豪華カードは思わぬ結末に!/10月24日PROWRES EXPO両国大会試合結果
10月24日(金)
PROWRES EXPO 2008
第1部〜緑の章〜
東京・両国国技館
メインイベント
時間無制限1本勝負
スペシャルタッグマッチ
○蝶野正洋
スコット・ノートン
(16分00秒 シャイニングケンカキック→片エビ固め)
×ドン・フライ
高山善廣
=試合経過=
「日本のプロレスを世界に発信する」というコンセプトのもと、世界各国のプロレスラーが一堂に会したプロレスエキスポ。スーパーバイザーを務める蝶野は、メインイベントに登場した。
序盤、蝶野のケンカキックと高山のフロントハイキックが相打ちとなり、両者ダウン。だが、いち早く立ち上がった蝶野が早くもシャイニングケンカキックを繰り出す。
その後、替わったフライが蝶野をリング下に落とし、場外戦がぼっ発。高山とフライにいいように痛めつけられた蝶野がピンチに陥る。
だが、リングに戻った蝶野も逆襲し、フライを場外戦へ引き込む。そして、ノートンと共にたっぷりとお返し。
再び蝶野対高山の場面。蝶野がドラゴンスクリューからSTF。さらにゴッチ式パイルドライバーを狙うが、回避した高山が強烈なサッカーボールキック。
替わったフライは、スリーパーホールドをリング中央でガッチリと蝶野に極める。これをカットしたノートンを高山が分断すると、フライはフロントネックロックに移行。だが、それでも蝶野はギブアップしない。
すると、フライは技を解いて蝶野を羽交い絞めに。それを見た高山が豪快なフロントハイキックを発射するが、蝶野によけられてフライに誤爆。すかさずノートンがフライへラリアット。そして、蝶野がシャイニングケンカキックでフライを沈めた。
試合後、誤爆に怒ったフライが高山を攻撃。これをきっかけにリング上は日本vs多国籍軍の大乱闘となる。この結果、ノートンはフライと同じ花道を引き上げ、蝶野は高山、大谷晋二郎、田中将斗、関本大介、佐藤耕平と共に勝ち名乗りをあげ、退場して行った。
=試合後コメント=
蝶野「大会としては、初めての運営方式なんで楽しみです。各選手も自分の持ち味を出していると思うし……」
※ここでフライとノートンが蝶野たちを襲撃して乱闘になる
高山「テメェがミスして怒ってやがる。バカ野郎!(と吐き捨てて去る)」
蝶野「色んな意味で競い合えるような形になれば面白い。みんな、久しぶりの選手たちや、初めての選手たちと闘いをして、本当に色んな複雑な思いが(ある)。明日(25日)の昼と夜の興行と、そういう積み重ねの中で、短い時間だけど、選手同士でプロレスというもので繋がっている何かが理解し合えればね。俺はできるんじゃないかと思う。俺もそういう形で海外を回って来たし。だから、非常に感謝しています。こういう大会に参加させてもらって。非常に面白い。明日、楽しみにしててくれ」