ライガーが5人に増殖!?/6月17日鈴木みのるデビュー20周年興行「風になれ」試合結果(1)
「風になれ〜SUZUKI MINORU 20×2th Birthday Party〜」
6月17日(火)
東京・後楽園ホール
第1試合
30分1本勝負
タッグマッチ
○獣神サンダー・冨宅イガー
獣神サンダー・ライガー
(10分37秒 アキレス腱固め)
×獣神サンダー・菊イガー
獣神サンダー・メカマミー
=試合経過=
かつて、新日本プロレスにも所属していた鈴木みのる(パンクラスMISSION所属)のデビュー20周年&40歳のバースデー(6月17日が誕生日)を記念して開催された「風になれ」。この大会に獣神サンダー・ライガーと内藤哲也が特別参戦した。
ライガーは第1試合に登場。会場に「怒りの獣神」が流れると、なんと5人のライガーがリングイン! パートナーの冨宅飛駈が“獣神サンダー・冨宅イガー”、対戦相手のメカマミーが“獣神サンダー・メカマミー”、菊タローが“獣神サンダー・菊イガー”、そして、レフェリーの和田良覚(りょうがく)も“獣神サンダー・良ガー”に扮装したため、リング上は“獣神だらけ”になった。
ライガーは、菊イガーとのチョップ合戦を軽々と制する。だが、菊イガーも串刺しランニング掌底で応戦。そして、ブルドッキングヘッドロックを狙うが、自分だけ吹っ飛んでしまい自爆。ライガーは「これが本物じゃ!」と叫びながら、本家の串刺しランニング掌底をお見舞いする。
しかし、菊イガーはドラゴンスクリューを突破口に、シャイニング菊ザードで反撃。そして、ムーンサルトプレスでダイブするが、落下地点が大幅にズレていたため自爆。
その後、ライガーは、メカマミーが放ったメカフィスト(ロケットパンチ)ならぬ“メカ掌底”を菊イガーへ誤爆させる。そして、転がっていたメカ掌底を手に装着。菊イガーにクリーンヒットさせると、コーナー最上段に乗ってダイブ技を狙う。ところが、ここで冨宅イガーがリングイン。菊イガーにアキレス腱固めを極め、ギブアップを奪った。
冨宅イガーにおいしいところを持っていかれたライガーは、コーナー最上段でただあ然とするしかなかった……。
=試合後コメント=
ライガー「鈴木とはね、ヤツが新日本の頃から色々と関係があるし。僕が一度だけパンクラスのリングに上がったときの相手も鈴木だった(2002年11月30日横浜文化体育館)。20年(周年)、おめでとうございます。ということなんですけど……空気読めよ、お前(苦笑)」
冨宅イガー「しっかり読んでるじゃないですか」
ライガー「読んでた? 難しいわ(笑)。勉強になりました」
冨宅イガー「おかしくないですよ。グラウンドで関節を極めれば、一発で極まるんですから。(鈴木に対して)おめでとうございます」