『KOPW』保持者・鷹木信悟選手が、『G1 CLIMAX 32』Dブロックにエントリー。公式戦で激突する7選手について直撃インタビュー!
今年のテーマは、誰よりも元気ハツラツ暴れ狂う!『G1』初制覇へ向けて熱い想いを激語り!
撮影/中原義史
■『G1 CLIMAX 32』
・7月16日(土) 15:30開場 17:00試合開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
★チケット好評発売中!!
★対戦カードはコチラ!
■7月17日(日) 12:30開場 14:00試合開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
★チケット好評発売中!!
★対戦カードはコチラ!
■あの歓声もそうだし、スティングの存在感、悔しい想いもしたし、飛行機トラブルで大変な思いもしたし、ホント喜怒哀楽が激しい米国遠征になったよ
――さて、鷹木選手。まずは『G1』の話を伺う前に、『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』に参戦されていかがでしたか?
鷹木 約2年半ぶり? ホントに3年近くぶりぐらいに生の歓声を聞いたから、ビックリしてデビュー戦ぐらいの気分になっちゃったし、(2018年10月8日)両国の初登場の時を思い出したね。
――それぐらいインパクトがあったわけですね。
鷹木 地響きもすごくて、俺たちの前の試合(AEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定4WAYマッチ)なんかメチャクチャ沸いてて、俺自身は「いつも通りの鷹木信悟で行こう」と思ったけどちょっと疑心暗鬼になったよ。
――それぐらい独特の雰囲気だったと。
鷹木 いままでコロナ禍の日本で試合をやる限りは「歓声ってないものだ」って身体に染みついちゃってるから、自分のやることは変わらないんだけど、あそこまでの大歓声を聞いた時に「ヤバい、裏切ることはできないな」っていう、もともと持っていたプロ意識がさらに芽生えた感じだったね。
――歓声に刺激を受けたわけですね。
鷹木 日本だと俺自身が「キタキタキター!」って盛り上げてるけど、あっちではファンが声出して盛り上がってるから、そういった意味では久々の感覚だったね。
――日本でも歓声が恋しくなりましたか?
鷹木 まあ、同じ地球の中にあるわけだから、いずれ日本もああいう状況になってほしいと思うし、その時が来たら前以上の声を出してほしいよね。
――初上陸となったAEWマットに関してはいかがですか?
鷹木 確か2018年12月の最終戦の後楽園ホールだったかな。そこでケニー・オメガが「来年はシンゴと試合がしたい」と言ってるとマスコミから聞いてさ、そしたらケニーがいなくなっちゃったから「もしかしたらAEWでやりたかったのかな?」って俺のなかで勝手にそう解釈してて、何気にAEWの存在ってずっと気になっていたんだよね。
――そんなことがあったんですか!?
鷹木 近年では新日本の選手も上がるようになって、「いずれ俺にもチャンスが来るかな」って人には言わずに内に秘めた形で「いつでも行くぞ!」っていう用意はしてたよ。
――AEWで気になる選手はいましたか?
鷹木 気になる選手で言えば過去に対戦経験があったりニアミスした選手は気になるね。ブライアン、サモア・ジョー、クラウディオ、PAC辺りかな。でも、俺の試合ではスティングに全部持っていかれたからな(苦笑)。入場シーン、さらに試合でも持っていかれたから「やっぱレジェンドって強いな」って思ったよ。でも、俺もそこに負けないような選手にならないといけないし、そういう試合を見せていかないとなと思ったよ。
――なるほど。
鷹木 本来なら、石井(智宏)が俺の前の試合でタイトルマッチをやってたわけだし、棚橋(弘至)、オカダ(・カズチカ)もタイトルマッチをやってたわけだからさ。俺だって昨年はIWGP世界ヘビーでずっとタイトルマッチをやってきたから、そこはスルーしたくないし、やっぱりメイン戦線に絡んでいきたいよね。
――『G1』前にAEWとの合同興行に参戦して刺激になりましたか?
