「レスリングどんたく」追加対戦カードも発表!/4月5日両国大会一夜明け会見(1)
　
　4月6日、新日本プロレス本社で4月5日両国国技館大会の一夜明け会見が開かれ、「NEW JAPAN BRAVE」(4月11日〜5月1日)、「レスリングどんたく2009」(5月3日)、後楽園ホール2連戦(5月5日〜6日)の対戦カード、「G1 CLIMAX 2009」(8月7日〜16日)の日程が発表された。菅林社長のコメントは以下の通り。
　

　
■両国大会の総括
菅林「昨日の両国大会、個々の選手が高いモチベーションを持って試合に挑んでいたこともあり、一つ一つの試合にテーマがあり、お客様にも満足いただける大会になったのではないかと思っております。永田裕志選手の失神KO負け、タイガーマスク選手のマスクがはがされ、さらには中邑真輔選手と矢野通選手の予想外の動きなど、嵐のように様々なことが起こった大会でした。棚橋弘至選手の試合内容に関しては、世界のカート・アングルを相手に完勝といっていい闘いだったと思います。何より、棚橋選手がゲートから姿を消すまで、多くの子供さんや女性のお客様、そして男性のお客様も、席を立たずに声援を送っているという事実が、王者・棚橋の支持率の高さを表していると思います。5月3日「レスリングどんたく2009」は、後藤洋央紀選手との防衛戦となります。“磐石の王者”と“春夏連覇男”の激突に期待したいと思います」
　
■発表された対戦カードについて
菅林「中邑選手と矢野選手に関わるカードが全て白紙となっており、加えて真壁刀義選手も頭部に負った負傷の影響で次期シリーズを欠場。復帰時期が未定となっています。このような状況のため、各大会1試合程度しかカードが発表できない状態です。なお、次期シリーズには大森隆男選手、ブラック・タイガー選手の参戦も決定いたしました。勝手にリングに上がって暴れた選手(ブラック)の参戦を認めるというのは不本意ではあるのですが、タイガー選手からも『あのままでは示しがつかない』という訴えがあり、参戦決定にいたりました。また、網膜はく離により、年頭から欠場を続けていた天山広吉選手の復帰戦が福岡大会に決まりました。全日本プロレスの小島聡選手と組んで、昨日中西学、大森隆男組に勝利した、ジャイアント・バーナード、カール・アンダーソン組との『IWGPタッグ王座挑戦者決定戦』に挑んでもらいます。また、スペシャルタッグマッチにDRAGON GATEのCIMA選手が参戦することも決定しました。さらに、5月5日〜6日の後楽園大会2連戦では、CMLLのミスティコ選手が3度目の参戦を果たします。今回は、なかなか見れない夢のカードに出場してもらおうと思っています。棚橋選手や、タイガー選手とのタッグ結成、ヘビー級の後藤選手やバーナード選手といかに闘うのか、私としてもいちファンに戻った気持ちで今から期待が膨らんでおります。また、ミステリオッソ・ジュニア選手も新日本初参戦となります。なお、昨日の試合後、石狩太一選手からカタカナ表記での「タイチ」に改名して、一からやり直したいと申し入れがありました。4月11日の大会からこのリングネームで出場いたしますことをご報告いたします」