いよいよ開幕した『G1 CLIMAX 32』その3日目となる7月20日(水)ゼビオアリーナ仙台大会で、初公式戦を迎えるのが内藤哲也。今年は、思うような結果がどうにも出ていない“カリスマ”だが、東京ドームへ向けて大逆転を目論む。開幕前にその心境を直撃インタビュー!!
聞き手/鈴木佑
撮影/中原義史
※以下、インタビューの序盤を無料公開!
■『新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32』
7月20日(土) 17:00開場/18:30開始
宮城・ゼビオアリーナ仙台
☆チケット情報/☆対戦カード情報
☆チケットは各社WEBサイト・コンビニ店頭にて、19時30分まで販売します!
【ローソンチケット】 http://l-tike.com/njpw
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ファミリーマート各店
※会場での当日券販売は大会当日16時~となります。
※車椅子でご観戦のお客様は、「2階指定席」をお買い求めください。
■広島大会のプロモーションも入ってて、野球のゲスト解説の仕事があるので。仕事と趣味を兼ねて、“ホーム”広島で英気を養い、『G1』へという感じです。
――さて、内藤選手。ここ最近のSNSを拝見してると、オフのときはわりと小旅行というか、よく遠出をされている印象がありますけど……。
内藤 まあ、目の手術もしましたし、ちょっとリラックスがてらというか。
――でも、7月5日に『NEW JAPAN ROAD』が終わり、16日開幕の『G1 CLIMAX』を迎えるまでのオフは、そういうわけにもいかないのでは?
内藤 そうですね。実際に俺は5日の後楽園ホールの試合後に「今日から『G1 CLIMAX』開幕戦までの11日間が、凄く重要になってくる」って言ってますから。で、「じゃあ、どう過ごそうかな」と考えに考えた結果、やっぱり楽しくすごすことが大事だなと(笑)。
――『G1』に向けて、猛練習を積むとかではなく(苦笑)。
内藤 もちろん試合のことも考えますけど、そればかりに頭を使って、ひたすらトレーニングに打ち込むのは何か違うと思って。だから、野球観戦がちょうど良いっすね。
――内藤選手の場合は野球観戦が一番、心の安定につながるのかもしれないですね。
内藤 フフフ。先週も甲子園に行ってきましたからね。で、『G1』広島大会のプロモーションも入ってて、野球のゲスト解説の仕事(7月13日・広島東洋カープvs横浜DeNAベイスターズ)があるので。仕事と趣味を兼ねて、“ホーム”広島で英気を養い、『G1』へという感じです。
■『G1』も優勝に届かず“あと一歩”止まりだったら意味がない。とにかく、上半期は結果を残せなかったなと思ってます。
――今年の内藤選手はここまで“あと一歩”という状況が続いている印象があります。IWGP世界ヘビーには2度挑戦するも王座初戴冠はならず、『NEW JAPAN CUP』も準優勝という結果に終わって。
内藤 まあ、それも俺らしいっちゃ俺らしいですけどね。 その“あと一歩”のところまでは努力次第でいけると思うので、べつに結果を残してるなんて実感は全くないです。
――1位じゃなければ2位も最下位も変わらないという感覚ですか?
内藤 ハイ。だから、『G1』も優勝に届かず“あと一歩”止まりだったら意味がない。とにかく、上半期は結果を残せなかったなと思ってます。
――内藤選手は早い段階から「1月4日の東京ドームのメインに立つ」と公言されてますが、『G1』優勝者には例年、翌年のドームで最高峰のベルトへの挑戦権利証が与えられるので、そのチャンスが懸かった大会というか。
内藤 ここを逃すとかなり厳しくなってくるでしょうね。ラストチャンスではないけど、かぎりなくそれに近いというか、かなり切羽詰まった状況である事は間違いないなと。
――あらためて1.4東京ドームのメインに対するこだわりを伺いたいんですが、過去に内藤選手は18年、21年の同大会でメインを飾っています。あとは1.5東京ドームになりますが、20年もメインを務めていて。
内藤 1.5も含めれば通算3回ですね。18年と20年は挑戦者として先に入場して、21年は王者として最後に花道を歩いて。でも、勝って笑顔で花道を引き上げたことはないんですよ。18年はオカダ(・カズチカ)、21年は飯伏(幸太)に負けて。20年はオカダに勝ちましたけど、KENTA選手に襲撃されてるんで……。
――東京ドームのメインの舞台に立ったことはあるものの、一度も満足して終えたことがないと?