鷹木 「『G1』前にいい刺激をもらいに行くか」って気持ちだったけど、メチャクチャ最高な刺激をもらったよ。あの歓声もそうだし、スティングの存在感、悔しい想いもしたし、飛行機トラブルでも大変な思いもしたし、ホント喜怒哀楽が激しい米国遠征になったよ。
■(28選手エントリーは)人が多いだけに“ホンモノ”と“ニセモノ”が明らかになる。(4ブロック制は)毎試合、毎試合、完璧なコンディションで闘えると思うよ(ニヤリ)
――では、いい刺激をもらった鷹木選手に『G1』の話を伺っていきたいのですが、まず今年の『G1』は最多28人エントリー、4ブロック制となりました。この点に関してはいかがですか?
鷹木 人が多いだけに“ホンモノ”と“ニセモノ”が明らかになるよね。まあ、人数が多いってことはいろんなスタイルが見られるから俺は面白いと思うけど。
――そういう見方もありますよね。
鷹木 俺は『SUPER Jr.』の解説をやらせてもらって、アレックス・ゼインとかエース・オースティンとか、最初はどういう試合をするかわからなかったけど、彼らはかなり盛り上げてたからね。
――たしかにかなりの存在感を示しましたね。
鷹木 結局、プロレスファンは「この試合どうなっちゃうの?」っていうことに興味を持つわけだから、今回Aブロックにモンスター級のデカいヤツらがいるっていうのはすごいと思うよ。
――未知なる選手に期待感が膨らむわけですね。
鷹木 俺が4年前にPWGっていう団体の『バトル・オブ・ロサンゼルス』に出た時、そこでジェフ・コブと初めて会って、その大会はジェフ・コブが優勝したんだけど、じつはジョナも予選に出てたしね。
――当時のジョナ選手の印象は?
鷹木 ジョナなんかは日本での経験も長かったから、俺が向こうに行った時にケアしてくれた部分もあったし、一緒にジムへ行った思い出もあるから、彼とは会うのが楽しみだし、できれば試合もしたかったよね。もちろん、ブロックを突破すれば可能性はあるけど。
――4ブロック制に関してはいかがですか?
鷹木 ジョナとか(ランス・)アーチャーとか身体のデカいヤツとやっても、「俺のパワーは通用するんだ」っていうのを見せたかったから、(4ブロック制は)ちょっともったいないなっていう感じはするかな。
――逆に今回は公式戦の数が6試合となり、コンディションを整えやすいという声もあります。
鷹木 毎試合、毎試合、完璧なコンディションで闘えると思うよ(ニヤリ)。「連日、公式戦をやる」ってなると、どうしても負傷箇所が癒されることなく出なきゃいけないけど、公式戦の間隔があってやれるのであれば、必ずベストな状態で出れるから間違いのない結果が出るんじゃないかな。
■(ジュースは)俺的にはポリシーを感じない。俺からしたらそんなヤツは“中途半端”だよ。俺としては初戦だし、ビシッと締めたいと思ってる
――では、公式戦についても伺っていきたいのですが、初戦は7月17日(日)北海きたえーる大会でジュース・ロビンソン選手と対戦します。
鷹木 実力者であることは間違いないと思うけど、「なんでBULLET CLUBに移ったの?」とか「彼自身が何をやりたいの?」とかね。病気になって日本に来れなくなってベルトが返上になったとか、ああいうのを見てると、去年、世界ヘビーで(ウィル・)オスプレイがどうこうみたいなのがあったから、俺からすると「何をやりたいの?」って感じかな。
――なるほど。
鷹木 プロとしてファンをガッカリさせちゃダメだし、俺的にはポリシーを感じない。俺からしたらそんなヤツは“中途半端”としか言えない。
――とはいえ「実力者」という言葉もありました。いちレスラーとしてはいかがですか?
