“エース”永田、新日本プロレス野球チームを従え母校に凱旋!
経験者を軸に、レッドシューズ海野監督選りすぐりの精鋭メンバーによって結成された新日本プロレス野球チーム。
2月22日、永田裕志選手の母校である千葉県東金市の東金中学校にて、約2ヶ月ぶりに始動。永田選手の同級生を中心としたチーム「家徳体協」と対戦した。
この日のスターティングラインナップは以下の通り。
1番 レフト 岡田かずちか
2番 ファースト AKIRA
3番 センター 後藤洋央紀
4番 ピッチャー 永田裕志
5番 キャッチャー 田口隆祐
6番 サード レッドシューズ海野
7番 セカンド タイガーマスク
8番 ショート 新日本プロレス社員Y
9番 ライト 尾崎仁彦
海野監督は昨年12月の試合結果をふまえて、「平澤(光秀)をクビにして、AKIRA選手に助っ人を頼んだ」と、一部メンバーを変更。その期待に応えるかのように、この日大活躍を見せたのが、野球経験の豊富な岡田選手。
1回の先頭打者ヒットにはじまり、スリーベースヒットで打点1を叩き出すなど、4打数2安打と大暴れ。さらに守備でも明らかなセンターフライを広い守備範囲でカバーしてレフトフライにしてしまうなど、数々のファインプレーでチームを救った。また、積極的に声を出してチームを盛り立てるなど、その存在が際立っていた。
だが、試合の方は、実力者揃いの「家徳体協」に集中打を浴びて苦しい展開に。それでも、途中、永田選手からピッチャーを引き継いだ新日本プロレス社員Yや、海野監督に替わって入った新日本プロレス社員Kが好プレーを見せ、いよいよ最終回を迎える。
海野監督の檄が飛ぶ中、奮起した新日本ナインは、尾崎リングアナのヒットや後藤選手へのデッドボールなどにより、一挙3点を取る猛攻。しかし、あと一歩のところで力及ばず、13対4という結果で幕を閉じた。
=永田選手のコメント=
「(「家徳体協」の)最初にピッチャーをやっていたのが僕の同級生で。中学時代、同じこのグラウンドで一緒に野球をやってたんですよ。20数年ぶりにこのグラウンドで野球が出来て、僕自身も楽しかった。まぁ、勝敗はさておき(苦笑)、みんな楽しんでくれたみたいで。地元の人達も盛り上がってくれて嬉しかったですね。今年の9月に(東金での)凱旋興行を予定しているので、大会を通じてだけじゃなく、こういう形でも地域の人と進行を深められるのはいいなと。これからもどんどんやっていきたいし、東金を盛り上げたいですよね。他の選手も協力してくれて、今日は本当にありがたかったです」