全日本プロレス7月14日(木)後楽園ホール大会・世界ジュニアヘビー級選手権試合で対戦する“チャンピオン”タイガーマスク選手と、“挑戦者”田村男児選手が会見に出席した。
タイガーは6.19大田区大会で佐藤光留と対戦し、激闘の末、タイガースープレックスホールドで勝利し、世界ジュニアヘビー級王座の初戴冠をはたした。
試合後、挑戦表明する田村とイザナギに対し、新王者・タイガーは「田村選手、イザナギ選手、3人でやろう、3人で」と2人の挑戦を受託した。
結果的に、7月14日(日)後楽園ホールで田村との初防衛戦が決定し、7月18日(月・祝)大阪・花博記念公園鶴見緑地 ハナミズキホールでは、この後楽園の勝者にイザナギが挑戦する形となった。
今回の会見では、至宝奪還に燃える挑戦者・田村が「世界ジュニアは全日本プロレスのベルトなので、すべてを出し切ってタイガーマスク選手に勝ってベルトを取り戻したい」と熱いコメント。
一方、王者・タイガーは「このベルトはもともと新日本にあったベルトなんですよ。藤波辰爾さん、木村健吾さんが巻いて、チャボ・ゲレロが獲った。そしたら、そのベルトがチャボ・ゲレロがベルトごと全日本プロレスに移籍してしまって、いつの間には全日本プロレスになってしまった……といういきさつがあるんです。三沢さんがタイガーマスクの時に巻いているということで、必然的に僕も巻いたということで、まだまだ渡すわけにはいかない」と世界ジュニアヘビーの歴史を解説するとともに、ベルトへの想いも語った。
そして、初防衛戦へ向けては、「しっかりとその思いを受け止めて、まだまだチャンピオンとしてのタイガーマスクの試合を見せてですね、厳しさを見せつけたいと思います」と報復宣言。
さらに、「田村選手には悪いけど、4日後も見据えてます。チャンピオンとして与えられたものはすべて受け止めて、片づけていこうと思ってますので、覚悟してきてください」と防衛ロードについても言及した。
王者・タイガーが宣言通り初防衛、そして2度目の防衛戦へ歩みを進めるのか……?注目の一戦から目が離せない!