5月13日(金)都内にて、いよいよ開幕を迎える“ジュニアの祭典”『BEST OF THE SUPER Jr.29』の記者会見がおこなわれ、エントリー全選手が出席した。
■Bブロック
●マスター・ワト
「このたび、やっとね、2ブロック制に戻ったということで、このことはすごくうれしく思います。そして、今回Bブロックには新しく初登場の選手と、シングルで1回もやったことのない選手が4名います。この4人に新しい刺激をもらって、楽しんで、俺が優勝します。そして! 前IWGPジュニアヘビー級王者、エル・デスペラード。そして、Aブロックにいる前『BEST OF THE SUPER Jr.』(優勝者)高橋ヒロム。そして、石森太二、この3人には引っ込んでろと言いたいです。そして、俺が『BEST OF THE SUPER Jr.』、優勝します!」
●ロビー・イーグルス
「昨年というか数カ月前のこと、俺はラッキーだとコメントしましたが、寸前のところでチャンスを逃し、まだまだ運が足りないなと思いましたが、今回4年連続4回目の出場となりました。そしてこのBブロック、対戦したことがない選手が3人います。(エル・)リンダマン、TJP、ウィーラー・ユウタ。ほかの6人はすでに戦って倒したことがある選手なので、この3人を倒せば余裕かなって思ってます」
●ティタン
「日本のみなさま、私ティタンからご挨拶させていただきます。私にとってたいへん価値のある『BEST OF THE SUPER Jr.29』に参加できて光栄に思っています。この重要な大会に向け、もっとも準備ができており、私の力と積み重ねてきた経験を届けるために来日しました。14回目の来日に大きな熱を持っています。そして日本は私の故郷だとも思っています。私の使命は結果はどうあれ、最善を尽くすことです。ティタンは必要不可欠だと、日本のみなさんの心に残ることを願います。私にこれらの機会を与えてくれた新日本プロレスの会長、社長、すべてのかたがたに感謝申し上げます。ファンとメディアのみなさん、ありがとうございます。私は最善を尽くして戦います。本日はありがとうございました」
●BUSHI
「今年の『BEST OF THE SUPER Jr.』にエントリーされた以上は、優勝を目指すのは当然の上で、このリーグ戦で借りを返したいヤツもたくさんいるんで。そして初めて対戦する選手、まあ楽しみな部分はあるけれども、今年は俺自身、デビュー15周年の節目でもあるんでね。しっかり体調を整えて、優勝決定戦、進みます。」
●DOUKI
「『BEST OF THE SUPER Jr.』、俺にとって特別な大会だ。というのも、初めて新日本プロレスに参戦した大会は『SUPER Jr.』。てだけじゃなくて、こんだけの相手、こんだけの人数、こんなリーグ戦、世界的に見てもないだろ。俺にとってはこのシングルのトーナメント、俺のイメージ、俺の印象、変えるいいチャンスなんだ。俺はよ、こないだの『タカタイチマニア』の試合で葛西純、本間朋晃、オマエらのできねえような試合をやって自信がついてんだよ。オマエら、休んでるあいだに、俺は一足早く火をつけさせてもらったからよ。俺のモチベーション、メチャメチャ高けえぞ。アドレナリン、ドッパドパだよ。内容も結果も、全部ひっくるめて、俺が主役になる。以上」
●エル・デスペラード
「えー、ま、いろんな選手が言ったと思うけど、まずは試合の規模が元に戻りつつあり、今回20人、2ブロック制。非常に『SUPER Jr.』として、あるべきかたちに戻りつつあるんだなあと、喜ばしいなと。で、今回、シングルのベルト持ったまま、上がってくれる選手もいるし。(リンダマンを指して)しかもシリーズ中にタイトルマッチやるんだぞ。こんないかれた選手、なかなかいないよ。こんな選手が来てくれてることも楽しみだし、ユウタとか、TJPとか、まあ、ファンタズモも一応そうだな、海外からの注目度が高い試合、これがいっぱい入ってる。これも楽しみだ。非常にいい刺激だと思ってるし、俺自身もモチベーションになる。
これだけのいいメンバーが揃ってる中で、え~と、そうですね、俺と、石森と、ヒロムね。それを引っ込んでろと。そのあと、何を言うのかなと思ったら、俺が優勝します。まあ、それはそうでしょ、みんな優勝狙ってるんだから。引っ込んでろっていうなら、引っ込ませてみなさいよ。オマエがポンコツだから、俺たちのこと引っ込めてらんないんでしょ。(ワトを見て)違うかい? (ワトが言い返すと)オウオウオウオウ、ようやくちっとはおしゃべりできるようになったじゃん。