鷹木 BULLET CLUBに入ったことでどういったスタイルで来るのかは気になるかな。まあ、汚いやり方で来るんだったら「俺も同じことで返してやる」っていう気持ちはあるし。
――鷹木選手もダーティーファイトでやり返しますか。
鷹木 俺から椅子とか凶器を持ってくるっていうことはないけど、「そういうものを持ってくるんだったら、俺もそれを使ってやるよ」っていう用意はしてるよ。
――この一戦は蓋を開けてみてという感じですね。
鷹木 俺自身はいつも通り変わらないけど、ジュースに関して言えば「やってることが中途半端だから、俺が目を覚まさせてやるよ」ってことだよ。『G1』っていうのは一つのブランドだから、俺は大阪城が終わって一旦『KOPW』も置いてるし、ジュースもUSヘビーのこととか関係なしに『G1』に集中して来てほしいな。
――たしかにそうですね。
鷹木 言ってみれば、BULLET CLUBも関係ないし、個人闘争で来てほしいよ。俺は3年前に『G1』初参戦した時、初戦がジュースで試合には負けてしまったけど、俺的にはすごく気持ちよく試合ができたんだよ。
――今回もそういう試合をしたいと。
鷹木 おたがい3年経ってレベルがアップしてるわけだから、あの時よりももっとすごい試合ができると思ってるけど、アイツがBULLET CLUBだからって中途半端なやり方で来たら試合自体はグチャグチャになるだろうね。でも、俺としては初戦だし、ビシッと締めたいと思ってるよ。
■毘沙門っていうぐらいだから上杉謙信を尊敬してるかもしれないし、俺は武田信玄を尊敬してるから、 “川中島合戦in大田区”かもしれないな(笑)
――続いて公式戦2戦目は、7月23日(土)大田区大会でYOSHI-HASHI選手と対戦します。
鷹木 YOSHI-HASHIと言えば、同じ浜口道場出身、同い年っていうこともあるけど、俺はSNSで「最後の30代だから最高の思い出を作る」って言ってて、たぶん彼にもそういう想いがあると思うよ。
――同い年のレスラーとしてYOSHI-HASHI選手をご覧になっていかがですか?
鷹木 後藤洋央紀と組んでる毘沙門は、YOSHI-HASHIが後藤洋央紀っていう実力者をうまくコントロールしてるから、あの毘沙門が成り立ってると思うし、毘沙門の司令塔は間違いなくYOSHI-HASHIだよ。
――個人として見た時はいかがですか?
鷹木 まあ、後藤洋央紀を使うのはうまいかもしれないけど、シングルプレイヤーとしてどこまでできるかっていうのはクエスチョンマークだよね。同い年、体格も似てる、気合と根性ってなったら、もう元気ハツラツの俺が負ける気はしないよ。
――脅威な点はとくにないと。
鷹木 一つポイントがあるとすれば、彼はカルマっていうMADE IN JAPANと似た技を使ってるけど、俺はMADE IN JAPANを食らったことがないから、食らってみたいって怖いもの見たさもあるし、そのへんの心理戦も楽しみだよね。
――なるほど。
鷹木 あと、アイツは毘沙門っていうぐらいだから上杉謙信を尊敬してるかもしれないし、俺は武田信玄を尊敬してるから、上杉vs武田の大田区でやる川中島合戦みたいな……“川中島合戦in大田区”かもしれないな(笑)。ちょっと強引かもしれないが…。
■フィンレーにとっては一番大事な時期だよね。出る杭は打たせてもらうし、借りもあるから容赦なく鷹木信悟の“叩き潰すプロレス”を体感してもらうよ(ニヤリ)。
――続いて公式戦3戦目は、7月30日(土)愛知大会でデビッド・フィンレー選手と対戦します。
鷹木 じつは俺、2020年(11.28藤沢大会)の『WORLD TAG LEAGUE』でフィンレーにスリーカウントを取られてるんだよね。パルプフリクションとかを食らった後のスタナー(ACID DROP)で3つ取られてるから、そういった意味ではシングルで仕切り直してやりたいね。
――29歳での『G1』出場で、再び勢いを取り戻している選手でもあります。
鷹木 見た目とかも変わって来たし、フィンレーにとっては一番大事な時期だよね。俺も20代後半から30代に入る時って、プロレス人生で「ここで伸びるか、止まるか」っていうのが大事な時期だったけど、出る杭は打たせてもらうし、借りもあるから容赦なく鷹木信悟の“叩き潰すプロレス”を体感してもらうよ(ニヤリ)。
■10分以内に終わらせるとか、そういうこだわりはしなきゃいけない。対オスプレイ戦に関しては秘策も考えてあるし、そういった意味でも楽しみにしてもらいたい
――続いて公式戦4戦目は、8月6日(土)大阪大会でウィル・オスプレイ選手と対戦します。
鷹木 本来であれば、俺が1.4東京ドームでオカダからIWGP世界ヘビーを防衛して、1.5にオスプレイとやるって考えてたけど、俺は負けてしまって……。ただ、あそこでオスプレイが獲ればまた違った展開が生まれてたかしれないし、そういった意味では運命のイタズラというかね。
――あらためてレスラーとしてはいかがですか?
