6月12日(日) 14時~『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』大阪城ホール大会の全対戦カードが決定した。
メインは、オカダ・カズチカvsジェイ・ホワイトのIWGP世界ヘビー級選手権。セミは、IWGP USヘビー級選手権 3WAYマッチ、ジュース・ロビンソンvsSANADAvsウィル・オスプレイ。さらにNEVER無差別級6人タッグ選手権試合、矢野通vsドク・ギャローズのシングルマッチも追加決定した。
■『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』
6月12日(日) 12:30開場 14:00試合開始
大阪・大阪城ホール
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■メインは、オカダvsジェイのIWGP世界ヘビー級王座戦!
オカダはIWGP世界ヘビー4度目の防衛戦として、BULLET CLUBのリーダー、ジェイ・ホワイトを迎え撃つ。
5.1福岡ドームで内藤から王座を守り抜いたオカダの前に、ジェイ・ホワイトが登場。ジェイはブレードランナーを炸裂すさせると「このプロレス界は俺を中心に回っている! 俺が次期IWGP世界ヘビー級王者だ!!」と猛アピール。
BULLET CLUBがリング上を完全占拠し、ジェイはベルトを掲げ、オカダを踏みつけると、さらに追撃のブレードランナーを見舞って完全KOに追い込んだ。
6.3日本武道館大会では、最初で最後の前哨戦が実現。試合後、ジェイはオカダを激しく挑発。ベルトを持ったオカダも応戦して、ロープを挟んで舌戦を展開。
オカダは試合後、「お前が言ってること、全く理解できないよ、ジェイ。だったら俺はもうバカでもいいよ。オマエがホントのバカなのか、ソーリー、ステューピッドか。それがどっちなのか、6月12日にわからせてやるよ」と迎撃予告。
ジェイは「俺が口に出したことはて現実になってきた。オカダ、オマエの時間もこれまでだ。IWGP世界ヘビー級のベルトは俺がいただく。そして俺が唯一無二で新・グランドスラムチャンピオン(5冠王)になる!」と自信の王座奪取宣言。
新日本の50周年を背負うと宣言しているオカダの前に立ちはだかった強大な敵。果たして勝負の結末は……?
■USヘビー級王座戦は、ジュースにSANADA、オスプレイが挑む3WAYマッチに!
今回、追加カードとして発表されたのが、IWGP USヘビー級選手権試合3WAYマッチ。王者のジュース・ロビンソンvsSANADAvsウィル・オスプレイの一戦。
ジュースは、5.1福岡ドームでUSヘビー級王座決定戦で石井智宏に勝利した棚橋弘至のもとに黒覆面で登場して急襲し、衝撃のBULLET CLUB入りを電撃表明。
続く5.14ワシントン大会で行われたIWGP USヘビー級選手権では、王者の棚橋に、ジョン・モクスリー、オスプレイ、ジュースが挑む4WAYマッチが実現。大乱戦の末に、ローブロー攻撃を交えてジュースがオスプレイから勝利して、王座獲得。敗戦に納得できないオスプレイはリマッチを要求していた。
6.3日本武道館大会では、ジュース、オスプレイの来日が予定されていたが、オスプレイは腎臓感染症、ジュースは試合当日に急性虫垂炎のために大会を欠場。
だが、この大会の第6試合前、眼窩底骨折で3月から欠場していた、USヘビー級王座・前々王者のSANADAがリングへサプライズ登場。「6月12日大阪城ホールで、IWGP USヘビー級王者に挑戦表明いたします」と復帰戦でいきなり王座奪回戦をアピール。
そもそもSANADAが欠場となったキッカケが、今年の『NEW JAPAN CUP』3.17静岡大会のオスプレイ戦の負傷。4.9両国大会でSANADAが王座返上を表明したことで、5.1福岡ドームでは棚橋とオスプレイの王座決定戦が行われる予定だったが、オスプレイが新型コロナウィルス陽性となって石井が代打出場した経緯がある。
ジュース、オスプレイ、SANADAの因縁が複雑に絡み合う3WAYマッチ。上半期の天王山、大阪城決戦で最後にUSベルトを掲げるのは?
■第7試合、タマがアンダーソンとNEVER無差別級王座を懸けて激突!
第7試合は、既報通り、タマ・トンガがカール・アンダーソンとNEVER無差別級王座を懸けて激突!
