「同期の武藤選手、船木選手と同じリングに上がれるとは思わなかった」(蝶野)/全日本プロレス8月30日両国大会 全対戦カード発表
　
　8月10日、全日本プロレスが記者会見を開き、8月30日両国国技館「2009 プロレスLOVE in 両国 vol.8」の全対戦カードを発表した。
　

　
　同大会のメインイベントに出場する蝶野正洋選手もこの会見に出席し、対戦相手であり、同期の武藤敬司選手&船木誠勝選手と共に意気込みを述べた(※蝶野選手のパートナーである鈴木みのる選手は、連絡がつかなかったため欠席)。
　
船木「20数年ぶりに、武藤さん、蝶野さんと同じリングで試合ができることを楽しみにしています。全力で頑張ります」
　
蝶野「まず、武藤社長、25周年おめでとうございます。この時期に同期の武藤選手、船木選手と同じリングに上がれるとは、本当に思いませんでした。20数年ぶりに闘う船木選手、それから武藤選手とはシングルで闘って以来6、7年ぶりになる。これはマスト、やらなければいけない、というのが自分たちの試合のテーマだと思います。25周年に相応しい試合できるよう頑張りますので、よろしくお願いします」
　

　　
武藤「このマッチメイクは、だいぶ前から決まっていまして、今さら何も言うことはないんですが、まぁ先ほど蝶野からエールを頂いて……蝶野、第二子誕生、おめでとうございます」
蝶野「ありがとうございます(笑)」
武藤「なんか子供のためにも頑張んなきゃいけなくなったね(笑)。そんなわけで、(蝶野の)パートナーの鈴木みのるも今日参加していないということで、思ったよりシャイだなと。この間、パートナーである船木の練習風景を見たけど、これはビビるで。凄くいい動きをしているから。こんないいメンバーに囲まれているけど、武藤敬司もそれなりに存在感を見せていくので、どうかよろしくお願いします」
　
■記者との質疑応答
–船木選手の印象は?
蝶野「入ってくる前に後ろ姿を見て、まだ10代ぐらいのエネルギーを感じました。何年かしか同じリングで試合をやっていないですけど、年齢からしたら自分たちよりも若い。プロレスのセンスは、もしかしたら武藤さんより上じゃないかなという感覚がありました。そのセンスが、8月30日の試合で見られるんじゃないかなと思います。ただ、かなり危険な香りもしますので、ここにいない鈴木くんを前面に出して、闘ってもらいたいなと思います」
　
–鈴木選手が会見を欠席したが?
船木「鈴木らしいなと思いますね。変わってないです。今回、久しぶりにリングで会って1回で終わるのか。それが線になるか。やってみないと先が見えない。久しぶりにリングで会うので、こっちは楽しみにしています。向こうはどう思っているか分からないですけど。(鈴木選手の挑発的なコメントについて)昔からそういうスタイル。人の悪口を言って、自分がのし上がっていくタイプなので。そういうところも相変わらずだなと」
蝶野「まぁ鈴木くんもベテランの選手ですから、チームワークどうのこうのはあまり気にしていない。シングル戦ぐらいの気持ちで闘いますので、大丈夫だと思います」
　
–鈴木選手とはどれぐらい会っていない?
船木「5年ぐらい会っていないです。自分がパンクラスを退社した時からですね。(鈴木の)姿を見て直接言われたら気持ちになりますけど、それ以上に今は、武藤さん、蝶野さんと同じリングに20数年ぶりに上がるというのが大きいですね。4、5年、新日本(プロレス)にいた時のことが懐かしい。嬉しいし、緊張もするし。久しぶりにプロレスをやるということを含めて、そっちの方が大きいですね」
　
–トレーニングは?
船木「全日本プロレスの合同練習に参加させてもらって、若い選手と一緒に同じメニューをやって。久しぶりに筋肉痛になりました。かなり大変でしたけど、やるごとに体が蘇ってくるというか。15歳から20歳までやっていたことは、しっかりと体に記憶されているなと思いました。それを両国で出したいと思います」
　
　その後、囲み会見で「3人並ぶと、新弟子の頃に洗濯へ行ったこととか、付き人やってたこととか、昔に戻りますね」と感慨にひたっていた蝶野選手。
　

　
　「あの2人のチームは、ちょっと反則だよ。顔もいいし(笑)。本当は、あの2人は新日本プロレスに残ってプロレス界を引っ張っていくという期待を持たれた2人だと思う。その究極のベビーフェースの2人が組むのはちょっと卑怯だなと」と、武藤選手&船木選手のタッグチームの印象を語りつつも、「体重も100キロ切るぐらいの形を維持して、非常に調子がいいです」と、自身の好調ぶりもアピールしていた。
　
全日本プロレス
8月30日(日)
東京・両国国技館
「2009 プロレスLOVE in 両国 vol.8」
開場15:00 開始16:00
　
メインイベント
武藤敬司デビュー25周年記念 スペシャルタッグマッチ
60分1本勝負
武藤敬司
船木誠勝
VS
蝶野正洋
鈴木みのる
　
※その他の対戦カード、チケット情報は全日本プロレスオフィシャルHPをご覧下さい。
※この大会のスカパー!PPV生中継の情報は、スカチャンHPよりご覧下さい。
　
■全日本プロレス
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■スカチャン
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