中邑真輔×ロジャー・ミカサ「UZIK RADIO対談トークライブ」報告
12月13日、青山 SPACE INTART GALLERYにて「中邑真輔とロジャー・ミカサのUZIK RADIO対談トークライブ」が開催された。
12月12日より18日まで催されている「UZIK INTERNATIONAL presents『TOKYO WRESTLING ARTS』中邑真輔×ロジャー・ミカサ 現代美術展」の開催を記念して行なわれた今回のトークライブ。
今回制作した作品の紹介はもちろん、出会った頃から落書きばかりしていたという中邑選手をプロデュースするに至った経緯や、2人が出会うきっかけとなったアメリカでの話、ロジャー氏がデザインした中邑選手のコスチューム制作秘話など、さまざまな話題を2時間たっぷりと披露し、詰め掛けたお客さんを大いに楽しませた。
中邑選手が「全てに意味がある。全部の作品が誰かに見えると思いますけど、本人じゃありません。モチーフです(笑)。まぁ、自分の経験からくるものが非常に大きいので、ぜひ見て欲しいですね」と語ると、ロジャー氏は「(中邑選手の作品は)深いです。深い! ここまでやってくれるとは思わなかった」と中邑選手の才能を絶賛した。
また、ロジャー氏は「1回じゃ意味がない。点になってしまうので。ちゃんとした形で、展示会はクオリティの高いものをやっていきたい。この動きが少しでも社会に貢献できれば、確実な土台になるだろうというのがあるんですよ。そして、ムーブメントになればいいなと。(中邑選手の)考え方や思想がちゃんと伝わるような動きをしたいと思っています」と中邑選手のアーティストとしての今後の展開を期待させた。
後半、中邑選手は1月4日東京ドーム大会で行なわれるプロレスリングNOAHとの対抗戦について「やっと作品作りが終わったので、練習に集中できます(笑)。三沢(光晴)さんのイメージは90年代後半までのイメージしかないですね。ただ、三沢さんは正面からぶつかったら、正面から返してくれる選手だと思いますので、動きがどうのとか、年齢がどうのとかは問題じゃない。三沢光晴という存在自体で対戦を受けてくれたというところに『おっ』と思いましたね。まぁ、楽しみです」とNOAHとの負けられない闘いに向けての本格始動を宣言し、笑いの絶えることのないトークショーは幕を閉じた。
■会場
青山 SPACE INTART GALLERY
東京都港区北青山2-9-15
■UZIKオフィシャルサイト
www.uzik.jp(PCサイトのアドレスです)
■TOKYO WRESTLING ARTSオフィシャルサイト
http://uzik.jp/project/evas/081212_twa/index.shtml(PCサイトのアドレスです)