IWGP Jr.王者決定トーナメント出場選手決定!
6月18日夕刻、新日本プロレス本社・大会議室にて菅林直樹社長が記者会見を開き、参加選手同席のもと、「第54代IWGP Jr.ヘビー級王者決定トーナメント」の開催を発表した。
なお、先日の「BEST OF THE SUPER Jr.XV」で好成績を収めたタイガーマスク、金本浩二、田口隆祐、ジミー・レイヴら4選手が1回戦はシードとなる事、さらには負傷欠場中のプリンス・デヴィット選手が同トーナメントで復帰する事も併せて発表された。
=プリンス・デヴィット選手のコメント=
「すぐに2度目のチャンスをもらえて、凄くラッキー。『SUPER Jr.』では初戦で足を怪我してしまい、非常に残念でした。ただ、足の状態は日々回復しており、トーナメントには100パーセントの状態で出たいと思います。デヴィットは強い選手である事を新日本、そして全国のファンにお見せしたい」
=AKIRA選手のコメント=
「すぐに2度目のチャンスがきたというか、すぐに2度目の試練がやってきたというか、そんな感じです。キツイのは承知で、精一杯(頑張る)。体調も『(SUPER)Jr.』が終わったばっかで比較的調整しやすいところにある。ベストファイトをお見せしたい」
=獣神サンダー・ライガー選手のコメント=
「隣に社長さんがいるので、まずはグチを聞いてもらおうかと。Jr.のリーグ戦に優勝したらG1(CLIMAX)に出してやるみたいな副賞が付いていましたけど、じゃあヘビー級の選手はそれなりのトーナメントをやって出場が決まっているのかと。Jr.をなんだと思ってるんだ。そして、今回の井上(亘)の騒動。『優勝したから、ベルト返上してヘビー級に行きます』、ふざけんな! そんな、Jr.のベルトって軽いもんか? ベルトに対して凄くぞんざいな扱いを感じます。Jr.でずっとやってきたライガー、凄いムカついています。ベルトを獲りに行くという気持ちはみんな一緒だろうけど、そこは納得がいかない。その怒りをぶつけたい」
=金本浩二選手のコメント=
「ついこないだ、井上と(『SUPER Jr.』)決勝という場で当たって。そんなに時間経ってないんで複雑なんですけど、すぐに次に切り換えるという事が僕はできないので。やっぱり井上が返上して怒っている人もいるけど、俺は必ず獲らなあかんと、アイツの持っていたベルトを。だから、あと何日か時間があれば、自分はそっちに向かって走りますので。最高の試合をして、必ず奪いたいと思います」
=タイガーマスク選手のコメント=
「本来であれば井上亘をぶっ潰して、自分がベルトを獲りたかったのですけど。まぁ、返上という事で、悔しい思いでいっぱい。あとは『SUPER Jr.』で、自分が全勝で(ブロックを)通過したという事で、有利になるのかもしれないけど、僕にとっては一切無いです。みんな横一線だと思っている。ただ、このベルトを獲るという気持ちは誰よりも強い。今ここで約束します。必ず、このベルトを獲りに行きたいと思います」
=裕次郎選手のコメント=
「与えられたチャンスは必ずものにしたいと思います。ただ、先日ベルトを返上した井上選手、個人的に返上して正解だと思っています。なぜなら、ウチはヘビーよりもJr.の方が、レベルが高いから。以上です」
=内藤哲也選手のコメント=
「1回戦の対戦相手が裕次郎選手。このトーナメント表を見て、非常に嬉しく思いました。1番対戦したい選手だったので。俺の中で今回のトーナメントとか、勝ったらベルトを巻けるとか、そういうのは頭に無いです。1回戦の裕次郎戦しか頭に無いです。勝ってから、先の事を考えたいと思います」
=記者団との質疑応答の模様=
–内藤選手とのNO LIMIT対決については?
裕次郎「凄い楽しみです。気持ちは内藤と同じだと思う」
–ライガー選手が怒りのコメントを出したが?
菅林「思われている事は十分お聞きしましたので。あとは選手の皆さんの憤りや怒りをリング上でぶつけて欲しいと思います」
–パートナーである井上選手のヘビー級転向については?
金本「そういうややこしい質問はちょっと大変ですけど(苦笑)。試合が終わってからアイツの思いを聞いたんですよ。プロレスという世界に入ったから、Jr.とヘビー、全てを経験してみたいちゅうのを。アイツが試したいのならば、やってもいいと思う。僕は新日本のJr.、ここが1番最高だと思っているので、イマイチ僕の中では? ですけど。アイツの気持ちも分かります。ヘビーに何処まで通用していけるか? それをゆっくり目指してもらいたい。俺は俺でJr.で頑張るから、という感じですね」
–田口選手とはブロック1位通過同士の対戦だが?
タイガー「もう『SUPER Jr.』は僕の中では終わっていますので、横一線だと思います。ただ、田口に関してはやはり、彼がチャンピオンの時に僕は負けてますので、あの時の自分では無いというのを教えたい。まぁ、ベルトが欲しいという思いは誰よりも強い。まず試合を見てください」
「NEW JAPAN TRILL」
7月5日(土)
静岡・ツインメッセ静岡
18:00試合開始
7月6日(日)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始
7月7日(月)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始
7月8日(火)
東京・後楽園ホール
18:30試合開始