大好評!ゲームデザイナーの野中大三さんによるプロレスコラム。今回は「福岡ドームへのビッグカムバック」
■『WRESTLING DONTAKU 2022』
5月1日(日) 15:00開場/17:00開始
福岡・福岡PayPayドーム
★チケット情報はコチラ!
★対戦カード情報はコチラ!
※「ロイヤルシート」は完売となりました
※野中大三さんのスペシャル待ち受けをNJPWスマホサイトでいますぐダウンロード!
■第43回「福岡ドームへのビッグカムバック」
みなさん、こんにちは。
コラム「ゲーム的プロレス論」の野中です。
新日本プロレスがーーー!
福岡ドームにーーー!
帰ってきたぜーーー!
と棚橋選手風に叫びたくなるくらいテンション高めでスタートした今回のゲーム的プロレス論は21年振りに福岡Paypayドームで開催する『WRESTLING DONTAKU 2022』について論じます!
毎年ゴールディンウィーク時期の恒例大会となっている同大会ですが、大会名が英語表記に戻ったのも久しぶりのことなんです!
初開催時を知るものとしては、英語表記の大会名にドーム開催、そして坂井永年先生の大会ポスターがそろうと『WRESTLING DONTAKU』が帰ってきたという大きな感動を覚えます。
93年の第一回目は今でも鮮明に覚えています。
何を隠そう僕は「博多どんたく祭り」より先に「レスリングどんたく」を知りました。
そんなプロレス少年だった僕は録画したVHSを擦り切れるまで見ましたし、週刊ゴングと週刊プロレスの別冊はそれこそ穴が開くまで読み返しました。
試合開始前にドームの屋根が締まる映像からはじまり、第一試合前に行われた全選手入場、ハルク・ホーガン、スティングといったアメリカンスーパースターの参戦、そしてなんといってもアントニオ猪木選手と天龍源一郎選手のマッチアップととんでもないワクワクがつまった歴史的な大会でした。
馳浩選手と藤原喜明選手の“究極の仕事人対決”という玄人好みのカードもありました。
第一回以降、2001年まで開催された福岡ドーム大会は数々の名勝負名場面を生んでくれました。往年のプロレスファンにとっては忘れることのない思い出がつまった会場、それが福岡ドームなのです。(あえて旧名称で書きました。)
今回の『WRESTLING DONTAKU 2022』は思い出のつまった大会場への帰還です。
これはまさしく“ビッグカムバック”であると言えます。
■ビッグカムバックはかつての熱狂があってこそ
ゲーム業界にもビッグカムバックといえる現象はあります。
2008年にスト2をブラッシュアップする世界観で登場した『ストリートファイターⅣ』や、2020年に待望もリメイク版として発売された『ファイナルファンタジーⅦ』は旧来のファンが「待ってました!」と大喝采を送ったビッグカムバックでした。最近だと昨年発売された『ポケットモンスターブリリアントダイヤモンド/シャイニングパール』や今年7月に発売となる、『ライブ・ア・ライブ』もビッグカムバックと言えるタイトルです。
続編なのかリマスターなのかは論点ではありません。
ビッグカムバックと呼べるか否かの指標は唯一つ。
それはファンが待ち望んでいた帰還なのか?という点のみです。
かつて熱狂を経験したファンがそこにいてこそ成立するビッグカムバック。
ビッグカムバックの使命は「かつての熱狂を取り戻す」ことに尽きるのです。
■ビッグカムバックの騎手となるのは?
『WRESTLING DONTAKU』の熱狂を取り戻す期待を背負ったメインイベントはオカダ選手と内藤選手によるIWGP世界ヘビー選手権になりました。
レスリングどんたく通算だとIWGPヘビー戦は14回行われて防衛が10回。
オカダ選手は6回のタイトル防衛戦を経験して、うち5回は防衛に成功しています。
『レスリングどんたく』はデータ上王者が有利と思えますが、会場が福岡ドームと状況は一変します。
なんと3回の王座戦が行われ、王座移動が2回も発生しているのです。
ドームに会場を移した点では挑戦者の内藤選手が有利、ということになりますね。
2022年の両選手の戦績も1勝1敗のイーブン。戦前の予想は真っ二つといったところではないでしょうか。
個人的にはドームツアーの復活を目指すことを公言する内藤選手の意地を見てみたいと思います。
さあ、新日本プロレスがいよいよ福岡Paypayドームに帰還します。
ビッグカムバックの旗手をなるのはオカダ選手か?それとも内藤選手か?
■『WRESTLING DONTAKU 2022』
5月1日(日) 15:00開場/17:00開始
福岡・福岡PayPayドーム
★チケット情報はコチラ!
★対戦カード情報はコチラ!
※「ロイヤルシート」は完売となりました
■野中大三(のなかだいぞう)
dotswreslerアーティスト、コラムニスト
プロレス観戦歴、ゲーム歴ともに38年。
プロレスラーをドット絵で表現するdotswrestlerをTwitterで公開中。
●Twitterアカウントはコチラ!
https://twitter.com/daizonnonaka
●棚橋弘至選手 BIG PIXEL Tシャツ好評発売中!
https://shop.njpw.co.jp/products/4298
●L・I・J 「dotswrestler」ver.3 Tシャツ好評発売中!
https://shop.njpw.co.jp/products/4305
●SANADA選手×dotswrestler Tシャツ好評発売中!
https://shop.njpw.co.jp/products/4251