こういうふうにですね、モチベーションの高い選手もいっぱい出てる。楽しみです。の、中でですよ、刺激をもらったとか、一足先にスイッチが入ってるとか、アドレナリンがとか、ザワザワザワザワ言ってますけどね、ペロス・デル・マール出身で、あろうことか試合に負けたからって、3年前と同じかませ犬だったって、俺たちと3年間もやってて、何も成長がなかったと自分で言ってるバカがいましてですね。これが非常にムカついてまして。このシリーズに入ってくる必要があるのか……(ここでDOUKIが立ち上がってデスペラードに詰め寄る)
オウ、なんだなんだなんだ?(両者は額を突き合わせて口争いを展開。大岩陵平がDOUKIを制止する)。
なあ、ペロスって、アレだろ? 悪い犬だとか、野良犬とか、そういう意味じゃんよ。俺はペリートさんのこと尊敬してるから、名前はいいと思うよ。そこでオマエが、かませ犬だとか。そこにもう一個乗っけてやるよ、どうせ負け犬になんだろ、このシリーズ。言葉遊びっていうのは、こうやってやろうぜ。(DOUKIと対戦する)幕張、楽しみにしてるよ。(正面を見て)失礼しました」
●エル・リンダマン
「どうも! GLEAT、#STRONGHEARTSのエル・リンダマンでございます! え~、この『BEST OF THE SUPER Jr.』、エントリーされたこと、非常にうれしく思ってます! それも! デスペラード選手が1.4東京ドームの試合のあとから、ずっと声を上げてくれた。(デスペラードが投げキッスを送ると)本当に感謝してます(笑)。そして新日本プロレスさんにも感謝。もちろんいま、僕はGLEATという新団体のチャンピオンであるわけですけれども、ある程度のリスクを背負ってこの場に送り出してくれたGLEATという会社、新日本プロレス、エル・デスペラード、本当に感謝してます。ありがとうございます! 選ばれてあることの恍惚と不安、二つ共に我にあり。まさにそんな心境でございますが、160cm、70kg。運動神経ゼロ。体育赤点、偏差値30。そして! 新日本プロレス練習生募集、書類審査落ち! コラッ! まさに選ばれざる者の典型であるこの私が、選ばれてここにいることに、何か意味があるんじゃないかと思っております。
新日本プロレス以外で切磋琢磨してきた選手関係者、そして応援してくれた新日本プロレス以外のファンのみなさんの気持ちを! 勝手に背負わせていただいて、この『BEST OF THE SUPER Jr.』、爪痕残していこうと思います。この新日本プロレスのリング上で『GLEATしようぜ!』と拳を突き上げる、それを目標にやっていこうと思ってます。団体を、チャンピオンを背負ってる以上、もちろんこの大会、全勝優勝が至上命令でありますが、そんなに甘くないことはさすがに僕でもわかっておりますんで。ただ! この大会が終わったあとに、新日本以外の価値、注目度が上がっていることを狙って、僕は戦ってまいります。
そして最後に! 新日本プロレスファン、そして新日本以外のファン、新日本以外の関係者、新日本プロレスの関係者! 俺だけ見てりゃいいんだよ! オイ! 準備はいいか? 拳の準備はいいか? いくぞ! みんなで! GLEAT、しようぜ!! ありがとうございました!(デスペラードとファンタズモが拍手を送る。リンダマンがさらに拍手を煽ると、ティタンも手を叩く)」
●ウィーラー・ユウタ
「まずはAEWと新日本プロレスに、この新型コロナウィルスが収まらない中、私を招いてくれたこと、そして理解してくださったことに感謝いたします。いまここにいることは、たいへんにうれしいことです。しかし、私はまだ夢を叶えたりとか、楽しいことがあるから来たわけではありません。このジュニアヘビー級最強、そしてどこよりも厳しいトーナメントが、いま待ち受けてるわけです。しかし、ROHでもベルトを獲ることができました。ジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソン、ウィリアム・リーガルといった新しいメンターも得ることができて、自分の邪悪な側面を見つけることができた。その邪悪な自分自身を、このBブロックの選手たちにぶつける、それが何よりも楽しみです」
