棚橋選手の“筋肉の秘密”が明かされた!/「マッスルトークショー&サイン会」報告
2月22日、都内のフィットネスショップ水道橋店にて、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至選手が、親交のある桑原弘樹氏(江崎グリコ プロダクトマネージャー)と共に、「マッスルトークショー&サイン会」を開催した。
この催しは2部構成で行なわれ、第1部は棚橋選手と桑原氏による「マッスルトークショー」。“胸筋倶楽部”と書かれたタンクトップ姿で肩にベルトをかけ、プロテインのシェーカーを片手に持って登場した棚橋選手は、集まった先着50人のファンに拍手で迎えられ、「今回はグリコの桑原さんと“筋肉の話”で盛り上がろうと。セミナーという形でやらせて頂きますので、よろしくお願いします!」と挨拶した。
トークショーでは、棚橋選手と桑原氏が定期的に行なっているという“マル秘トレーニングミーティング”の内容を公開。マックスロード(MAX LOAD)というトレーニング方法を簡単に実践し、その他にも「運動・栄養・休憩」の3つの要素のバランスをとる大切さ、食事の採り方なども解説。棚橋選手の“美しい肉体”を生み出す秘訣を、熱心にメモするファンの姿が多く見られた。
また、それ以外にもプロレスの話題が披露されたり、ファンの質問コーナーが設けられたりと、トークショーは終始盛り上がり、最後は棚橋選手の「愛してま〜す!」で締めくくられた。
※以下、トークショーの抜粋
■カート・アングル戦
棚橋「今、TNAでトップを獲って、その前はWWEでレッスルマニアのメインに何回も出ていますからね。そんな選手と……色んな意味でヤバい(笑)」
桑原「でも、100年に1人(の逸材)なんだから。オリンピックは4年に1度だからね」
棚橋「それ、どっかで言います(笑)。ありがとうございます」
桑原「『俺は100年に1人だよ』と」
棚橋「でも、それはオリンピック選手を全員敵に回しそう(笑)」
■自分以外にオーラを感じる選手
棚橋「そうですね……逆に聞いてみたいですね。僕は自分しか見ていないんで(観客爆笑)」
桑原「武藤(敬司)さんもそうなんだよね。自分の試合しか見ないって言うもんね(笑)。今、若手で『こいつは』っていうのはいる?」
棚橋「岡田(かずちか)ですね」
桑原「彼はいいですよね。技にキレもあるし。じゃあ、やがて自分を脅かす存在になる前に」
棚橋「若い芽は摘んでおきます(笑)」
桑原「それは大事なことやね。100年やるためには(笑)」
棚橋「あと、内藤(哲也)とかもね」
■ブーイング
棚橋「都内はだいぶ減ったんですけど、今度は尼崎(3月22日)ですよ。あそこは“アンチ棚橋の聖地”なんですよ(笑)。去年のNEW JAPAN CUPの決勝戦も、大『(ジャイアント・)バーナード』コールで。何ですかね、この地域格差は(笑)」
桑原「凄いですね。まさか、今日いる方の中で会場に行ったらブーイングを飛ばしている人がいるんじゃないの、1人くらい(笑)」
棚橋「いいんですよ。家で泣くだけです(笑)」
桑原「でも、いいじゃないですか(笑)。100年に1人だから」
■中西学選手の筋肉維持の秘訣
棚橋「(今後の防衛ロードで)興味があるのは、永田(裕志)さん。あの人、元気ですから。コンディションもいいですし」
桑原「元気がいいよね」
棚橋「やっぱり練習をしていますよ。地方会場へ行ったら、必ず若手を連れて会場の外を走っています。あと、昔、中西さんに『どうやったら筋肉を維持できるんですか?』って聞いた事があるんですよ。(両手に力を入れながら)力んでいるらしいです、常に」
桑原「例えば、(力を入れて両手を合わせながら)いつもこうやって。(電車で)つり革を持ってもグーってとか(笑)。さすがですね」
棚橋「さすがですよ」
第2部では、棚橋選手のサイン会が行なわれ、先着100名のファンが参加。棚橋選手は、ファンと会話を楽しみ、笑顔でサイン・写真撮影に応じていた。
イベント終了後、棚橋選手は「本日、遂に“棚橋の筋肉の秘密”が明かされました。これは続いていくみたいなので、次回も乞うご期待!」と、次回開催を予定しているという“筋肉”イベントに意欲を見せていた。