“黒のカリスマ”と“伝説の猛虎”が夢の初遭遇!/リアルジャパン記者会見
5月12日夕刻、都内の興義館にてリアルジャパンプロレス6月17日後楽園ホール大会についての記者会見が開かれ、初参戦を果たす蝶野正洋選手と初代タイガーマスク選手が出席。同大会で初対決をする両雄が、試合への意気込みを語った。
■蝶野選手のコメント
「佐山(聡 ※初代タイガー)さんの方からオファーを頂いて、長州(力)さんであったり、(獣神サンダ—・)ライガーであったりにリアルジャパンの話は聞いていました。自分がプロレスに入るきっかけの当時のスーパースターである初代タイガーマスクとリングで向かい合える。こういうチャンスがあるとは思ってなかったので、自分も夢のような感じでいます。初代タイガーマスクの衝撃というのは、一度見た人達(の記憶の中)から消えることは無いと思います。佐山さんはプロモーターもやられていて、自分もプロモートを少しやっていますけど、こういう不況の中でプロレスをお客さんに提供して行く事の大変さは分かります。レスラーとしてもプロモーターとしても大先輩の佐山さんに、リングの上で色々なものを学んで行きたい。6月17日の後楽園大会を楽しみにしています」
■初代タイガー選手のコメント
「大変な選手に参戦して頂いて、今から胸が高鳴る思いです。蝶野選手の攻撃、リング上に立ってのにらみ合い、リング内でのファイトを実現できるのは凄く幸せです。一つ一つの技を、どんなものなのか思いっきり受けてみたい。全力のファイトをお誓い申し上げますので、プロレス界のために頑張っていくつもりです。リアルジャパンプロレスだけの事ではなく、プロレス界全体の盛り上がりとして、蝶野選手の技術と僕が持っているものを真っ向からぶつかり合い、プロレスファンが喜んでくれるような試合の凄さ。そういうのが注目されて、プロレスってこんなに面白いのかという風に言われるような闘いを肝に銘じて。お互いに責任ある者同士で、凄い迫力のものをやっていきたい。毎回毎回、その試合で終わりになってもいいと思っています」
蝶野選手は、初代タイガー選手の警戒する部分としてスピードと破壊力を上げ、対抗策としてウェートコントロールをする事を明言。
対する初代タイガー選手は、「隙が無く、危ない技でどんどん攻めてくる。ブラック・タイガーのヘビー級版」と蝶野選手を分析。「お互いクラシックな引き出しもあるので、そういう展開も出てくると思う。寝技では佐山さんに勝てないので、そこに持って行かれないようにしたい。持久戦に持ち込んで、リングに上がる以上は自分の有利な状況を作りたい」と蝶野選手が続けた。
初代タイガー「プロレス復興にかける歴史の一つで、重要な局面になると思う」
蝶野「佐山さんの世界に飛び込めるカードが組まれれば面白い。自分から言うのもあれだけど、“黒のカリスマ”と呼ばれている蝶野が佐山さんとぶつかった時、どういうカラーになるのか」
“黒のカリスマ”と“伝説の猛虎”、日本プロレス界に残された夢の初遭遇がいよいよ実現する。
■初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス 「STRONG STORM」
6月17日(水)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始
※試合形式(シングルorタッグ)未定
初代タイガーマスク(RJPW)
VS
蝶野正洋(新日本プロレスリング)
■席種・料金
VIP席 12,000円
RS席 8,000円
A席 6,000円
B席 5,000円
■お問合わせ
KIAI PROJECT
TEL 03-3833-3662