岡田は吉橋に快勝! 邪道&外道は内藤&望月を下し至宝奪還を宣言!/1月10日LOCK UP新宿大会試合結果
1月10日(土)
LOCK UP
東京・新宿FACE
第2試合
15分1本勝負
シングルマッチ
○岡田かずちか
(5分30秒 キャメルクラッチ)
×吉橋伸雄
=試合経過=
グラウンドでのスピーディーな攻防から、吉橋が腕を取りに行く。逃れた岡田はエルボー合戦で挽回し、ランニングバックエルボー。さらに、エルボーで吉橋の腰にダメージを与え、ボディスラムから嫌がる吉橋を無理やり逆片エビ固めで極める。
吉橋は目の前のロープを掴むと、カウンターのドロップキックで反撃。ヘッドハンターからカバーし、岡田がキックアウトすると腕ひしぎ逆十字固めで捕獲。岡田が脚でロープエスケープすると、吉橋は腕にストンピング連打。さらに串刺しエルボー連打、串刺しジャンピングエルボーアタック、ハーフハッチスープレックスから再度腕ひしぎ逆十字固めへ。
これをこらえた岡田は、顔面への張り手、ドロップキック。そして逆片エビ固め。粘る吉橋をリング中央に引きずり戻すも、これはロープに。すると、岡田は顔面への強烈な張り手からキャメルクラッチで絞り上げて、吉橋をギブアップさせた。
=試合後コメント=
岡田「正直言って何も無いです。ただ、吉橋といつもの新日本プロレスの試合をやっただけ。負けてられないです、あんなのに。今年はトップを取るんだから」
吉橋「最後の1発が効いただけで、後は全然効いて無いよ。次は絶対、俺がアイツから取ってやります!」
第4試合
30分1本勝負
タッグマッチ
○外道
邪道
(16分38秒 横入り式エビ固め)
×内藤哲也
望月成晃
=試合経過=
昨年10月のPREMIUMで一騎打ちを行なった内藤と望月の異色タッグが、“ワールドクラスタッグ”邪道、外道と激突。
序盤、腰攻めに苦しんだ邪道だったが、内藤のドロップキックを避けて場外に落とすと、外道が杖で急襲。邪道も望月を襲撃し、場外戦で試合の主導権を奪い返す。
失速した内藤を金具むき出しの自軍コーナーに何度も叩きつけ、邪道がチョップ。エルホーで抵抗する内藤を顔面かきむしりで黙らせ、外道がスイングネックブリーカードロップ、DDTで続く。さらに、邪道は起き上がりこぼしチョップ。
捕まる時間が続いた内藤だったが、邪道にフライングボディアタックを浴びせて望月のもとへ。望月はスワンダイブ式ミサイルキック、踵落とし、フロントハイキック、飛び膝蹴り、ランニングミドルキックとラッシュ。だが、邪道も望月のキックをかわし、そのまま転倒させてクロスフェースオブJADOで捕獲。これは内藤のカットが間に合う。
タッチを受けた内藤は、外道にコーナー上からのサマーソルトドロップ、邪道にドロップキック。外道がマンハッタンドロップで反撃すると、内藤はアバランシュホールドからムーンサルトプレスを発射。外道はこれをかわし、着地した内藤にチンクラッシャー。しかし、内藤もジャンピングエルボーアタックで逆襲し、外道にトレイン攻撃。望月が三角蹴り、内藤がジャーマンスープレックスホールド。これは邪道がカットすると、望月が一角蹴り、内藤が雪崩式フランケンシュタイナー。
外道はカウント2でこれを凌ぐと、リング下の邪道が内藤の脚を引っ張る。続く外道の攻撃は邪道に誤爆すると、内藤はジャパニーズレッグロールクラッチホールドへ。しかし、外道が勢いよくキックアウトすると、その反動でロープの隙間から顔を出した内藤に、リング下の邪道がイスで一撃。間髪入れずに外道がスクールボーイで固めて、内藤から3カウントを奪った。
=試合後コメント=
邪道「オイ、邪道外道がなんでよぉ、神の手を持つ“レスリングゴッド”って言われているか、これで分かったろ。これがレスリングゴッドの妙技だ。新春プレゼントってやつだ、得したな」
外道「いいか、内藤。俺達が毎回いかれる訳ねぇだろ、小僧によぉ。オメェら(IWGP Jr.タッグの)ベルト失ったな。リターンマッチで獲りに行く? ふざけんな、この野郎! 俺達を誰だと思ってんだ。IWGP Jr.タッグ最高のチームだ。挑戦権があるのは、俺達だ。内藤、裕次郎、オメェらじゃねぇぞ」
邪道「言っとくけど、Jr.タッグ挑戦の第1権利があるのは、邪道外道だけなんだよ」
内藤「あぁ……後楽園2連戦用に、ちょっと体重を上げておいたんだけど。それをそのままキープしていたんだけど、キツイなぁ。すぐ息が上がっちまう。Jr.タッグが流出して、その張本人は俺らNO LIMITなんだけど、これはJr.にとって一大事であって。誰が取りにいくのか? それに邪道外道は手を上げるのか? 今日の闘い方じゃ分からねぇよ。新日本Jr.を背負って取りに行く気があるんだったら、正々堂々とやってみろよ。次のシリーズで決着つけようじゃないか」
また、メインイベントでは石井智宏が金村キンタローとの大流血戦をラリアット2連発で制し、WEWヘビー級王座3度目の防衛に成功。
試合後、石井がハサミで金村の髪の毛を切り刻むと、小幡優作、さらには黒田哲広が突っかかって行く。すると、石井は先にリングを下りて、意気揚々と引き上げて行った。