タマは5.1福岡にて、EVILのNEVER無差別級王座に挑戦、最後はガンスタンでEVILを撃破し、新日本マットで初のシングル王座戴冠した。
その直後、“ザ・グッドブラザーズ”カール・アンダーソン&ドク・ギャローズが約6年ぶりに新日本マットに姿を現して突如乱入。アンダーソンはタマを本家ガンスタンでKOすると、NEVER王座への挑戦をアピールした。
6.3日本武道館では、カール・アンダーソンが新型コロナ陽性のために欠場となり、タマとの前哨戦は実現せず。試合後、タマは「カール・アンダーソン、どこだ? BULLET CLUBの連中と一緒に来るはずだったんじゃないのか?」と挑発。
「お前が俺のホームであるニュージャパンに今さら戻ってきても、もう昔のようにお前をリスペクトすることはできない。オーサカ『DOMINION』で俺はお前の遥か先を進んでるってことを教えてやる」と初防衛に自信をのぞかせた。
新たな局面に突入するG.o.DとBULLET CLUBの遺恨抗争。危険な匂い漂う王座戦を制するのはタマか、それともアンダーソンか!?
■第6試合、鷹木とタイチがKOPWを懸けてリマッチ!
現在、『KOPW 2022』保持者の鷹木信悟は、前・保持者のタイチを相手にリマッチに臨む。
両者は4.25広島にて、タイチ提案の「30カウントピンフォールマッチ」で激突。最後は鷹木が意地のラスト・オブ・ザ・ドラゴンでカウント6を奪い“30”に到達し、逆転勝利。
5.1福岡ドームの6人タッグでタイチは、タイチ式外道クラッチで王者からピンフォールを奪うと、「もう1回だ!」とKOPW再戦をアピール。鷹木も受けて立つ構えを見せた。
6.3日本武道館の6人タッグで再び相まみえた両雄。鷹木は初披露のグラウンドコブラクラッチでTAKAから勝利を挙げ、試合後もタイチのグラウンドコブラツイストで押さえ込み、内藤がカウント「6」まで数える場面も。
試合後、バックステージでタイチは鷹木のコメント中に乗り込んで、激しい舌戦を展開。気になるルールに関しては、タイチは「俺はこれから考えんだよ! (YouTubeの)視聴者と一緒に考えていくんだよ」とコメント
一方、鷹木は「俺は方向性は決まってっから。肉体的だけじゃねえ! KOPWらしく精神的にトコトン追い込むルールを提案したい」と自信ありげの様子。はたして両者の提案ルールとは?
■第5試合は、“前タッグ王者”コブ&オーカーンがIWGPタッグ王者のファレ&オーエンズに挑戦!
第5試合は、前IWGPタッグ王者のジェフ・コブ&グレート-O-カーン組は、新王者バッドラック・ファレ&チェーズ・オーカーン組とのベルト奪還戦に挑む。
前回の5.1福岡ドームでは、コブ&オーカーンに、ファレ&オーエンズ、後藤洋央紀&YOSHI-HASHIが3WAYタイトル戦が行なわれ、守が目まぐるしく入れ替わる大乱戦の末、ファレ&オーエンズが新合体技のロケットランチャーエルボードロップで後藤を撃破して、IWGPタッグを初戴冠した。
だが、王者と関係ないところで決着が付いたことに不満爆発のコブ、オーカーンはともにリマッチを要求。今回は、直接対決で行なわれるIWGPタッグ王座戦。
5.15ワシントン大会では、オーエンズがオーカーンからロープに足をかけるスニーキー殺法で、シングル勝利しており、両者の遺恨もヒートアップ。6.3日本武道館での前哨戦を終えたオーカーンは、「大阪で終わりだよ。大阪城ホールっていう城には、テメーみてぇなクソは似合わねぇんだよ!」とオーエンズを駆逐宣言。
コブとファレの肉弾戦、オーカーンとオーエンズのテクニカルな攻防、チームプレーの応酬と、見応えのある戦いが繰り広げられるのは必至だ。
■第4試合は、NEVER6人タッグ選手権、H.O.Tにザック&デスペラード&金丸が挑戦!
