスクを被り、馬のぬいぐるみ持参で登場すると、「やっぱり小さいな。虎じゃなくて猫かと思ったぜ。そんな体で俺のパワーに耐えられるわけがない。俺が捕まえてグシャグシャにしてやるよ。だいたい今時、虎って世間は今、馬一色だぞ」などと挑発。
これに対し、王者・タイガーは「馬場さんが作ってきた全日本プロレスがこんな感じになって大丈夫なの?僕はこんな会見やらなくてもいいですよ。だからプロレスはナメられるんじゃないかな」と一刀両断。
さらに、「チャレンジャーの大森北斗選手、しっかり体感して11日の名古屋もしっかり防衛して。僕、そのあとメキシコに行くんですね。このベルトを持って行くか持って行かないかは僕次第ですからね。勝つという前提で話させてもらってますけど」と防衛宣言した。
■タイガーマスク選手のコメント
「4代目タイガーマスクです。ガオー、ガオー。あの……このタイトルマッチの会見でホントにこういうふざけたことをする。全日本プロレス大丈夫ですか?馬場さんが作ってきた全日本プロレスがこんな感じになって大丈夫なの?ホテルの係員の方もかなり引いてましたけどね。
言ってることもちっともわからないし、やるならちゃんとやった方がいいんじゃないですか。東京も関東もこんな暑いときにこういうしっかりとしたジャケットを着てきて、暑い中わざわざ来てるんですけどね。僕はこんな会見やらなくてもいいですよ。
それなのに、こういうふざけたことをするっていうのは……だからプロレスはナメられるんじゃないかなと僕は思いますね。それは全日本プロレスの問題ですから、僕には一切関係ないというかね。しっかりと11日はこのベルトを防衛させてもらいます。それしかないですもん。体が小さいとか、小さくてもチャンピオンなんだから。どう説明するの? 説明してほしいわ。体が小さいのに何でチャンピオンなの? 教えて。
(※北斗が奥田リングアナに代読を頼もうとすると)そんなことはどうでもいいんですよ。めんどくさいからいいですけど、とにかく7日の後楽園前哨戦。チャレンジャーの大森北斗選手、しっかり体感して11日の名古屋もしっかり防衛して。僕、そのあとメキシコに行くんですね。このベルトを持って行くか持って行かないかは僕次第ですからね。勝つという前提で話させてもらってますけど」
■質疑応答
――北斗選手とは対戦したことがないが、この会見もひっくるめてどんな印象をいだいている?
タイガー「この会見もひっくるめてって、そんなのひっくるめていいの?」
――こういう形で会見に出てきて怒りの感情があるかと。
タイガー「彼がヒールなのかベビーフェースなのか僕はわからないですね。ただ、ヒールで来るんだったらヒールでしっかり来てほしかったなと思うしね。こういう訳のわからない、ドン・キホーテで買ってきたような、ようわからんの着て、挑発してるのかもわからないけど、挑発にもならないしね。でも何だかんだ言っても試合ではしっかりしたもの見せてくると思いますしね。そこは楽しみにやらせてもらいます」
――世界ジュニアを巻いてから2ヵ月ほど経つが、ベルトへの思いに変化はある?
タイガー「全日本プロレスさんのベルトとはいえ、2回防衛して世界ジュニアのチャンピオンという意識というのはだんだん強くはなってますけどね。それは全日本プロレスさんが悔しい思いをしてるでしょうから、そのへんはぜひいい試合というかね、取り返すっていうものを持ってきて試合に挑んでほしいなと思いますね」
――どのような思いで当日戦おうと思っている?
北斗「頑張る、ヒヒーン」
タイガー「ちゃんとした会見じゃなければ僕こういうの大好きですけどね。面白い。でも会見だからね。(写真撮影の際)結構あれですよ。ハーハー、ハーハー言ってますよ」
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