鷹木 AEWの試合をモニターで観てたけど、オスプレイが一番輝いていたと思うよ。セミにオカダ、メインに棚橋が出てたけど、オスプレイが一番会場を沸かしてて、敵ながら「オォ、さすがオスプレイだな!」と。
――鷹木選手から見て、オスプレイ選手の一番の強みはなんだと思いますか?
鷹木 俺なんかはザックに「シンゴはサムライだ」って言われてたけど、俺からしたらオスプレイもサムライのように見えるんだよね。死生観というか、つねに背水の陣でいるみたいな、すごい生き急いでる感じかさ…。
――試合に対する姿勢ですか。
鷹木 そこはちょっと生まれた国とかも違うし、ファイトスタイルも違うけど、「いまを大事にしてる」っていう部分では似てるかなと思うよ。俺的にはタイトル戦でもないし、『G1』のイチ公式戦ではあるけど、1.5でやるような感情でやりたいよね。
――この一戦にはかなりの想いがあるわけですね。
鷹木 オスプレイとは1年半ぶりぐらいシングルマッチだし、ただ勝つだけじゃ2年前の(9.27)神戸の時みたいに「ノーカウントだ」とか言われてもしょうがないから、ノーカウントって言わせないぐらいインパクトのある勝利をしたいよね。
――言い訳できない勝利ですね。
鷹木 それこそ10分以内に終わらせるとか、そういう拘り持たなきゃいけないよね。対オスプレイ戦に関しては秘策も考えてあるし、そういった意味でも楽しみにしてもらいたいね。
■勝ちにこだわるとか闘う気がないから、裕二郎はそういう意味で何をしてくるかわからないよね。俺的には「漢の闘いをしようぜ!」って言っておきたい
――続いて公式戦5戦目は、8月13日(土)町田大会で高橋裕二郎選手と対戦します。
鷹木 去年、(10.18)横浜で裕二郎に足を引っ張られて、決勝まで上がることができなくなったっていう状況になって、「町田で裕二郎とかやめてくれよ」とか言ってたらまさかの町田で裕二郎になったから、ガチで世にも奇妙な物語になった気分だよ。
――ああいう試合をされて苦手意識などはありますか?
鷹木 もうアレは試合じゃないもんね。勝ちにこだわるとか闘う気がないから、裕二郎はそういう意味で何をしてくるかわからないよね。
――この試合は終盤戦でもあるので、星取りの部分でも要注意な相手ではあると思います。
鷹木 不気味だけど、俺は裕二郎にトラウマとか持ちたくないから、それを払拭する意味でもガツンと叩き潰したいなと思ってるよ。
――試合に対する姿勢に関しては思う部分もあると思いますが、レスラーとしてはしっかりしたバックボーンもある選手です。
鷹木 ただ、いまいち何をやりたいかわからないよね。HOUSE OF TORTUREのとりあえずいる人みたいなイメージだよ。HOUSE OF TORTUREで一番目立ってないじゃない? でも、一番目立ってないから怖いんだよね。
――目立ってないから怖い、ですか。
鷹木 ハッキリ言えばあんまり眼中にないんだよ。俺が去年、EVILとタイトルマッチをやった時も、東郷はいる、SHOはいる、裕二郎はまあまあみたいな。その一番目立ってないからこそ、何をしてくるかわからない怖さはあるよね。あとは、これだけ『G1』に集中して、男くさい『G1』を望むなかで、PIETERがいるのはちょっと目障りなんだよな。
――気が散る感じですか?
