タイガーマスクが野橋真実に完勝!/6月20日みちプロ後楽園大会試合結果
みちのくプロレス
「15周年記念ノスタルジックツアー」
6月20日(金)
東京・後楽園ホール
第5試合
○タイガーマスク
(11分03秒 タイガースープレックスホールド)
×野橋真実
=試合経過=
みちのくプロレスの15周年を記念する「ノスタルジックツアー」開幕戦。団体の垣根を越え、みちのくプロレスにゆかりのある超豪華な顔ぶれが勢ぞろい。タイガーは野橋とのシングル戦で第5試合に登場。
ゴング前、タイガーが普段通りに入場して来ると、野橋が奇襲攻撃。タイガーを場外に落とし、三角飛びプランチャで先制する。
リングに戻った野橋は、ヘッドドロップ、ヘッドバット、一本足頭突きで畳み掛けるが、カウンターのミドルキックで反撃したタイガーが、張り手、ドロップキック、チンロック、首4の字固め、キャメルクラッチで攻勢に転じる。
それでも野橋はカウンターのフライングエルボーで突破口を開き、エプロンに立つタイガーを延髄斬りで場外に落とし、念仏ケブラーダを敢行。リングに戻ると、串刺しエルボー、三角飛び低空ドロップキック、ダイビングヘッドバット、腕固めと、再び優位に立つ。
しかし、タイガーは突進して来た野橋をカウンターのローリングソバットでストップさせ、タイガードライバー。さらに、野橋の側頭部へ強烈なハイキックを見舞うと、得意の雪崩式ダブルアームスープレックスを狙う。
これをヘッドバットで阻止した野橋は、コーナー最上段から念仏ショルダータックルへ。だが、ドロップキックで迎撃したタイガーが、今度こそ雪崩式ダブルアームスープレックス。
対する野橋はドロップキックなどで食い下がるが、カウンターニーリフトを浴びて失速。タイガーが低空ローリングソバット、ムーンサルトダブルニー、ツームストンパイルドライバーと繋ぎ、最後はタイガースープレックスホールドで野橋を沈めた。
=試合後コメント=
タイガー「自分が試合していたころよりも、彼らの闘いのレベルは数段上がっているなと思いました。ただ、技を派手に見せるのはいいことだと思うけど、その前に勝たないといけない。必要な動きはして欲しいというのがありますね。僕は、野橋君を昔から素晴らしい選手だと思っていましたし、もっと勝ちにこだわったら怖いなと思いました。僕は今日、今の新日本プロレスの闘い、今のタイガーマスクというものを表現しただけ。僕はここでデビューさせてもらいました。本当に(15周年)おめでとうございます。野橋君に限らず、若い選手がどんどんみちのくプロレスを盛り上げている。もっと上を目指して、闘いのポテンシャルを上げて。僕たちも切磋琢磨して上がって行くし。素晴らしい闘いをすれば、どんどんお客さんもついて来るでしょう」