●TJP
「(持参した袋からマスカラ・ドラダのマスクを取り出し、優勝トロフィーにかける)俺は誰にも感謝なんかしない。このマスク、なんだかわかるか? これはドラダのマスクだ。ヤツは俺のことが怖いから、ここには来られないらしい。このマスクを取ったとき、俺は誰と戦ったか知ってるか? 俺は飯伏幸太とも戦った。みんな、彼と戦って倒したことあるか? ないだろ? だから、俺はみんなのマスクを、そしてロビー・イーグルスからも剥がしてやろうと思ってる。そして何よりもIWGPジュニアのテッペンになりたいと思ってる。俺はクルーザー級でもチャンピオンになったことがあるし、それもみんな達成したことないことだよな。(ワトのIWGPジュニアタッグのベルトを見て)だから、そのベルト、似合ってないから俺がもらっていいか?」
●エル・ファンタズモ
「ついにこの会見のメインイベントだ! でもまあ、そんなことどうでもいいよな。俺もこの会見なんか、本当にどうでもいいから。俺がこの国に残ったとき、ほかの外国人選手はみんなこの国をあとにしただろう。だからこそ、今回『BEST OF THE SUPER Jr.』のスポットに入ることができた。『DOMINION』ではタッグパートナーの石森(太二)と、BULLET CLUBのキューティスト・タッグとしても勝ち取るものがあると思うし、いまはIWGPジュニアヘビーのチャンピオンとなり、『G1』にチャンピオンとして出場したいと思ってる」
■質疑応答
――DOUKI選手、デスペラード選手に何か言いたいことは?
DOUKI「デスペラード、さっき言ったとおり、幕張で待ってるよ。それだけだ」
★『BEST OF THE SUPER Jr.29』特設サイトはコチラ!
■『BEST OF THE SUPER Jr.29』
5月15日(日) 15:30開場 17:00試合開始
愛知・名古屋国際会議場・イベントホール
☆チケット情報
☆対戦カード情報
※「特別リングサイド」「リングサイド」は完売となりました。
5月17日(火) 17:30開場 18:30試合開始
山形・酒田市国体記念体育館
☆チケット情報
☆対戦カード情報
※「1階指定席A」「1階指定席B」は残りわずかとなりました。
5月18日(水) 17:00開場 18:30試合開始
宮城・仙台サンプラザホール
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月19日(木) 17:00開場 18:30試合開始
青森・八戸市東体育館
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月21日(土) 14:30開場 16:00試合開始
青森・新青森県総合運動公園 マエダアリーナ・メインアリーナ
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月22日(日) 14:30開場 16:00試合開始
秋田・秋田テルサ
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月24日(火) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月25日(水) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月26日(木) 17:30開場 18:30試合開始
東京・後楽園ホール
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月28日(土) 17:00開場 18:00試合開始
千葉・幕張メッセ 国際展示場・3ホール
☆チケット情報
☆対戦カード情報
5月29日(日) 17:30開場 18:30試合開始
東京・大田区総合体育館
☆チケット情報
☆対戦カード情報
※「アリーナ席」は残りわずかとなりました。
5月31日(火) 17:30開場 18:30試合開始
富山・富山産業展示館・テクノホール西館
☆チケット情報
☆対戦カード情報
※「ロイヤルシート」は残りわずかとなりました。
6月3日(金) 16:30開場 18:00試合開始
東京・日本武道館 <優勝決定戦>
☆チケット情報
☆対戦カード情報
※各種発売日程や大会開催日時等は変更となる場合もございます。