永田が大谷の挑戦を受諾/1月23日ZERO1新宿大会試合結果
1月23日(金)
ZERO1
「Inception’09 〜大谷晋二郎社長就任一周年記念大会〜」
東京・新宿FACE
第6試合
30分1本勝負
大谷晋二郎社長就任一周年記念試合 ZERO1vsNJPW
○大谷晋二郎
田中将斗
(14分46秒 スパイラルボム→エビ固め)
×井上亘
永田裕志
=試合経過=
1月4日東京ドーム大会で田中の挑戦を退け、3度目の防衛を果たした世界ヘビー級王者・永田。その永田に挑戦を表明した大谷が田中との炎武連夢を結成し、永田&井上に挑む。
永田&井上はZERO1ファンに大ブーイングを浴びながら入場。対抗戦ムードが漂う中、永田&井上が奇襲をかけて試合はスタート。しかし、永田&井上は炎武連夢の華麗な連携攻撃の前に、すぐに反撃を許してしまう。
中盤、永田は大谷をコーナーに追い詰め、顔面ウォッシュで大谷を挑発。しかし、田中がスピアーで永田に反撃すると、今度は大谷が永田に本家の顔面ウォッシュを見舞う。
その後も、永田はエルボー、フロントハイキック、延髄斬り、大谷は張り手、フロントハイキック、ニールキックと交互に決め、両者は一歩も譲らない。
変わって入った井上はミサイルキック、トライアングルランサー、オラシオンフレイムなどで必死に攻め立てるが、粘る大谷からフォールは奪えない。
ここで大谷は井上にカウンターのレッグラリアットをヒットさせ反撃。さらにミサイルキック、ドラゴンスープレックスと立て続けに決めると、場外で田中と永田がやり合う中、スパイラルボムからエビ固めでスリーカウントを奪った。
試合後、大谷はZERO1ファンの大声援を受けながら「俺の挑戦を受けるのか受けないのか、答えろ!」と改めて永田へ挑戦をアピール。
永田は「場所はどこでもいい。やってやるよ! お前の言ってるプロレスの教科書っていうものはこの世に存在しねぇんだよ」と大谷の挑戦を受け入れ、大ブーイングの中、退場した。
永田&井上が退場すると大谷は「プロレスの教科書、信じないヤツは天罰が下る! 永田裕志を必ず倒します!」と勝利を誓った。
=試合後コメント=
井上「大谷! 俺はお前に勝つまで闘い続ける。以上だ」
永田「リングの上にあるのは真実のみ。プロレスの教科書なんて俺は見たこともない。そういうものは信じられない。何にすがっているのか知らないけど、その状態じゃZERO1を引っ張れないでしょ。このベルトをかけて闘うなら正々堂々とやろうじゃないか。ただし、今やっても同じ結果(2008年8月29日ZERO1後楽園大会、永田は大谷にシングルで勝利)。リングはどこでもいいですよ。新日本でもZERO1でもいいですし、他のところでもいい。やっぱりアウェーの地でファンに徹底的に嫌われて闘う。俺的には最高の快感ですね。この快感を手放したくないので、まだまだこのベルトを防衛させてもらいますよ」
大谷「俺は1日でも早く(ベルトを)取り返したい。ここだという場所をこっちから指定してやるよ。アイツが(ベルト挑戦を受けて立つと)言ったんだから。近日中に勝負の場所を発表したいと思います」