スペシャル企画「東京ドーム大会開催20周年記念スペシャル投票」結果発表(2)
※東京ドームで開催された36興行の中から厳選した64試合(2009年1月4日「レッスルキングダムIII in 東京ドーム」は含まず)のうち、ファンの皆様の投票によって選ばれた上位10試合が決定。今回はいよいよベスト3を発表します!
■第1位 1995年10月9日
IWGPヘビー級選手権試合
○武藤敬司(王者)
(16分16秒 足4の字固め)
×高田延彦(挑戦者)
※王者が4度目の防衛に成功
直接対決こそなかったものの、互いに激しい対抗心を燃やしていた新日本プロレスとUWFインターナショナル。そんな中、当時の現場監督である長州力と、Uインターを率いる高田による緊急電話会談が実現。ついに、双方が団体の威信を賭け、全面対抗戦で激突することとなった。67,000人の大観衆で東京ドームが興奮のるつぼと化す中、迎えたメインイベントのIWGPヘビー級選手権試合。
キックと関節技を得意とする高田に対し、武藤はドラゴンスクリューからの足4の字固めという理詰めの戦法を“初”披露。見事に至宝を守り抜き、新日本ファンを大熱狂させた。日本プロレス史に残る珠玉の名勝負として、今も語り継がれる一戦。
■第2位 2007年1月4日
スーパードリームタッグマッチ“This is レッスルキングダム”
○蝶野正洋
武藤敬司
(18分43秒 クロス式STF)
×天山広吉
小島聡
新日本プロレスと全日本プロレスの共同で行なわれた「創立35周年記念興行」。闘魂三銃士の蝶野&武藤が、天山&小島のテンコジと激突した。試合はプロレスならではの白熱した攻防が続き、両団体の35周年を飾るに相応しい好勝負となる。勝利した蝶野と武藤が“白いハチマキ”を締めて入場ゲート前へ移動すると、オーロラビジョンに故橋本真也の勇姿が映し出され、奇跡の闘魂三銃士揃い踏みが実現。感動的なフィナーレとなった。
■第3位 1996年4月29日
IWGPヘビー級選手権試合
○橋本真也(挑戦者)
(12分53秒 三角絞め)
×高田延彦(王者)
※橋本が第19代王者となる
この年の1月4日東京ドーム大会で、Uインターの高田が武藤にリベンジ。IWGPヘビー級王座を奪い去った。新日本プロレスの強さの象徴としてファンの期待を一身に背負った橋本は、重量感に溢れたケサ切りチョップや、豪快な垂直落下式DDTなどで高田に猛攻撃。最後は三角絞めで勝利を収め、至宝奪還に成功した。