• 2022.6.16
  • #Topics
『“GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』!今回は「ジェイ・ホワイト、恐るべし! 死角なき“難攻不落の王者”誕生か? 6.12大阪城ホール決戦を大総括!!」

プロレス界随一の論客・“GK”金沢克彦氏の独特の視点から、現在進行形の新日本プロレスに関するコラムを続々レポート(不定期連載)!!

今回は「ジェイ・ホワイト、恐るべし! 死角なき“難攻不落の王者”誕生か? 6.12大阪城ホール決戦を大総括!!」

 

スマホサイト会員の方、全文はコチラ!

※以下、コラムの序盤を無料公開!

■唯一残っている〝絆“があるとすれば、アンダーソン退団以降、彼の必殺技であるガンスタンをタマが継承してきたことだろう。

今年の6・12大阪城ホール大会(DOMINION 6・12 ㏌ OSAKA―JO HALL)は、近年の大阪城ホールでの興行のなかではもっとも内容が濃く、満足度の高い大会であったような気がする。

近年というのは、もちろんコロナ禍にあるなか、声援、歓声が禁止されるという制限下においてという意味。これがもし、声出しOKという状況であったなら、おそらく大会終了後の歓声、あるいはブーイングなどもふくめ大爆発していたのではないだろうか?

 今回は後半3試合に絞って総括してみたい。第8試合に組まれたのは、因縁カードによるNEVER無差別級選手権。BULLET CLUB(以下、BC)を追放されながら、5・1福岡PaypayドームでEVILからベルトを奪取した新王者タマ・トンガに、6年4ヵ月ぶりに新日本マット復帰を果たしたカール・アンダーソンが挑む一戦。

 両者は長きにわたって盟友でもあった。いまや一大ヒールユニットと化したBCのスタート地点は、2013年の5・3福岡国際センター大会だった。そのメンバーはプリンス。デヴィット(現フィン・ベイラー)をリーダーに、バッドラック・ファレ、カール・アンダーソン、タマ・トンガの4選手。

 この4人がオリジナルメンバーであり、アンダーソンとタマの共闘関係は2016年2月、アンダーソンがドク・ギャローズとともに新日本を退団するまで続いた。

その後、アンダーソンがギャローズとのコンビでWWEへ移籍。約4年、WWEで活躍したのち、インパクト・レスリング(現IMPACT!)などを経て今回、ついに生まれ故郷でもある新日本マットに復帰を果たした。

その流れと並行するようにBCを追われたタマがタンガ・ロアとともに新日本隊に合流したわけである。

かつての盟友が袂をわけ、敵同士としてリングで再会。ある意味、唯一残っている〝絆“があるとすれば、アンダーソン退団以降、彼の必殺技であるガンスタンをタマが継承してきたことだろう。そこをクローズアップするなら、ガンスタン対決というのもひとつのテーマとなった。

これは、こぼれ話であるが、じつはWWEにおいてアンダーソンは必殺のガンスタンを封印していた。というのも、WWEトップスターである〝毒蛇“ことランディ・オートンのフィニッシャーがガンスタンと同型の大技であるRKOであったため。

WWEでは選手が同じフィニッシャーを使うことはタブーとされている。その部分ではWWE時代、アンダーソンにストレスが溜まっていたであろうことは容易に想像できる。

両者が6年4ヵ月の空白を埋める闘い。タマはその間、堂々たるヘビー級戦士となりスピードだけではなく、パワフルになった。

一方、アンダーソンはどう変貌しているのか? アンダーソンもひとまわり分厚くなっていたが、スピードに衰えは見らない。そして何より、インサイドワーク面でさらに狡猾になっていた。長年苦楽をともにしてきたパートナーのギャローズがセコンドに付いていることも脅威。まさに阿吽の呼吸だった。

新旧ガンスタン合戦ではどちらも退かない。つまり、切り返したり、踏ん張って堪えたりと、意地でも絶対に食らわない。オッと思ったのが、アンダーソンがバーナードライバーを炸裂させたシーン。アンダーソンが初めてIWGPタッグ王座についたときの名パートナーがジャイアント・バーナード。そのバーナードの必殺フィニッシャーを繰り出したのだ。やはりこの男、「根っからの新日本育ちだなあ」というのがうかがえる。

決着は唐突に訪れた。アンダーソンのピンチにリングインしてきたギャローズにタマがガンスタンを見舞って排除。しかし、これはオトリだった。背中を向けていたタマが振り向いた瞬間、本家ガンスタンが炸裂。

アンダーソンが復帰戦で、NEVER無差別級ベルト強奪に成功した。振り返ってみると、このNEVERベルトはアンダーソンに関わりのあるベルト。

というのも、2012年11月に新設されたNEVER無差別級王座の初代王座決定トーナメントで決勝まで勝ち進んだのが、アンダーソンと田中将斗(現ZERO1)だった。

結局、初代王者となったのが田中で、それ以降アンダーソンはNEVER王座に一度もからむことがなかった。ある意味、10年越しであのとき逃したベルトを巻いたことになる……。

※無料公開はここまで!
※この続きは、NJPWスマホサイト or NJPWスマホプレミアムでご覧ください。

スマホサイト会員の方、全文はコチラ!

『真夜中のレッスル&キングダム』最新回!「内藤哲也選手(前編)!“会場マニア”トークが全開!一番好きな会場は? ファン時代の広島遠征でニアミス!?」

  • facebook
  • twitter

EVENT CALENDAR

2024年4月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