ライガー、関本に一騎打ちを要求!/大日本プロレス12月19日横浜大会試合結果
大日本プロレス
「横浜大戦2008」
12月19日(金)
神奈川・横浜文化体育館
=セミファイナル(第6試合)=
BJW認定タッグ選手権試合
30分1本勝負
○関本大介
マンモス佐々木
(王者組)
(18分07秒 ジャーマンスープレックスホールド)
×AKIRA
獣神サンダー・ライガー
(挑戦者組)
※王者組は6度目の防衛戦
=試合経過=
ライガー&AKIRAの“レジェンドコンビ”が、大日本マットに上陸。同団体のBJW認定タッグ王者組の関本&マンモスに挑戦した。
ライガー&AKIRAは、コール時に大日本ファンからブーイングを飛ばされる。ゴング直前、関本が「来い、ライガー!」と挑発。ライガーと関本の先発で試合がスタートし、両者は序盤から互いの意地をぶつけ合った。
AKIRAと関本の攻防になると、AKIRAが関本のダイビングエルボードロップを回避。ライガーと交互にダイビングニードロップでダイブする。さらに、AKIRAが関本を場外で捕まえると、そこ目掛けてライガーがスライディングキック。
その後、ライガー&AKIRAは、関本の左脚に狙いを定める。ライガーは、鉄柱に固定した関本の脚にイス攻撃。さらに、リングへ戻ると足4の字固めを極め、関本の脚に悲鳴を上げさせる。だが、関本も黙っておらず、AKIRAの攻撃を避けてラリアットで応戦。マンモスとタッチしようとするが、ライガーの妨害でタッチできず。それでも合体ブレーンバスターを狙ったライガー&AKIRAをまとめて投げ飛ばし、今度こそマンモスとのスイッチに成功する。
マンモスは、ライガー、AKIRAに両腕ラリアット。そして、AKIRAに串刺し攻撃を狙う。ところが、AKIRAはカニばさみで突っ込んできたマンモスを転倒させ、ライガーとスイッチ。リングインしたライガーは、串刺しランニング掌底、ダイビングボディプレスといった得意技を畳み掛け、マンモスにカウント3を迫る。
勝機と見たライガーは、ライガーボムの構えへ。ところが、マンモスの巨体を投げられず、カウンターのネックハンギングバスターで反撃されてしまう。その直後、マンモスは、関本を呼び込み、2人で代わる代わるライガーへ串刺しラリアットで突進。そして、必殺のアッサムボムでカバーにいくが、AKIRAのカットが間に合う。
終盤戦に入ると、AKIRAと関本の攻防に。AKIRAは関本に対し、ミサイルキック、ラリアットを避けてのフライングラリアット。さらに、スクールボーイからオールド・ボーイでギブアップ勝ちを狙う。ところが、マンモスにカットされ、チョークスラムを食らってしまう。
リング上で4選手が入り乱れた直後、AKIRAと関本は共にダウン。AKIRAは、先に立ち上がった関本に低空ドロップキック。これで関本を怯ませると、ライガーのパワーボムホイップからムササビプレス2連発。しかし、いずれもカウント3は奪えず。
ライガーがトップロープからのプランチャでマンモスを分断。その間にAKIRAは、関本をフルネルソンで捕らえる。ところが、関本は強引に外し、ラリアットからカバーへ。カウント2で返されると、マットに倒れるAKIRAをぶっこ抜き、そのままジャーマンスープレックスホールドへ。これでピンフォールを奪い、6度目の防衛に成功した。
試合後、マイクを手にしたライガーは、「関本! 俺はピンピンしてんぞ! お前とシングルでやってやる!」と挑発。これが火種となり、ライガーと関本は大乱闘を展開。セコンドの制止で一度は収まったものの、「ライガー、臨むところだ!」という関本のアピールで再び取っ組み合いになってしまう。
リング下に降りたライガーは、「いつでも舞台を用意してやる!」と言い放ち、AKIRAと共にバックステージへ戻った。
=試合後コメント=
※ライガー&AKIRAがバックステージでコメントを出そうとすると、関本&マンモスが乱入。ライガー&AKIRAはイスを手にして臨戦態勢になり、関本と激しい口論を展開。すると、マンモスが関本を制止。その場から立ち去っていった。
ライガー「大日本のブーイングを飛ばしたクソファンよ、よく聞いておけ。関本がナンボのもんよ。マンモスがナンボのもんよ。俺は全然押されてねぇよ。ただミスっただけ。微妙なミステイク。それが、AKIRAが負けた原因だよ。AKIRAとあの“腐れババア”……もとい、マンモスとシングルを組めや。俺と関本を組めや。あの目玉をくりぬいてやるよ。串に刺して目玉焼きだ。クソファンが何故あれだけブーイングを飛ばすか分かるか? 応援している自分のところの選手があまりにも不甲斐ないから、せめてブーイングで対抗しようとしてんだよ。クソだ。クソ共が。(シングルで闘う場所は)いつでも用意する。明日(12月20日桂スタジオ大会)、ダブルヘッダーだっていいよ。ぶちのめしてやるから」