蝶野が初代タイガーと初遭遇! 故三沢さんについてもコメント/6月17日リアルジャパンプロレス試合結果
リアルジャパンプロレス
「STRONG STORM」
6月17日(水)
東京・後楽園ホール
第5試合
60分1本勝負
6人タッグマッチ
○初代タイガーマスク
長州力
ウルティモ・ドラゴン
(14分02秒 ジャパニーズレッグロールクラッチホールド)
×ザ・グレート・サスケ
蝶野正洋
関本大介
=試合経過=
これがリアルジャパンプロレス初参戦の蝶野は、自ら先発を買って出る。初代タイガーとの初遭遇を果たすが、ミドルキック連打、ローリングソバットで場外へ追い出され、フィンタで幻惑されてしまう。
中盤戦に入ると、初代タイガー組に集中攻撃されたサスケが反撃に成功。サスケと替わって入った蝶野は、ウルティモにケンカキックを避けられると、シャイニングケンカキックを放ってクリーンヒットさせる。そして、関本がアルゼンチンバックブリーカーで初代タイガーを担ぎ上げるが、長州にカットされてしまう。
その後、初代タイガーと再び対峙した蝶野は、得意技のSTFでギブアップを迫る。さらに、サスケが羽交い絞めにした初代タイガー目掛けてダイビングショルダーアタックを命中させる。
これでダメージを負った初代タイガーだったが、蝶野と替わって入ったサスケにツームストンパイルドライバー、ダイビングヘッドバット。これでペースアップすると、長州のリキラリアットを経て、タイガースープレックス……と見せかけてジャパニーズレッグロールクラッチホールドでサスケを丸め込んで一気に3カウントを奪った。
=試合後コメント=
サスケ「スイマセンでした。独特の間にやられちゃいましたね」
蝶野「佐山(聡=初代タイガー)さんとは初めて当たったけど、聞いていた以上にスピードがあって、キックにも重さがあった」
関本「勉強になりました」
蝶野「(三沢光晴さんの訃報を)自分の中では整理できていなくて、試合をする気持ちができていなかったけど、やってみて1つ1つ整理できた。三沢選手にはおくやみ申し上げます。もう起こったことは仕方ない。三沢選手のご家族や、同じ現場(プロレスリング・ノア)の選手たちも頑張ってやっている。その姿に俺ら(プロレス)業界も勇気をもらっているので。ノアの選手たちの気持ちに負けない気持ちで自分たちもやっていきます(と言ってサスケ、関本とガッチリ握手をかわす)」