1月4日東京ドーム大会まであと5日! Analyze 1/4 TOKYO DOME(1)
第1試合
30分1本勝負
ミスティコ(CMLL)
田口隆祐
プリンス・デヴィット
VS
アベルノ(CMLL)
邪道
外道
■神の子がついに降臨! オープニングマッチの奇跡を見逃すな!
6団体のスター選手が一堂に会し、かつてないスケールで開催される「レッスルキングダムIII IN 東京ドーム」。
この世紀のビッグマッチが開始されるのは1月4日の16:00。もし、何かの予定があり、第1試合までに会場へ来られない人がいるとしたら、悲劇と言うしかない。その予定は今すぐキャンセルすべきだ。そして、特に予定がない人も、第1試合は必ず見届けるべきである。そう断言できるほど、「レッスルキングダムIII」のオープニングマッチは貴重かつ重要。なぜなら、“神の子”ミスティコがリングに降臨するからだ。
75年もの伝統があるメキシコのルチャ・リブレにおいて、新たな時代を切り開いたと言われる男・ミスティコ。驚異的な空中殺法でファンを魅了し、メキシコ全土に“ルチャ・ブーム”を巻き起こした。闘う聖職者“暴風神父”フライ・トルメンタに孤児院で育てられ、ルチャの手ほどきを受けたという彼を、メキシコで知らぬ者はいない。まさに、国民的“スペルエストレージャ(スーパースター)”なのである。
それほどの選手が初来日を果たすのだから、それだけでも見る価値はあるというもの。相手の頭を軸に旋回して極める脇固め=ラ・ミスティカに代表される必殺技の数々に、きっと衝撃を受けるに違いない。“神の子”の降臨で、東京ドームに奇跡が起ころうとしている。
第4試合
30分1本勝負
獣神サンダー・ライガーデビュー20周年記念試合
獣神サンダー・ライガー
佐野巧真(プロレスリングNOAH)
VS
井上亘
金本浩二
■ライガーと佐野がドリームタッグ結成! 20年目の新たな伝説が始まる!
1989年4月24日。新日本プロレスが開催した「’89 格闘衛星☆闘強導夢」。そこから“ドーム興行”の伝説が始まった。そして、これと同時に1人のマスクマンの伝説も始まる。そのマスクマンとは“Jr.界のレジェンド”獣神サンダー・ライガー(当時:獣神ライガー)である。
ライガーは、永井豪原作のテレビアニメ「獣神ライガー」とのコラボレートで誕生。全身を赤と金のコスチュームで包んで宙を舞い、鮮烈なデビューを飾った。そして、そのライバルとして現れたのが、佐野巧真(当時:直喜)。メキシコ遠征から帰国したばかりだった佐野は、華々しく登場したニューヒーローに対し容赦なく牙をむき、自分の存在を示したのだ。
両者の対決は激しいものとなり、新たな“名勝負数え唄”としてファンを魅了した。そんな2人のライバル関係はずっと継続されるものと思われたが、1990年に佐野が他団体に移籍したことで袂を分かつこととなる。
その後、ライガーは佐野をライバル以上の“恋人”とまで称し、リング上での再会を熱望する。だが、佐野は自らの理念を追求し、あえてその呼びかけに背を向け続けた。その結果、両者の接点はごく限られたものになってしまう。
「レッスルキングダムIII」は、ライガーがデビューして以来、20年目のドーム興行。この記念すべき大会で、ついに永遠のライバルが再会を果たし、ドリームタッグを結成する。それは新たな伝説の始まりでもあるのだ。
2009年1月4日(日)
「レッスルキングダムIII IN 東京ドーム」
東京・東京ドーム
16:00試合開始