蝶野GMが“PREMIUM若手3人衆”を指導! しかし、岡田と植田が一触即発!
12月16日、「PREMIUM」の“GM(ゼネラルマネージャー)”を務める蝶野正洋選手(以下、蝶野GM)が、都内の新日本プロレス道場に岡田かずちか選手、吉橋伸雄選手、植田使徒選手(ZERO1-MAX)を招集。12月26日「PREMIUM」後楽園ホール大会にて、格上選手との対戦(※)を控える3選手と共に公開練習を敢行した。
※岡田選手は大谷晋二郎選手(ZERO1-MAX)、吉橋選手は吉江豊選手(DRADITION)、植田選手は中西学選手と対戦。
蝶野GMは、昭和プロレス参戦、外道戦に備えて道場で“秘密特訓”を行なっていた星野勘太郎氏と共に、3選手を指導。準備運動、ストレッチで体をほぐした3選手は、蝶野GMのアドバイスを受けながら、ロープワーク、ロックアップからの押し合い、ショルダータックルでのぶつかり稽古などを行なった。また、3選手がブリッジをした際に蝶野GMと星野氏が腹の上に乗ったり、腕立て伏せをしている3選手の背中を踏みつけたりするなど、その内容は厳しいものであった。
そして、最も実戦に近いスパーリングに突入し、岡田選手と植田選手の顔合わせになると事件が起こった。打撃無しのスパーリングにも関わらず、岡田選手がグラウンドで植田選手の腕を極めた直後に頭部へストンピング! これで植田選手もヒートアップし、両者は激しいエルボー合戦を展開した。
蝶野GMの制止でその場は収まったものの、岡田選手と植田選手の間に新たな遺恨が生まれる恰好となった(全員揃ってのフォトセッションも、蝶野GMと星野氏の呼びかけで何とか実現)。
公開練習終了後、蝶野GMは「引いてしまう、どこかで諦めてしまう気持ちをどれだけ我慢出来るか。前に出る気持ちと我慢する気持ちを(持ってほしい)。2人(岡田と植田)には、試合でぶつからないところで“ライバル関係”が出てくれれば。いい意味で対抗意識になってくれればいい。お客さんを納得させられるぐらいの気迫、攻防が出来る様になればもっと素晴らしい。そういう舞台として、若い彼らに(PREMIUMを)利用してもらいたい」と、3選手に対して期待を寄せるコメントを述べた。
また、岡田選手、吉橋選手、植田選手のコメントは以下の通り。
岡田「蝶野さんに指導して頂きましたけど、それよりもZERO1の変なの(植田)に意識が行ってしまった。だから、感想はそれだけです」
吉橋「試合会場で蝶野さんの指導を受けた事があったんですけど、今日はその時と違った事が出来ました。新しい経験になりましたね」
植田「蝶野さんに指導して頂き、気合が入りました。岡田の事は眼中に無かったですけど、やられたらこっちもムカついてしまうわけで。まぁこの気持ちを中西戦にぶつけます。これから帰ってもっともっと練習します」
蝶野GMから直接手ほどきを受けた“PREMIUM若手3人衆”は、先輩レスラーの牙城を崩し“夢を勝ち”取れるのか!?
「PREMIUM」
12月26日(金)
東京・後楽園ホール
19:00試合開始