7月7日(木)、都内・飛行船シアターにて「新日本プロレス戦略発表会」を開催。その中で、トレーディングカードゲーム「Reバース for you」、さらに大会に関する注目の発表が行なわれた。
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■ヒロム選手が想定外の大暴走! 「Reバース」に新日本プロレスが再登場し、7月16日に発売決定!
まずは大張社長が特報として、「Reバース」に新日本プロレスが再び登場し、7月16日に発売されることを発表。すると、ここで高橋ヒロムが「『Reバース』なら俺がいないとはじまらないでしょ~」と、客席を練り歩きながら登場した。
そして壇上に上がると「本日~、七夕~、七夕と言ったらヒロムちゃん~♫」と歌いだし、「いま歌った『マイネーム・イズ・彦星』、来月リリースとなります」と早くも場内を“ヒロムワールド”に染めてから、「Reバース」に関して大張社長と振り切れたやり取りを見せる。
ヒロム「『Reバース』と言えばヒロムちゃんなのに、最近はオーカーンさまがすごいじゃないですか。でも! この愚民の俺が、ついに『Reバース』を支配しました! じゃあ、発表しちゃってください、ドン! (とスライドを見て)もう出てるじゃん! いやでも、いいカードですね!」
大張「7月16日にはヒロム選手も含まれたL・I・Jや、ほかのユニットもある、6種類のトライアルデッキ。これ一つあれば『Reバース』始められるんですよ」
ヒロム「いやいや、みんな、だまされちゃダメ! 一つ買ったらできるとか嘘いうヤツ! でも、俺からの報告! 一つあればできます!(場内拍手)。今回は大張社長、嘘つかない」
大張「いつも嘘つかない。ユニットごとの選手がメインに収録されたものが6種類出ます。そしてブースターバック、こちらはベルトやトロフィーが特製の箔押しがされたカードが含まれてます。全7種類が7月16日に一挙に出ます」
ヒロム「エッ!? ちょっとずつ小出しにしたほうがよくありません?」
大張「『G1』が始まる日ですよ」
ヒロム「ああ、そうか、だから16日か! やられたぜ、『Reバース』さん、さすがだな! やると思ってたんだよ、『Reバース』」
※この流れからヒロムは落ち着いた口調で唐突に、「この件に関して、この空気、本当に何も考えてないんだ。でも、こういう声でボソボソしゃべったら、何か生まれるんじゃないか。そう思っていつもしゃべってる」と独白。
しかし、「でも、ごめん。ホントにホントに何も生まれなかった! ごめんなさい」と、大張社長に向けて土下座の体勢から、床に突っ伏してしまう。すると、場内から手拍子が発生し、ヒロムは復活。そして大張社長とトークを再開する。
ヒロム「(スライドを指して)俺、知ってるんですよ。俺にガンガン言ってきたじゃないですか? 俺、昨日コレ、(動画)撮影してるんですよ。(カードは)すげーカッコよかったです。あれは集めなきゃダメだなって思いましたね」
大張「私、7種類全部、買いますよ。控え室でやりましょうよ、どっちが強いか」
ヒロム「社長! コンプリートすんのかどうか聞いてんだよ!」
大張「します!」
ヒロム「昨日、全部コンプリートするのはすげーたいへんって聞きました~! でも、大張社長! あなたは絶対に集めてくれるでしょう! あなたは嘘をつかない男だ! そうでしょう? よ~し、『Reバース』さん、50カートン用意してください! 大張社長、買うらしいです!(場内拍手)」
大張「よろしくお願いします(苦笑)」
■「失ってしまって、取り戻したいモノは?」ヒロム選手に加え、棚橋選手、オーカーン選手も再登場!
ここで大張社長は「『Reバース』の話はここまでです」と告げると、もう一つ大事なお話を用意してるんです」と切り出す。
大張「ヒロム選手、この2年くらい、失ってしまって、取り戻したいものってなんですか?」
ヒロム「取り戻したいモノ? このなんか、微妙にさせてしまった空気とか言うんじゃないだろうな? それは無理だぞ。“たなっちょ”がここでしゃべってるときから、すごい感じてた。今日のお客さんの空気はヤベーんじゃねえかと。でも、俺はがんばって、なんとか盛り上げようとしてる! それを、アンタは取り戻そうというのか? (急に大声で)まさか『六本木クラス』主演決定!?」
大張「そんなものではないです。何かありませんか?」
ヒロム「ええ、この2年で失ったものかあ。ちょっと助けてくれないかなあ。そのへんに、たなっちょとかオーカーンとかいたんだからさ、もしかしてここに来るんじゃないの? またちょっと、たなっちょ、スベらせたいと思ってるんだよなあ。なんか、この大喜利の空気、イヤじゃん? まあ、発表してもらってもいいんだけどね、この取り戻したいもの」
※すると、ここで棚橋が登場。
棚橋「この2年で失って、そして取り戻したいもの……。さっきスベった俺の空気とかじゃなくて(ヒロムが『すげー、スベってた!』と野次ると)、俺の個性だから(笑)。この2年で失って、俺が取り戻したいもの、それは棚橋の割れた腹筋」
ヒロム「はい、ありがとうございました~! 棚橋弘至選手でした!」
棚橋「もうちょっといていいかな?(苦笑)。一生懸命考えるから!」
※今度はオーカーンまで登場。ヒロムは「なんだ、今日は!」と驚きの声を上げる。
オーカーン「取り戻してえもんだろ? そうだなあ、髪の毛かな。(場内が笑うと)こうやるんだよ、棚橋くん!」
ヒロム「いやいや、全員が怪我しちゃってるから! もう、いいんじゃないかな!」
オーカーン「あと、『Reバース』の立場かな。(ヒロムに)貴様、余がアメリカに行ってるあいだに、余の立場奪ったな!」
ヒロム「オーカーンさま、誠に誠に申し訳ありませんでした!」
オーカーン「あと、愚民ってアンチのことだから。余を慕ってるなら帝国民だから!」
ヒロム「じゃあ、愚民で合ってる!」
オーカーン「貴様~! 次、貴様の番だろ」
ヒロム「貴様の番とは? 俺はすごくこの空気がいやだ。逃げ出したい! でも、この二人はなんで下がらないんだ!! ここは俺のターンだぞ! じゃないと、俺が下がるぞ!」
棚橋「ヒロム、取り戻したいものは?」
ヒロム「え~、もう発表しちゃっていいんじゃないんでしょうか。この空気のまま言うのは怖いと思うので」
オーカーン「ていう?」
※さらにオーカーンと棚橋が交互に「からの?」と問いかけ、ヒロムを追い込んでいく。
ヒロム「ごめんなさい! 許してください! 耐えられない、苦しい! 大張社長、助けて~お願い!!」
大張「よろしいですかね(笑)」
■9月5日&6日の後楽園ホール大会は、50%のキャパで“声出し可”の大会として開催!
