1.4ドーム参戦選手が集結! IWGPヘビー公開調印式も開催!/「レッスルキングダムIII ファンミーティング in ラクーア」
12月21日14:00より、都内の東京ドームシティー・ラクーアガーデンステージにて「レッスルキングダムIII ファンミーティング in ラクーア」と題された公開記者会見&ファンイベント開催された。
3部構成で行なわれたこの催しの第1部は、IWGPヘビー級選手権試合公開調印式と主要選手参加による公開記者会見。大勢のギャラリーが集結した中、司会のバロン山崎さん、あべ由紀子さんがラクーアのすぐ近くにある東京ドームで行なわれる、2009年1月4日「レッスルキングダムIII」の全対戦カードを読み上げると、出場選手達が次々とステージに登場。ステージ中央でポーズを決め、それぞれ意気込みを述べた。
【第1試合】
ミスティコ&田口隆祐&プリンス・デヴィットvsアベルノ&邪道&外道
田口「こんにちは。新日本プロレスの田口隆祐と申します。2009年の新日本プロレスのオープニングマッチを飾るに相応しい、華やかな試合になると思います。日本初登場のミスティコがインパクトを残すのは間違いないので、そのミスティコに負けないような活躍を新年第1試合目からしたいと思いますので、よろしくお願い致します」
【第2試合】
獣神サンダー・ライガー&佐野巧真vs井上亘&金本浩二
ライガー「皆さん、こんにちは! ライガー20周年記念という事で、気合入りまくりです! 1月4日東京ドーム、ぜひご来場下さい。よろしくお願いします」
井上「新日本プロレスの井上亘です。1月4日東京ドーム、精一杯頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします!」
【第3試合】
IWGP Jr.タッグ選手権試合
裕次郎&内藤哲也vsアレックス・シェリー&クリス・セイビン
裕次郎「今年、内藤と2人でNO LIMITというタッグチームを作り上げました。現時点でのNO LIMITの全てを見せつけて防衛したいと思います」
内藤「東京ドームまで2週間あるし、明日、あさってと後楽園ホールで試合があるので、ドームに関してはまだ何も考えていません。東京ドームの長い花道を歩くのが楽しみです」
【第4試合】
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合
ロウ・キーvsタイガーマスク
タイガー「皆さん、こんにちは。自分が負けて落としたベルトです。必ずドームで自分の腰にベルトを戻して、チャンピオンになります。応援よろしくお願いします」
【第5試合】
長州力&蝶野正洋&カート・アングル&ケビン・ナッシュvsジャイアント・バーナード&飯塚高史&石井智宏&“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン
蝶野「nWoのメンバーだったケビン・ナッシュ、カート・アングルといったトップスターの選手とチームを組みます。東京ドーム大会は始まり。世界に広がるような闘いをします。ぜひ東京ドーム大会、観に来て下さい」
【第6試合】
世界ヘビー級選手権試合
永田裕志vs田中将斗
永田「10月の闘い(10月13日両国)では勝つ事が出来たんですが、次も軽々しく勝てるほど安っぽい相手ではない。10月の時以上のファイトで必ずこのベルトを防衛したいと思います。よろしくお願いします」
【第7試合】
中西学vs秋山準
中西「(マイクの先端をポンポン叩いて)皆さん、寒いところありがとうございます。秋山準と5年ぶりに闘います。今日は風が随分吹いていますが、それよりももっと凄い“嵐”みたいなものを東京ドームで中西学中心に起こして行きたいと思います。応援よろしくお願いします」
【第8試合】
IWGPタッグ選手権試合 3WAYマッチ
真壁刀義&矢野通vs天山広吉&小島聡vsブラザー・レイ&ブラザー・ディーボン
天山「1.4東京ドーム、天山広吉、小島聡のテンコジが暴れますんで是非観に来て下さい。よろしくお願いします」