鷹木 俺も男だからあの美貌で近づかれたら意識してしまう(笑)できたらPIETERなしでお願いしたいよ。俺的には裕二郎に「漢の闘いをしようぜ!」って言っておきたいな。
■ファンタズモは“何でも屋”みたいなイメージがある。「そんなの『G1』で通用しないよ」っていうのを、ジュニアから上がってきた先輩として見せつけてやりたい
――そして最終公式戦は、8月16日(火)日本武道館大会でエル・ファンタズモ選手と対戦します。
鷹木 『SUPER Jr.』でもファイナルまで残ってないし、「なんでファンタズモが出られるの?」っていうクエスチョンマークだよ。これに関しては、ただの人数合わせにしか思えないね。
――とはいえ、長身かつ長い手足から繰り出す打撃は威力もありますし、ハイフライヤーとしての実力もありますが、この点に関しては?
鷹木 ものすごいポテンシャルが高いレスラーだと思うけど、なんでもできちゃう “なんでも屋”みたいなイメージがあるよね。だから、ファンタズモには闘いを感じないというか、「俺はこんなこともできるよ」っていうので満足しちゃってるレスラーに見えるよ。
――器用な選手ではありますね。
鷹木 彼の試合も何度か観てるけど、勝ちにこだわるとか、闘いにこだわるっていうのを感じないけど、アイツってもっとやれると思うんだよ。まあ、ファンタズモはファンタズモのスタイルでくればいいと思うし、俺は「そんなの『G1』で通用しないよ」っていうのを、ジュニアから上がってきた先輩として見せつけてやりたいなと。
■30代最後の夏ってことで“青春真っただ中”をテーマで、4ブロック28選手いるけど誰よりも俺がこの『G1』で暴れ狂ってやるよ
――では、ブロック突破をした際、準決勝戦で対戦したい相手(Cブロックの代表)は?
鷹木 近年の躍進ぶりを見ると一番有利なのはザックかなと思うよ。やっぱり『NEW JAPAN CUP』準決勝で負けてるから、ここで勝ってザックへの苦手意識を乗り越えたいし、あと対戦したいのは去年『G1』で組まれたけどできなかった内藤(哲也)だよね。
――内藤選手の負傷欠場で流れてしまった同門対決ですね。
鷹木 3年前の『G1』で当たった時に、「おたがい40歳になるまでにもう一回やろうぜ」って控室で話してて、内藤は40歳になっちゃったけどやるならこのタイミングしかないと思うし。
――内藤選手との対戦は、おたがいに楽しみな部分であると。
鷹木 言ってみれば、10代からガンガンスパーリングとかでやり合ってた仲だし、同じチームだけどそこは関係なしに「いちレスラーとしてやり合いたいな」っていうのはあるよね。
――鷹木選手の希望としては、ザック選手か内藤選手ということですね。
鷹木 ただ、このブロックで不気味なのはEVILだよな。俺らが考えつかないような発想を持ってるし、拷問の館は一人じゃないしね。正直、同じブロックじゃなくてホッとしてる部分はあるよ。
――では、ズバリ決勝で対戦したい相手(Aブロック代表or Bブロック代表)は?
鷹木 上がってこなきゃいけないのはSANADAだけど、個人的にやりたいのはジェイ(・ホワイト)だよね。アイツがオカダからベルトを獲った時に、「おまえらは日本でしかやってなかったけど、俺はワールドワイドにやってた」みたいなのを聞いて、俺はカチンと来たんだよ。
――手厳しい発言でしたね。
鷹木 日本に来なかったヤツが「俺がニュージャパンを広めてやった」みたいなこと言って、「ふざけんな!こっちはこっちで必死こいてやってたんだよ!」っていう、それを全否定されたコメントにはカチンと来てるよ。誰も覚えてないと思うけど…(苦笑)俺は今年の1.4までIWGP世界ヘビーを持ってたわけだしさ。
――では、待望論としてはSANADA選手であり、希望としてはジェイ選手とやりたいと。
鷹木 SANADAは上がって来なきゃいけないし、SANADAとの初シングルも面白いけど、ジェイには日本でやってるヤツらを全否定されたから気に入らないし。
――発言に関して思う部分はあると思いますが、現IWGP世界ヘビー級王者・ジェイ選手はレスラーとしていかがですか?
鷹木 たいした男だと思うよ。AEWのセミファイナルでベルトも防衛してるし、3年前の『G1』で初めて当たった時はとにかく疲れた。
――疲れたですか?
