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永田克彦が初出場のZSTで惜敗/11月23日ZST有明大会試合結果
11月23日(日)
ZST.18
東京・ディファ有明
第4試合
ライト級シングルマッチ5分2R
○小谷直之
(2R 4分38秒 ヒールホールド)
×永田克彦
※ZSTルール
=試合経過=
NEW JAPAN FACTORYの永田がZSTに初登場。グラウンドでの顔面攻撃を禁じたZSTルールで、ロデオスタイル所属の小谷と対戦。
ゴングと同時に飛び出し、タックルでテイクダウンを奪った永田。グラウンドで極められないとみるや、自ら立ち上がってあおむけ状態の小谷にローキック連打。
スタンドになり、打撃の応酬から小谷がタックルで突っ込むものの、これを切った永田がグラウンドで上になり、小谷のボディにパンチ連打。そこから永田がパスガードしようとするが、小谷は脚に絡みつくなどして固い守りを見せる。
その後、永田は小谷のタックルをことごとく切り、何度もグラウンドで上になるものの極めることができず。そのまま第1Rが終了。
第2R。軽快なステップで間を詰めた永田が小谷に組み付き、全体重を浴びせて後ろに押し倒す。しかし、やはりグラウンドになると決め手に欠く。その後も小谷の執拗なタックルを完璧に封じる永田だったが、グラウンドでは決着がつかない。
2R終盤、タックルを潰した永田が、豪快なスープレックスで小谷を投げ、またグラウンドで上になる。しかし、ここもしのいだ小谷が下から永田の脚を取り、素早くヒールホールド。
これで永田がタップし、試合残り時間22秒で小谷の勝利となった。終始、試合を優位に進めていたにも関わらず、逆転負けを喫した永田は、しばし呆然。コーナーに戻ると、マットを叩いて悔しがった。
試合後、小谷がマイクを握り、「自分にもお兄ちゃんがいるんで、今度はタッグでどうですか?」とマイクアピール。これに対し永田は、「今日はさ、ZSTルールに合わせて負けちゃったよ。次、(グラウンドの顔面攻撃がある)バーリトゥードルールでどう?」と返答した。
=試合後コメント=
小谷「やっぱり力が強いと思って、上半身ではなく脚を攻めました。(タッグマッチは)自分もプロレスがけっこう好きなんで、そういうのもありかなと。(バーリトゥードでの再戦は)まずはタッグを消化してからにしてもらいたいですね」
永田「今回はたまたま負けちゃいましたけど、いい経験になったと思います。(小谷との再戦は)タッグでもいいけど、バーリトゥードでちょっとやってみたいというのはありますね。顔面を思い切りブン殴って、スッキリ勝ちたいなと思います。“たら・れば”ですけど、今日はZSTの中のルールでの前向きな敗戦。またオファーがあれば、タッグマッチでも、バーリトゥードでも、ZSTルールでもやって行きたいなと思います」