内藤 ないですね。つまり東京ドームの大合唱を経験したことがないわけで。そこへのこだわりは強いですね。
――そういう意味では9月5~6日の後楽園ホール二連戦が、収容制限はあるものの、声出し可の大会として開催されるのは朗報というか。
内藤 ウン。素直にうれしいですよ。やっぱり、最高の試合というのはレスラーだけじゃなく、お客様も含めて作るものだと思いますし。とりあえず声出し可で発表されてるのは9月の2大会のみで、東京ドームのときは状況がどうなっているかもわからないですけど、楽しみにしたいですね。俺も「いつかまた声が出せるように戻ればいいや」なんて、悠長なことは言ってられない年齢ですからね。
■4ブロック制はやったことがないし、終わってみれば「来年も今回と同じ規模でやりたいな」って思うのかもしれないし。やってみないとわからない。
――そういえば内藤選手は今回、歴代最多となる28名の参加者の中に日本人の初参戦選手がいないことに懸念を示してましたよね。
内藤 いろんな国の選手が多く出場するのは、ワールドワイドでいいと思うんですよ。でも、ここは海外の団体ではなく、新日本プロレスですから。そのへんは何とかしなきゃいけない大きな問題だと思います。
――外国人の初出場選手は5名いて、スケール感のある大会ではありますが、問題もあると。
内藤 そうですね。でも、大会自体は楽しみですよ。俺、よく『G1』の出場人数が多いって発言してますけど、今回の4ブロック制はやったことがないし、終わってみれば「来年も今回と同じ規模でやりたいな」って思うのかもしれないし。こればかりはやってみないとわからないですけど。
――参加人数は増えたものの、公式戦は近年の9試合から6試合に減りましたが、これについては?
内藤 気持ち的にはラクですね。あと、自分の公式戦が組まれてない大会にも出場することに関して、俺は常にリングに上がっていたいタイプなので、そこはむしろ歓迎すべき点というか。個人的には試合のダメージより、試合スパンが空いて実戦の感覚が鈍ることのほうが心配なので。
――あとは決勝トーナメントが2009年以来、13年ぶりに復活します。
内藤 それも経験したことがないんですよね。まあ、4ブロック制の時点で自ずと決勝トーナメントになるというか、さすがに4WAYマッチは勘弁なので。で、ちょっと前の『G1』は最終日に公式戦と優勝決定戦で一日2試合やることもありましたけど、今回は準決勝と決勝が別日なので、そこはよかったかなと。
■後藤選手は、タッグのほうで存在感を出してますけど、「そもそもあなたがCHAOSに行った理由はなんでしたっけ?」っていうのは言いたいかな。
――では、ここからは各公式戦について伺えれば。初戦となる7.20ゼビオアリーナ仙台では後藤洋央紀選手と対戦します。これまで何度も対戦していますが、直近は2020年の『G1』公式戦で、そのときは内藤選手が勝利を収めています。
内藤 後藤戦でいうと、11年2月に仙台サンプラザホールの試合が印象に残ってるんですけど、今回は同じ仙台なんですよね。
――11年2月の後藤戦は、内藤選手が「メインの棚橋弘至vs小島聡のIWGPヘビー級王座戦よりも盛り上がった」と振り返っていた試合ですね。
内藤 そうです、試合結果は俺の負けなんですけど、盛り上がりはメインに負けてなかったと思っていて。個人的に後藤洋央紀とのプロレスは、わりと好きですね。
――現在、NEVER6人タッグを保持していますが、いまの後藤選手のことをどうご覧になってますか?
内藤 YOSHI-HASHIともIWGPタッグを持ってましたし、タッグのほうで存在感を出してますけど、「そもそもあなたがCHAOSに行った理由はなんでしたっけ?」っていうのは言いたいかな。
――後藤選手は2016年の『NEW JAPAN CUP』の決勝で内藤選手に敗れ、直後にオカダ選手からの勧誘を受け入れてCHAOSに加入しましたね。環境を変えて天下獲りを目指すというか。
内藤 いつの間にかシングルでのギラギラした欲を忘れてしまってるのかなと。タッグのほうに力を入れているという部分で、最後のシングルのときよりもちょっと考えかたの変わった後藤洋央紀を味わえるのは、楽しみと同時に、いいスタートが切れそうかなとは思ってます……。
※無料公開はここまで! 全公式戦を徹底分析!さらにファン目線での優勝予想も…!?
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■『新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32』
・7月20日(水) 17:00開場 18:30試合開始
宮城・ゼビオアリーナ仙台
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・7月23日(土) 17:00開場 18:30試合開始
東京・大田区総合体育館
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※ロイヤルシート」「アリーナ席」は残りわずかとなりました。
・7月24日(日) 13:30開場 15:00試合開始
東京・大田区総合体育館
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※「ロイヤルシート」は完売、「アリーナ席」は残りわずかとなりました。
・7月26日(火) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
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・7月27日(水) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
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・7月30日(土) 15:30開場 17:00試合開始
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
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・7月31日(日) 14:30開場 16:00試合開始
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
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・8月2日(火) 17:00開場 18:30試合開始
静岡・浜松アリーナ
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・8月5日(金) 17:30開場 19:00試合開始
愛媛・アイテムえひめ
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・8月6日(土) 15:30開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
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・8月7日(日) 12:30開場 14:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
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・8月9日(火) 17:00開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
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・8月10日(水) 17:00開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
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・8月13日(土) 16:30開場 18:00試合開始
東京・町田市立総合体育館
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・8月14日(日) 13:30開場 15:00試合開始
長野・ホワイトリング(長野市真島総合スポーツアリーナ)
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
・8月16日(火) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館
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※「応援シート」の詳細はコチラ↓
【G1 32】8/16(火)&17(水)日本武道館大会「ユニット応援シート」の販売が決定!
・8月17日(水) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館
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【G1 32】8/16(火)&17(水)日本武道館大会「ユニット応援シート」の販売が決定!
・8月18日(木) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館
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