第4試合は、NEVER無差別級6人タッグ選手権、王者組・EVIL&高橋裕二郎&SHOに、ザック・セイバーJr.&エル・デスペラード&金丸義信組がチャレンジするタイトル戦。
5.29大田区の『SUPER Jr.』公式戦、金丸とSHOが対戦。SHOの無法攻撃を切り返した金丸は、タッチアウトでSHOから鮮やかな短時間勝利。
勝利後、NEVER6人タッグベルトを手にした金丸は、バックステージで「価値の下がったあのベルト、あの雑魚集団、大したことねえな」「行くとこ行くぞ、この野郎! 他の雑魚もいんだろ? 出てこい、まとめて!」とベルトへの興味を示した。
6.3日本武道館では、EVIL&SHOとザック&金丸が激突。試合は、ディック東郷が介入する荒れ模様となるが、最後はザックが腕ひしぎ逆十字でSHOからギブアップ勝利。
試合後、金丸はH.O.TのNEVER6人タッグのベルトを手に取り、バックステージでもベルトを持ち込んで挑発三昧。金丸が「とにかく今すぐにでもやらせろよ」と語れば、ザックも「やってやろうぜ。あいつらちょっとベルトを長く巻き過ぎじゃねーか」と共闘を約束。
ここに『SUPER Jr.』は惜しくも準優勝に終わったデスペラードという最強の布陣が集結。だが、無法コンビネーションに定評のあるH.O.Tも4度目の防衛に向けて、結束を固めて来る可能性は十分。はたして、王座戦の行方は?
■第3試合は、スペシャルシングルマッチ、矢野通vsドク・ギャローズ!
第3試合は、注目のスペシャルシングルマッチ、矢野通vsドク・ギャローズが実現。
アンダーソンとともに、約6年ぶりの新日本マット復帰をはたしたギャローズ。6.3日本武道館ではセミファイナルのタッグに登場。期待にたがわぬ大暴れを見せたが、相対した矢野も後頭部をひっぱたき、ヒゲをひっぱるなど頭脳プレーで対抗。
試合後のギャローズは「今日は俺の日本での復帰戦だったのに、お前はバカみたいなお笑い試合で俺を辱めようとした!」と怒り心頭。「ヤノ、おふざけはオーサカの『DOMINION』で俺が終わらせてやる! お前をぶっ壊してやる!」と大阪城での対戦を要求。
一方、矢野はギャローズの脅威を認めながらも「俺には見えた! 彼の脳みそはこんなに小っちゃかったよ! こんなに小っちゃくしぼんだ脳みそを、(※消毒液のスプレーを噴射して)消毒液で戻してやろうとしてるんだから、嫌がんないでよぉ!」と挑発コメント。
帰って来たアウトロー、ギャローズがパワーで矢野を粉砕か? それとも頭脳明晰なYTRワールドが大阪城を席巻してしまうのか?
■第3試合、ヒロムが石森と前哨6人タッグ戦! 内藤は復活2戦目に挑む!
第3試合、『BEST OF THE SUPER Jr.29』を前人未到の3連覇、4度目の優勝はたした高橋ヒロムが、IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二と前哨6人タッグ戦!
今回は、6月21日(火)後楽園ホールの舞台で、タイトルマッチが決定した石森とヒロム。大阪城大会では、ヒロムは内藤哲也&BUSHIとトリオ結成。石森は、エル・ファンタズモ&エース・オースティンとのトリオで出撃する。
眼の手術を終えて、6.3日本武道館で復帰した内藤はこれが2戦目。BUSHIとともに、ここから下半期に向けて巻き返しを見せるのか?
一方、『G1 CLIMAX』出場を目論むファンタズモ、そして6.3日本武道館でまさかのBULLET CLUB入りをはたしたオースティンの動向にも要注目。
■オープニングは、IWGPジュニアタッグ前哨マッチ、田口&ワト&天山が、TJP&アキラ&ヘナーレとトリオ戦!
オープニングマッチは、IWGPジュニアタッグ前哨マッチ、田口隆祐&マスター・ワト&天山広吉が、TJP&フランシスコ・アキラ&アーロン・ヘナーレと6人タッグ戦!
6月20日(月)後楽園ホールにて、IWGPジュニアタッグ選手権、田口&ワトvsTJP&アキラが正式決定。その前哨マッチとなるこの一戦。田口&ワトは“猛牛”天山を加えたトリオ。TJP&アキラは“アルティメット・ウェポン”ヘナーレとのチームで出陣。
6.3日本武道館では、田口&ワトvsTJP&アキラのノンタイトル戦が行われたが、終盤、TJP&アキラは田口にダブルインパクト式のYutakaを炸裂。TJPがピノイストレッチにつなぎ、田口を仕留めてジュニアタッグ王座挑戦をアピールしたUNITED EMPIRE軍。
タイトル戦を前に両チームがどんな闘いを見せるのか? オープニングマッチから白熱必至の試合となりそうだ。
■『DOMINION 6.12 in OSAKA-JO HALL』
6月12日(日) 12:30開場 14:00試合開始
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