小島「全日本プロレスの小島です。2009年、IWGPタッグのベルトはテンコジがもらいます。以上です」
【第9試合】
中邑真輔&後藤洋央紀vs三沢光晴&杉浦貴
中邑「1月4日から(プロレスリング・)ノアと“ケンカ”します。勝つのは中邑、後藤、新日本プロレスです」
後藤「来年1月4日東京ドームは、“対ノア”という事で対抗戦に抜擢されました。新日本プロレスの名に懸けて必ず勝ちたいと思います」
その後、メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合「武藤敬司vs棚橋弘至」の調印式が、IWGP実行委員会の山本小鉄氏が立会人として同席し行なわれた。大歓声の中、ステージ上に登場した王者・武藤選手、挑戦者・棚橋選手は、ファンの前でタイトルマッチに懸ける思いを語った。
棚橋「メインイベントで“天才”武藤敬司に挑戦する、“100年に1人の逸材”棚橋弘至です。武藤敬司は皆さんが知っての通り、膝が悪いです。俺は容赦なく行きます。おそらくドームから帰る時は、(武藤は)車椅子に乗っているんじゃないかなと思います。まさに武藤敬司を介錯して、俺がベルトを取り戻します」
武藤「全日本プロレスの武藤敬司です。(「武藤」コールに対して)ありがとう。(棚橋を見ながら)棚橋! スーツ姿もカッコイイね。先日、(12月7日)大阪大会にお邪魔した時、やっぱりプロレス姿もカッコよかったですよ。十二分にカッコよさ、素晴らしさは分かりましたよ。ただ、1.4はもっと“さらけ出した棚橋”を見てみたいですね。お客様に媚を売るなら、攻撃してきてほしいですね」
調印式終了後、山本氏が「人間コツコツやれば、必ずいい事があります! 小さな幸せでもいいじゃないですか! 頑張って小さな幸せを掴みましょう! 来年1月4日は、ぜひ東京ドームへご来場頂きまして、発散して下さい! ありがとうございました!」と挨拶し、第1部は終了した。
「超プレミアムトークショー」と題された第2部では、中邑選手&後藤選手、テンコジこと天山選手&小島選手のトークショーがそれぞれ行なわれた。
中邑選手と後藤選手によるトークショーでは、中邑選手が先日まで開催していた現代美術展(後藤選手の観に行ったという)の話から始まり、2人のタッグチームに関する話題に及んだ。互いに「(組んでいて)やり易い」と語った両選手は、「三沢光晴の名前を出したのは自分なんで。しっかり勝って新日本プロレスを見せつける」(中邑)、「勝ちにこだわる。必ず勝ちたい」(後藤)と、改めてノアとの“ケンカ”に勝利するとファンに誓った。
テンコジのトークショーでは、「プライベートでも仲がいいのか?」という話題になり、天山選手は小島選手とメールで定期的に連絡を取り合っていると話した。すると、小島選手が「(天山のメールに)“ヨロピク”とか“ゴメリンコ”、“オヤチュミ”と書いてあるんですよ(笑)。理解出来ません(笑)」と暴露。ファンが大爆笑する中、天山選手は「バラすなよ(笑)」と言いつつ、恥ずかしそうにその事実を認めていた。
そして、テンコジの2人は、「自分はコジを信じて、(ファンの)皆さんを信じて最後まで頑張ります」(天山)、「皆さんの応援と共にテンコジは歩んできたと思いますので、また私達に力を貸して下さい」(小島)と、IWGPタッグ奪取をファンに誓っていた。
第3部の「ファン感謝イベント」に突入すると、ステージに棚橋選手、天山選手、永田選手、中西選手、中邑選手、後藤選手、小島選手、タイガー選手、そして山本氏とジッピーが登場。大会チケットやグッズを購入したファン(限定100名)を対象に、“連続”握手会&サイン会が行なわれた。選手達はステージで一列に並び、次々とファンの握手に応じ、選手を代表して棚橋選手が参加選手の寄せ書きサイン色紙を手渡しした。
約1時間半に及ぶこの催しはあっという間にエンディングを迎え、棚橋選手の決め台詞「愛してま〜す!」で締めくくられた。
2009年1月4日(日)
「レッスルキングダムIII IN 東京ドーム」
東京・東京ドーム
16:00試合開始