1月4日東京ドーム大会まであと2日! Analyze 1/4 TOKYO DOME(4)
第7試合
60分1本勝負
NJPW vs NOAH Battle Tendencies 〜the invasion〜
中西学
VS
秋山準
■名門大学レスリング部の先輩後輩が、団体の看板を背負いリング上で再会!
中西学と秋山準。両雄の事を語る上で外せないのが名門・専修大学レスリング部の先輩後輩で、学生時代に同じ釜の飯を食ってきた間柄である事だ。
今回、約3年半の歳月を越えて再び開戦する新日本プロレスリングvsプロレスリング・ノア。そこで、このカードが組まれたのはある種、必然なのかも知れない。
今から約7年半前、ノア所属として新日本との道筋を最初に作ったのが秋山であり、「G1 CLIMAX 2003」準優勝という好成績を残している。そんな男が新日本マット再上陸を果たすとなれば、迎え撃つのに相応しいのは“野人”しかいない。過去に1度だけ実現したシングル対決では、秋山が一瞬の丸め込みで激勝。中西にとっては、まさに巡り巡ってきたリベンジのチャンスでもある。
図らずも勃発した対抗戦“第2章”。その行方の鍵を握るであろう一戦は、2009年のプロレス界の動向を左右するものとなるに違いない。勝ち残るのはどっちだ?!
第8試合
60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合 ハードコアルール3WAYマッチ 〜Three correct answers〜
真壁刀義
矢野通
(第51代王者組)
VS
天山広吉
小島聡
(挑戦者組)
VS
ブラザー・レイ
ブラザー・ディーボン
(挑戦者組)
■予測不可能! 至宝を巡る“究極の三つ巴マッチ”!
昨年2月のIWGPタッグ強奪以来、ありとあらゆる手段を駆使してベルトを守ってきた“MVP”真壁刀義&矢野通。ここまで4度の防衛を記録しており、その闘いぶりは良くも悪くも安定感が増すばかりである。
そして、誰よりも激動の2008年を過ごしてきた天山広吉。小島聡との“真の友情タッグ”テンコジを復活させた下半期は、前半の停滞ぶりが嘘のようにスパート。秋には「G1 TAG LEAGUE」、全日本プロレスの「世界最強タッグ決定リーグ戦」の2大タッグリーグを制覇し、完全に息を吹き返した印象だ。
そんな矢先、両陣営の間に割って入ったのが、世界最強タッグ“チーム3D”のブラザー・レイ&ブラザー・ディーボンである。この2人に関して、もはや説明は不要だろう。過去に全日本の「最強タッグ」を制しており、昨年1月4日の東京ドーム大会では真壁&矢野をハードコアマッチで粉砕。チームとしての総合力は、一歩抜きん出ている。
しかし、この試合はタッグでの3WAYマッチ。勝つためには、チーム力以外に戦況を見極める能力、インサイドワークなどが必要とされる。
ハードコアルールに関して言えば、G・B・Hの強力セコンド陣を抱える真壁、矢野、そして慣れている3Dにとっては追い風になるだろう。また、場外カウント無しであれば、テンコジ、3Dにとってリング下は蟻地獄。王者組の防衛はより揺ぎ無いものとなる。
一方、圧倒的不利な状況で、戦火の中へと飛び込むのはテンコジ。迎える結末は、極悪非道な防衛劇? ベルトの海外流出? はたまた真の友情による王座奪還? 予測不可能な“究極の三つ巴マッチ”が、いよいよゴングの時を迎える。
2009年1月4日(日)
「レッスルキングダムIII IN 東京ドーム」
東京・東京ドーム
16:00試合開始