※ここでスライドには「9.5、9.6後楽園ホール大会を声だし可として開催予定」の文字が映しだされる。
ヒロム「マジで? ヤバ! ちょっと想像してたのと違った! エ、すごい! この二人いなくてよかった、もう、もう帰ってください、むしろ! 俺、すごくやりにくい! でも、これはすごいよ! やった、コレ! みんな、うれしいでしょ!(場内拍手)」
大張「9月5日と6日の後楽園ホール大会は、政府のルールを守って、50%のキャパで声出し可の大会にします(場内拍手)」
ヒロム「これは笑い一つなく、本当にうれしいですね! これは選手、ファン、すべてが望んでたこと! ついに声が出せるんですね」
大張「“アレ”ができるんじゃないですか?」
ヒロム「アレとは?」
大張「試合順はまだわかりません。ヒロム選手がメインで勝った暁には、アレができるんじゃないですか?」
ヒロム「でも、9月5日、6日、メインじゃなかったらアレはできないということですね(苦笑)。だったら決まってから言ってくれよ! 何も決まってないんだろ? じゃあ、アレができるかわからないじゃないか! でも、いつの日か! アレができるわけですね。(場内を見て)声、出したことない人もいるんじゃない? 新規のファンのかたで。会場で声出したことないかた、どのくらいいますか? (反応を見て)ほら、メッチャいる!」
大張「3分の1くらいですね」
ヒロム「ということは、この2年くらいで新日本プロレスファンになったってことですよ。じゃあ! どうやって選手一人一人を応援したらいいのかを知らない。それだったら、9月5日、俺が第1試合の前に俺が声出しの練習するのはどう?(場内拍手)。どうだい? 俺が前、欠場のときに前説みたいにやってたじゃない。あれの声出し練習バージョン、どうかな?(場内拍手)。ただ、もし俺が第1試合だった場合、断るかもしれない!」
大張「まあ、ヒロム選手がそのとき試合が……」
ヒロム「エッ、ない場合がある!?」
大張「アメリカだったりすると。でも、そのコンセプト、採用。ちなみに声出しがまだ怖いという人もいらっしゃると思うんです。そういうかた向けには、声出しなしのエリアも作って、どちらのお客様もお楽しめるようにいたしますので、ぜひご期待ください」
ヒロム「これはすばらしい! たぶん、いまヤングライオンでデビューしてるコ、歓声ある中でやったことないよ。これは彼らにとってもうれしいんじゃないですか? いいね、初めての歓声! そのときはみんなもガッツリと! 声を出してくださいね!(場内拍手)。そのためにも俺が、第1試合の前に発声練習をしますから、楽しみにしててください(場内拍手)」
※ここで大張社長は「私からの発表は以上となります」と告げ、ヒロムに締めの言葉を求める。
ヒロム「一言最後? (手拍子が起こると)大丈夫、言います、やりますから。そんな手拍子されたら、『ヒロム、早く帰れよ』みたいな勘違いしちゃうじゃん、俺って寂しいコだからね、ウン。じゃあ、2曲目歌っちゃおうかな(場内笑)。『ハッピーバースデー・彦星』っていうのがあるんですけど。『ハッピーバースデー・織姫』とどっちがいいですか?
(大張社長に『かなり押し気味なんでYouTubeでやってください』と言われ)ああ、わかりました、わかりました。それではみなさん! 本当に『G1 CLIMAX』、そして『Reバース』、そして9月5日と9月6日、なんかもう、いろいろと目白押しすぎてよくわかんないかもしれないですけど、とりあえず、すべてを観て、すべて楽しんでください! それが一番だと思わないか~い!?(場内拍手)。ヨシッ! ということで、『マイネーム・イズ・彦星』、明日から配信となります。それではありがとうございました!」
※ヒロムは満面の笑みで手を振り、阿部リングアナのオーカーンTシャツをチェックしてから、場内に「バイバーイ!」と挨拶をして退場。
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