稔が「天下一ジュニアトーナメント」2回戦へ!/10月30日ZERO1-MAX後楽園大会試合結果(1)
10月30日(木)
ZERO1-MAX
「ZERO1 Energy’08」〜天下一ジュニアトーナメント2008〜
東京・後楽園ホール
第5試合
時間無制限1本勝負
天下一ジュニアトーナメント1回戦
○稔
(24分16秒 ファイヤーボールスプラッシュ→体固め)
×日高郁人
※稔が2回戦へ進出
=試合経過=
かつて格闘探偵団バトラーツで苦楽を共にした稔と日高が、ZERO1-MAXのJr.ナンバー1を決める「天下一ジュニアトーナメント」1回戦で激突。このトーナメント戦は“すべて集めると願い事が叶う”という珠が試合に賭けられており、勝者が敗者の珠を奪うルールになっている。
序盤、打撃技の応酬、グラウンドの攻防は互角。稔は日高のヒジに、日高は稔のヒザに的を絞り、ピンポイント攻撃で一進一退の展開が続く。
中盤、雪崩式攻撃を阻止された稔だったが、日高の腕を絡め取って絞り上げ、リング内に転落させる。さらに稔はドロップキックで日高を吹き飛ばすが、リング下に落ちたと思われた日高が素早く復活。ニールキック、ミドルキック連射、側転ニールキック、ミサイルキック、低空ドロップキック、そして足4の字固めと攻勢に出る。
対する稔はカウンターのハイキックで逆転し、「行くぜ、ZERO1後楽園!」のアピールから雪崩式攻撃に行くが、日高の抵抗で未遂に終わる。だが、稔はダイブして来た日高をキックで迎撃。さらにバックドロップ4連発で追い討ちをかける。
その後も一進一退の攻防が続き、試合は20分が経過。日高は必殺のショーンキャプチャーを狙うが、踏ん張った稔が上から押さえつけて揺さぶりをかける。さらに稔はハイキックからフルネルソンバースト、雪崩式リストクラッチフィッシャーマンズバスター、タイガースープレックスホイップと大技攻勢。
しかし、日高も立ち上がり、両者のキックがリング中央で2回交錯する。そして、稔の放った3発目のキックが日高のこめかみにヒット。これで日高がヒザをつくと、稔はさらにその側頭部を蹴り飛ばす。そして、動きの止まった日高めがけ、コーナー最上段からファイヤーボールスプラッシュ。これでついに日高が力尽き、稔の勝利となった。
試合後、「天下一ジュニアトーナメント」2回戦の公開抽選が行なわれ、稔の対戦相手は藤田ミノルと決定。稔はマイクを取り「このトーナメントのてっぺん! いただくのは俺だ、このスットコドッコイ!」と必勝宣言した。
=試合後コメント=
稔「ハードだったな。こんなガラスの珠を2個取るために、こんなにハードだったとは。俺は、リング上で言った通り、この団体がすごく気に入った。このトーナメントにエントリーされたこともムチャクチャ光栄に思っている。スッゲェ気にいったからこそ、このトーナメントを食い荒らして、最後に(11月8日)大阪(の2回戦)で食い尽くすから」