鷹木 アイツってスカすのが得意じゃない?怒らせて走ったらいないとか、そういうことが多いからジェイとやった愛知県体育館の試合は、ダメージどうこうじゃなくて「疲れた」の一言。
――元気ハツラツな鷹木選手が疲れるとはかなりですね。
鷹木 こっちがガンガン攻めてるんだけど、メチャクチャ疲れたっていう瞬間、一発で仕留めるブレードランナーっていうクイック技を持ってるのはまったく油断できないよね。だから、ジェイってその一発技を持っているからこそ、すごい余裕を持ちながら試合をしてるよ。
――鷹木選手、長時間に渡りありがとうございます。最後に30代最後の『G1』へ向けて意気込みをお願いします。
鷹木 30代最後の夏ってことで“青春真っただ中”をテーマで、4ブロック28選手いるけど誰よりも俺がこの『G1』で暴れ狂ってやるよ。そしたら、おのずと優勝はついてくると思うし、「誰よりも元気ハツラツ暴れ狂う!」これを公約にして、激烈すぎる夏を駆け抜けたいね。
『G1 CLIMAX 32』
・7月16日(土) 15:30開場 17:00試合開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。「らいがーぼむプレイガイド」にて若干のお取り扱いがございます。
・7月17日(日) 12:30開場 14:00試合開始
北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。「らいがーぼむプレイガイド」にて若干のお取り扱いがございます。
・7月20日(水) 17:00開場 18:30試合開始
宮城・ゼビオアリーナ仙台
★チケット情報 ★対戦カード情報
・7月23日(土) 17:00開場 18:30試合開始
東京・大田区総合体育館
★チケット情報 ★対戦カード情報
※ロイヤルシート」「アリーナ席」は残りわずかとなりました。
・7月24日(日) 13:30開場 15:00試合開始
東京・大田区総合体育館
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は完売、「アリーナ席」は残りわずかとなりました。
・7月26日(火) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
★チケット情報 ★対戦カード情報
・7月27日(水) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
★チケット情報 ★対戦カード情報
・7月30日(土) 15:30開場 17:00試合開始
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
★チケット情報 ★対戦カード情報
・7月31日(日) 14:30開場 16:00試合開始
愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月2日(火) 17:00開場 18:30試合開始
静岡・浜松アリーナ
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月5日(金) 17:30開場 19:00試合開始
愛媛・アイテムえひめ
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月6日(土) 15:30開場 17:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月7日(日) 12:30開場 14:00試合開始
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月9日(火) 17:00開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月10日(水) 17:00開場 18:30試合開始
広島・広島サンプラザホール
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月13日(土) 16:30開場 18:00試合開始
東京・町田市立総合体育館
★チケット情報 ★対戦カード情報
・8月14日(日) 13:30開場 15:00試合開始
長野・ホワイトリング(長野市真島総合スポーツアリーナ)
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
・8月16日(火) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「応援シート」の詳細はコチラ↓
【G1 32】8/16(火)&17(水)日本武道館大会「ユニット応援シート」の販売が決定!
・8月17日(水) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館
★チケット情報 ★対戦カード情報
※「応援シート」の詳細はコチラ↓
【G1 32】8/16(火)&17(水)日本武道館大会「ユニット応援シート」の販売が決定!
・8月18日(木) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館
★チケット情報 ★対戦カード情報
※最新の情報は新日本プロレス公式サイトでご確認ください。
☆各大会は、開催都道府県の方針に従い、会場と協議の上で開催形態を決定し「興行における新型コロナウイルス感染症対策ポリシー」に沿って開催いたします。
☆チケットお申込み・ご購入の前に、以下を必ずご確認ください。
【重要なお知らせ】新型コロナウイルス感染症対策に関する、ご来場の皆様へのお願いと取り組みについて
座席設定は、左右の座席に間隔(空席)を設けない通常通りの配置となることもございます。今後、政府および自治体が発表する各ガイドラインの変更や、感染状況に応じて、収容人数や運営上のルールを変更させていただく場合がございます。座席設定はチケット発売後に変更することもありますので、予めご了承ください。