曙選手も特別参戦! 永田選手が地元東金で2年ぶりプロデュース興行開催!
6月23日、永田裕志選手が新日本プロレス本社で記者会見を開き、9月12日に地元千葉県の東金アリーナにて「懸賞TV presents 永田裕志 produce Blue Justice! 2009 〜青義〜」を開催すると発表。久々の新日本マット登場となる曙選手の特別参戦も決定した。
■永田選手のコメント
「2年前にデビュー15周年大会ということで、地元千葉県東金市におきまして初めて大会をプロデュースしました。その時に東金市民に喜んでいただいて、『またやってほしい』という声があって、2年か3年経ったらやりましょうと約束したんですけど、その翌年(2008年)に僕が病に倒れまして。まぁ短い期間でなんとか体調を戻して復帰しましたが、いまだに永田のことを心配して下さる市民の方がいらっしゃるので、改めて“永田裕志の健在ぶり”を地元で披露したいと思っています。プロレスというものを通じて市民、たくさんの方々に元気になってもらいたい。特に子供さんにプロレスを観てもらうことで興味を持ってもらって、夢を感じてもらえたらなと。前回は、ちびっ子レスリングや地域の少年野球団、サッカーチームなどを招待したところ、意外と子供たちが喜んでくれました。まだ確定していませんが、今回はちびっ子レスリングや地域の少年野球団、サッカーチームに何か還元したい。教室でも開けたらなと考えています。そういう形で子供たちと触れ合って、地域のスポーツが盛んだとアピールしたい。来年2010年は、千葉国体があるので当然スポーツも盛んになってくるでしょうけど、国体が終わった後もスポーツが盛んな土地として千葉県が栄えてくれればいいかなと。僕のふるさとである東金を拠点にそういうお手伝いができたらなと思っています。(参戦選手は)新日本の精鋭にプラスして曙選手をブッキングすることができました。対戦カードは具体的に出ていないですけど、僕の中で色々と考えがありまして。できればこの大会をレスラー永田のリスタートのスタート地点として、また色々と面白ことをやっていければなと思っています」
■記者との質疑応答
–曙選手とは組むのか、闘うのか?
永田「せっかく横綱に2年ぶりに新日本へ上がって頂けるなら、何かいい形を作りたい。僕と組んだりするのもありなのかなと。まぁ対立しているCHAOSなんか(と闘う試合)に入れちゃうと、逆に横綱のスケールが小さくなってしまう。だったら、いい受け皿みたいなものを作れたらいいかなと。そういう考えがあることはありますね」
–東金大会を開催して伝えたいことは?
永田「やっぱり地域へ戻って、『プロレスはいいものだ』って改めてアピールしていきたい。プロレスって、人々に夢とか感動とかを与えられる素晴らしい競技だと思いますし。永田が興行を開くことで地元にアピールしたい。そして、地元から発信して、千葉県全体にアピールしたいですね。三沢(光晴)さんが亡くなられてあれだけ世間の反響があるということは、いかに三沢さんがプロレスというものを通じて夢とか感動とかを世間にアピールしていたかを証明しています。ちょっと言い方が悪いですけど、プロレスっていう競技はまだまだ素晴らしいものであると、こういう形で教えて頂きました。だからこそ、プロレスをどんどん世間に広めていくのが、僕らの役割だと思っています。こうやって駆け足で言うのは、本当は良くないんでしょうが」
–県外から観戦するファンもいると思うが、東金市の魅力は?
永田「車で割りと来やすいですね。有料道路とかもあって、東京からだったら1時間半かかりませんからね。特急電車も出ていますし。僕としては、子供の頃はもうちょっと賑やかだったなというのがあるんですけど、最近また地元へ戻ってみると2年前よりも駅前が賑やかになってきたかなと。もし2年後に大会を開催する時、もっと賑やかになっていたら、これは俺のおかげだって……それはないか(笑)」
–前回は、弟・克彦選手など家族全体で大会を盛り上げていたが?
永田「今回も永田一族が全力で地域にプロレスをアピールできたらなと思っています。地域のスポーツを広めるという意味では、公私共にお世話になっているコラソンジャパンにも協力して頂いています」
–今後も東金大会を開催するプランはあるか?
永田「3年後は20周年ですしね。まぁ今回の大会はなんとしても成功させて、地域の人たちにまた『面白かった』と思っていただけるような大会をすることが先決ですよね。それから2年後、3年後にまたやってほしいとなれば、自ずとできるでしょう」